つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

挑戦

2011年06月20日 | 子育て

長男の夢は「サッカーの指導者」

彼はサッカーが大好きで、小学校に入りサッカー少年団に入った。初めは結構いい線いっていたのだが、そのうち“?”になっていった。それでも彼の“サッカーが好き”という気持ちに変わりはなく、高校受験を迎え「将来の道は・・・?」と尋ねると「サッカーの指導者!」とはっきり言うようになった。「僕はうまくプレーすることはできないけれど、よく観てるからどこがどうだかよくわかる」
理由はいたって単純だったようだ、選手としては望みがないけれど“サッカーが好き”だからサッカーの側にいるにはどうしたらよいか・・・それだけだったようだ。その夢のために彼は教員の道を選んだ。高校サッカーの指導者になって、全国大会に挑むようなチームを作る。(ここから先は私の妄想:::そのチームからJリーグで活躍するような選手が育ち、プレミアリーグにも行くようになる。サッカーでいい選手を探すなら息子のところに行けと言われるようになる・・・うしし~~)

その息子、入った大学が小学校教員免許取得が卒業必須要件のため、今日から教育実習に通う。
「給食費が払えないよ」と2・3日前にメールがあった。そうか、給食食べるんだあ~~
さらに「父の日だから・・・」と昨夜電話があったが、旦那に変わろうとするといいと言って、今日からの実習への不安を口にした。

「僕はね、やっぱり、小学生は好きじゃないんだよね(私・そういう気持ちは必ず子ども見抜くから、忘れるほど目の前のことに集中しなさい!)・・・中休みあるんだよ(私・中学校に入った時、中休みがないって文句いっただろうに・・・?)遊ばなきゃいけない。4年生担当なんだけれどさ・・・なんかあると親がクレームよこすっていうから・・・ま、おれは母のおかげでだいぶ慣れているけれど(私・どういう意味じゃ!?あんたが面倒起こさなければ、私だってモンスターペアレントにはならないんじゃ!)授業はなんとかなりそうだけれど、ストイックに指導されるんだって!・・・(私・甘やかされて、後で痛い目にあうより何ぼもいいだろう!)自己紹介文書かなくちゃ(*付属小学校に行くため実習生は同じ大学出身になるので、特色をどう出したらよいか困ったようだ・・・・道産子を売りにしろ!「手袋は履くもの」「雪投げして」「橇引っ張って買い物して」「熊が出る」で間違いない!)起きられるかな?電話くれる?(私・携帯鳴らすけれど、とるんだよ!)・・・・・・・・・・・・」

この調子で小一時間ほど話した。最後に「風呂入って、早めに布団はいって、あんまり考えないで寝る!それが一番いいよ!」で終わった。いいんじゃないかな、これぐらい心配して、これぐらい緊張して、それで実習に向かう。わが息子ながら好感を持った。
今までは、実習生を受け入れる経験しかしてこなかった。ああでもないこうでもないと、若い学生さんをぴいちくぱあちく評論していた。今、息子がその立場になった時、私が無責任にうわさした学生さん達の後ろに、今の私と同じようにハラハラドキドキと見守った親業大先輩の親御さんたちがいたんだなあと赤面してしまう。その立場に立たないとなにも本当には理解しないと身にしみる。

今朝携帯を鳴らすと、はっきりとした声で出た。「ありがとう!起きてた」
彼の人生でも、はっきりと振り返ることができる時間が始まった。いい経験ができるといい。

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お誘い・・・

2011年06月19日 | 日記

娘がにこにこしながら寄って来た。手には一昨日届いた“嵐”のコンサートの案内葉書が握られている。

「お母さん、おーちゃん一緒に会いに行く?」

昨年は、友人と二人で出掛けたコンサート。毎年“嵐”は秋に札幌に来ていた。そのため大学受験を控えた娘はあきらめていたが、今年に限って7月末にコンサートを開くという。
「これだけ行かせて、後は頑張るから!」と懇願された。当然、仲よしと行くのだろうと思っていたら
「今年ライブは一回だけってお母さんと約束したんだって、○○のに行っちゃったから嵐には行けないの」というどこも受験生の事情があった。

だが、おかげで何十年ぶりでアイドルのコンサートに行けるかもしれない。ちょっとうれしい!ラストJKの娘のおかげでなかなかの楽しみができた。頑張って黄色い声援を送りつづけられるように、少し体力増強に努めなければいけません!

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それは・・・

2011年06月18日 | 世の中で起こったこと

福島原発の周辺住民に定期健診を…被団協が要請

旦那さんの学生時代の友人が、南相馬市に住んでいた。初めは安否も分からず心配したが、駄目もとで送った往復はがきに返信があった。ほっとした。生鮮野菜が手に入りにくいというニュースを聞いて、旬に入ったアスパラを送った。旬の野菜は力がある。その力にあやかって大変な毎日を無事に送ってほしいと願った。その友人から電話があった。

元気な力のある声に安心したが、語られた福島の事実には呆然としてしまう。

友人の家は原発から20キロ圏内にあったという。「もう、おれの生きている限り戻って住むということは望めないだろう」という。生活の立て直しをしなければならないから、お姉さんの暮らす北海道への移住を考えているという。同じ雪国だが、それでも福島は温暖に感じるだろう。それより何より「福島の人間はモルモットだ!」と吐き捨てるように言った言葉に衝撃を受けた。原子力の人体への健康被害が今後どのように出るか、生きた実験材料だというのだ。それは・・・と絶句してしまった。ある意味、それは真実だと感じた。

福島の人たちのための定期検診ではなく、誰か他の物や、他の力のための、どこかの国の豊かさのための、定期健診かもしれない・・・。

それは、哀しい。

癌の治療は、死んだ方がましだと思えるほどつらいものが多い。なんで、こんなことになっちゃったんだろう・・・。原発だってなんだって、皆が笑って暮らしいけるようにと選んだはずだったのに、どこで道が違ったのだろう。

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ガールズトーク・・・おばさんたちのランチタイム7

2011年06月17日 | 日記

公開秘密結社 あじと2というお店のことを書いたブログを読み一度ランチを味わいたいと思っていた。初めは恐る恐る旦那に話した。だが、どうも旦那と改めてランチに出かけるという習慣がなく、いつまでたってもの絵に描いた餅に旦那は見捨て、ランチ友達に声をかけた。上の子どもたちのママ友二人・・・Wは長男が幼稚園の時から、Kは次女が幼稚園の時に一緒だった。それぞれの他のお子さん同士が同級生で、なんとなく三人で集まるようになった。

Kは、私に病気が見つかった同じ時期に乳がんが見つかり、まったく同じ時期に手術を受け、同じような時期に化学療法を受けている。一番苦しい時に本当に「同志」だった。幸いに今では二人ともとりあえず心配ない状況になっている。三か月に一度、半年に一度、ランチを楽しむようになってから起こったことにWは心を痛めてくれた。

Kの上のお子さんはひどいアレルギーで、赤ん坊の頃から生き死にの戦いを繰り返していた。それもあってか学校では仲間外れにされることも多かった。Wは私と同じ子だくさん。男の子ばかり4人いる。その次男とうちの長男は長い付き合いだったのだが、中学校に入っていじめにあい学校を代った。三男はアレルギーに苦しみ、末っ子は体質も弱かったのだろうが、気持ちが優しいお子さんで中学で不登校になった。幸い半年ほどで学校に戻ることができたが、子育てに苦労がついて回った二人だ。今も心配はつきない。それでも、ランチをして笑っている。

立派なことなどいい、笑っていてくれれば・・・彼女たちがよく口にする。本当にそれで十分なんだ。

 

日替わり定食が今日は“ごーや”で、ちょっと自信がなかったので、Bセットの“キーマカレー”にしてみました。
ご飯は3種類の中から選ぶことができます。これでドリンクがついて950円。

200円足すとデザートが付くということで、

手作りのアイスクリームケーキ・・・リキュールがきいてとてもおいしかった。
旦那に自慢げに写メを送った。すぐ「次はおれも行く」と返信があった。旦那と一緒ならごーやも行けそうだ。次は日替わり定食にチャレンジしよう。

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神輿が行く

2011年06月16日 | 日記

あまり有名ではないが、北海道の夏のお祭りに“北海道神宮例大祭”がある。

今日はその“札幌まつり”最後を飾る、“神輿渡御”が行われた。今年は私の住む祭典区が神輿の当番に当たっている。そのため、ぴーひゃらどんどんどんと、地域をゆっくりと回って行った。

http://www.youtube.com/watch?v=Lg72Z7NmNzU

 

 

 

保育園や幼稚園の子どもたち、最後は小学生も先生に引率されて歩道で手を振っていた。

お手伝いの話を聞くとすんごく大変なようだが、こうやって行列を見ると、やっぱり 「祭りだ!祭りだ!」 と心が浮き立って楽しい!
末っ子、中島公園の出店に行くと言いだすだろうか・・・。 夜はこむべな・・・ふー。

娘はテストが終わったこともあり朝 「学校の帰りにお祭りいってくる!」と宣言して出かけて行った。制服でお祭り・・・札幌ならでは、かな?

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