来週、初めての定期テストがある末っ子。学習予定表なるものを作り、これぐらいの点数をとるぞと目標も決めて机に向かっている・・・ようだ。
「お母さん、これ一緒にやろう」と持ってきたのは数学の宿題プリント。提出は火曜日になっている。
常々、中学に入ったら母に勉強を教えてもらえると思わないでくれと言ってあるが、あいにくと娘の定期テストは今週から、志望校に一歩力が及んでいない娘はなんとかしたいと頑張っている。その娘の相手を英語だけはなんとかなる旦那がしている。やむなく末っ子は、私に聞きに来たようだ。私にきちんと教えられるか、ちょっと困ったなあと思いながら内容をみたら“魔方陣”だった。
ようは“ナンプレ”というやつ。“三方陣”から始まっているがそこは学校の勉強だから、次の段階は“正の数”“負の数”を使ったもの。それから“分数”を使ったもの・・・と進んでいく。最後に何も数字の入っていない“四方陣”なのだが、最後のこの問題でギブアップしてしまった。
“ナンプレ”であれば根気よく数字を当てはめていけばいいのだが、これは数学の問題。きちんとした理屈があるはず。根っから理系拒否の私の頭では、その理屈を見つけだし説明することができなかった。娘の方が一段落した旦那を捕まえプリントを渡す。ところが、旦那も残念なことに文系・・・三人額を寄せて考え込んでしまった。最後の手段でPCを使って検索した。http://www.ne.jp/asahi/suzuki/hp/houjin3.htm だが、方法は分かったが理論は理解できなかった。
ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」で主人公のタエ子ちゃんが、小学校5年生の時に分数の割り算に納得いかずテストで酷い点数をとってしまう場面がある。まさにそれだ。私も分数の割り算は理屈はわからず、方法を覚えて乗り越えたタイプ。大人になった今、ゆっくり考えて理解できるようになった。
魔方陣・・・分数の割り算と同じだ!・・・とりあえず、末っ子にはPCで検索した数字をうつさせ、正直に先生に話して説明を受けてくるように言った。先生はどうやって子どもに教えるのだろう・・・それが楽しみだ。