つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

テレビドラマの効能

2014年02月04日 | 世の中で起こったこと

児童養護施設を舞台にした「明日、ママがいない」という日テレのドラマが話題を呼んでいる。

私は、どうも子役が主役のドラマが好きでないので、初めから視聴者の枠の中に入っていない。

どうやら製作者側の配慮が足りなかったがために、おこった騒動のようだ。

関係諸団体からの抗議に、製作者側は内容を改善するということで、最後までの放映を進めているようだ。

 

新聞でも雑誌でも出てこないのだが、主人公につけられたあだ名をまねて

現実に「ポスト」と呼ばれて傷ついているお子さんがいるそうだ。

呼ばれた子も災難だが、呼んでしまった子も

 

申し訳ないです。どうしたわけかここまででアップしてしまったようです。

なんとまあ中途半端な、素人のやることはこれだから・・・。

 

何が言いたかったかというと、養護施設の子もそうでない子にも余計なトラブルの種をまいたということを

テレビを作る人の意識が足りないということなんです。

テレビが無くても問題は起こるから、それはそれで仕方がないのですが、

「視聴率欲しさ」「話題作り」要は「金儲け」が透けて見えちゃったところが、どんなに言い訳してもだめなところかな。

最後まで見てくれればわかる・・・て、何か月先の話かな?それまで毎週見ろとおっしゃるのは、

あまりに手前勝手じゃございませんかしら?

見てもいないのにごめんなさいだわね。

どう考えても、子役でみせようというのは大人のやることではないわね。

とにかく、子どもをこういうことに使ってはダメだわ。

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新しいもの

2014年02月03日 | 徒然に、

能書きをこねくり回す記事が続いてしまった…反省。

 

この一文はそうではないように・・・

我が家では、夕食の後片付けを旦那と子どもたちでやることになっている。

子どもが大勢いたときには順繰りにお休みもまわってきたが、

子ども一人に旦那だけではお休みは来ない。

「あっ」と声がしたと思ったら、がつっと鈍い音がした。

手の泡を吹きながら旦那が「母のお茶碗やっちゃったよ」

我が家のフローリングは、遮音性に優れたものでふわふわしているため上手に落とすと食器も無事だが、

思いっきり飛んだらしく、きれいに割れていた。

塾からまだ戻っていなかった末っ子の何か身代りになってくれたのだろうと、夫婦で納得。

何年振りかで自分の茶碗を新調することにした。

たまたま近所のスーパーで陶器の特別店が出ていて、ちょっと目についたものがあった。

うーむ、ちょっと子どもじみているかなと思いながらも、えいやっと買ってしまった。

それが、これです。

表側で、

 

裏側。

内側がこうなっている。

 

娘がいたら何を言われただろうと思うが、気に入ってしまった。

この内側の子が最高なんです。

使ってみてわかったのですが、当然ですがご飯をよそおうとこの内側のにゃんこは見えなくなります。

少しずつ姿を見せ、最後に全部食べると「にや」と出てくるような感じなんです。

少しごはんが残っているときも、ごはんを抱えてこの子が食べているように見え、

食べているときに「うふ」と思えちゃう。

うーむ、ごはんが楽しみ! 

旦那に言ったら「俺は犬のがあったらな」と言われた。

あるかなあ~??

 

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裏をとる

2014年02月03日 | 徒然に、

何のこっちゃと思われるだろう。

ジャーナリストの世界は、これが何より大切だということ。

うちの旦那様、今は北の大地でしがないフリーター家業だが、

若いころは大いに野望をもって週刊誌の記者をやっていたことがある。

その旦那曰く「裏をとるというのが、俺のころでは当たり前のことだったんだけれどな」

Aという取材をしてBという情報が手に入ったら、それが確かなことかCに取材しに行くのだそうだ。

それをしないと伝聞ということで、よくある「○○氏の言」と断り書きのあるものになるのだそうだ。

間違っているかもしれません て自分で言い訳しているんだって。

これはとても恥ずかしい記事のありようで、スクープにはどうしたってならない。

1月末の朝日新聞 池上彰さんがこのことについて書いていた。

このたびの都知事選で自分の発言が誤った意味合いで使われているが、それに対して取材された覚えがないのだそうだ。

それを読んで、記者の質が落ちていると旦那は言う。

私もそれは感じている。

文章能力が落ちていると感じる場面などは、新聞雑誌テレビ枚挙にいとまがない。

テレビに至っては、何言っているのか意味が通じない文章を平気で読み上げているアナウンサーに腹が立つときがある。

「こんなものは読めない」そんな最後の砦でいる気持ちの人なんて、いないんだろうなあと感じている。

またまた旦那曰く、旦那がそんな仕事をしていたころは、印刷屋の活版組む職人さんが一番怖かったそうだ。

下手なゲラを回すと突っ返されたそうだ。

今はPCのファイルで全部回っていくから、そういうことがなくなっているんだろう。

だが、それと、事実の確認はまた違うんだけれど…。

 

旦那の仕事の場面で、こんな経験がある。

昔昔、北海道在住の高名な作曲家の方の対談の仕事をしたことがある。

録音したものを文字に起こし、そこから載せられる文字量にまとめていった。

当然だが、内容に間違いがないか、載せることに関してはすべて確認を取った。

中で一つ、この方がある賞を取られたことを話されていた。

ほかの媒体でも同じ内容になっていることを確認し、旦那はそのまま回した。

多忙を理由に校正は事務所の方がしてくださり、最後の最後にあとは印刷するだけのところで、

その作曲家さんから待ったがかかった。

賞が間違っているというのだ。

旦那が参考にした物も、あとから間違いに気づきクレームをあげたのだそうだ。

旦那ごとながら、その時は私もそばで心臓がキリキリと音がした。

刷り直しとなると、印刷屋さんに多大の負担をかける。それはそれで仕方がないことだが、今後の仕事を回してもらえるかどうか・・・

一度こういう失敗をしたら、やっぱり難しくなるだろう…出るのはため息ばかりだった。

どうしてそうなったのか、録音したものをすべて聞き直したところ、対談の中でご本人が確かにそういう内容で話されていた。

それでも旦那は言った「俺が賞の団体に確認をすればよかったんだ。あんな物で確認せずに」

意を決して、菓子折りを持って印刷屋さんと並んで謝りに行った。

だが、やはりことをなされた方というのは違うと思う結果が待っていた。

一通りの説明を聞き、対談の録音を二回聞き、「僕が言っているね」と言って不問に付してくださった。

その本は誤植訂正の紙が挟まれ、第二刷が刷られた時には直しが入った。

うちの旦那がかかわる仕事は、フリーペーパーに近いものが多い。

だが、そこでもライターさんたちは日々間違いがないように努力を積み上げている。

それがプロの仕事だから、と、旦那だけでなくみなさん言われる。

 

さて、私も含めて、一億総編集者で、ライターで、カメラマンで、こんな世の中になるとはジャーナリストたちも

想像してもいなかっただろう。

発信する、アマチュアだから許されることも、お金をもらうプロはそれではいけないのだろう。

やっぱりそういうもんだと思う。

 

さてもさても、産経新聞は池上彰さんのところに連絡をとったのだろうか?

 

 

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うーむむむ

2014年02月02日 | 子育て

どうしたもんかなあ・・・・・・?

今日の朝日新聞声欄に“新幹線に子連れ優先席ほしい”というものが載っていた。

心臓病を抱える一歳のお子さんを連れて毎月一回、新幹線を利用されているお母さんの投稿。

自由席を利用されているようだが座れることが無いようだ。

1月29日付ハフポスト“境治 赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない”という記事から、

新幹線自由席に子連れ優先席があれば楽になると考えられたようだ。

 

子育ての苦労は生半可なものではなく、

まして病気を持ったお子さんとなれば、その苦労はいかばかりだろう。

だがだからと言って、もろ手を挙げて賛成できないのはどうしてなんだろうと考え込んでしまった。

私は無理解な世間と同じなんだろうか?

朝日新聞が掲載OKと考えたからには、ある程度こういう要望があって、

こういう制度があってもいいとする考え方があるのだろう。だが、どうも、私は受け入れられない。

厳密にいうと、境治さんという人が言っていることも少し的がずれているように感じている。

真意は測りかねるが、多分、

境さんが言われようとしていることは、社会で新しい世代の育ちを応援しましょうということだろう。

それはルールを作りましょうというのではなく、

おおらかに「子育て」を受け入れましょうということではないのだろうか?

いたわられるべきは「子育て世代」ばかりではないのだから。

いろいろな事情で助けが必要な人に、手を差し伸べられる社会でありましょうと言っているのではなかろうか?

そして私が思うに、ルールがどうであれ、そこに助けてほしい人がいて、

できるのであれば・・・ルールを守ることよりもたすけることを優先するべきことだろう。

 

 

昨年3月、北海道では猛吹雪によって死者が出た。

その時、携帯会社に位置情報の問い合わせをしたが、

個人情報保護法のため警察からの依頼でなければ教えられないと断ったのだそうだ。

法律の使い方としては間違っていない。誰もこのことで罰せられるものはいない。

でも、私はあの時感じた。人の命がかかっているときに、だれか一人でもその法律をまげて、

場所を教えようとした人はいなかったのか・・・と。

たら、れば、もしや・・・はないが、考えないでもない。

 

ルールとは、何か?

 

人が穏やかに暮らしていけるための約束。

だが、時にルールを守るためのルールになっていないだろうか?

 

その場、その場で、みんなが納得すれば、納得させることができれば、

ルールなんてあってなきがごとしでいいと思う。

臨機応変、みんなが穏やかな気分で過ごせるほうが、ルールを守ることよりも優先されてしかるべきだと思う。

「あの場はあれが一番だった」とみんなが了解できる。

それでいいに決まっている。

その上で、もめないためのルール作りだったはず。

そういうルールは最低限必要だと思う。

 

そしてもう少しいえば、

あえて通勤時間帯に、月に一回新幹線に乗らなければならないようなお子さんは、日本全国探してもそうはいないだろう。

そのわずかなお子さんのためにルールを作るよりは、

その子の周りの人間が、その親子のために融通する空気がある方が何倍も子育てしやすい国に決まっている。

 それでもごり押しするほど席が欲しい状況なら、やっぱりそれはいくら費用がかさんでも指定席を取るべきだろう。

 

と、ここら辺まで考えが進んで来たら、この親子は実在するのかと疑問が起こってきたのだ。

だって、心臓になんらかの不具合のある1歳の子ども連れが、

月に一回病院に検査に向かうのに、指定席もとらずに通勤時間に自由席で動くだろうか?

これは、母親としては、ちょっと?だ。お母さんの年齢はアラフォーだ。

まず、私が親ならば、子どもに負担がかからないゆったりと動ける時間に病院の予約をとるだろうし、

どうしても朝動くのであれば、指定席は必須だろう。

1歳の子どもなんだよね・・・・歩きとおせるわけでもない子ども。

もしや、この投稿は、朝日新聞の作り事なのではないだろうか・・・と勘繰りたくなってきてしまったのだ。

NHKのあのいやらしい会長のこともある。

この頃のジャーナリストは、どうも、世の中を馬鹿にしているところがあるようだ。

信頼   揺らいでいるなあ。

そう考えたら、声欄の投稿の信ぴょう性というのは、どこに言質されているのだろう。

 

反面、ベビーカーで我が物顔に混んだ電車に乗り入れてくる、傍若無人の親子連れの様子も浮かんできた。

当事者でないと計り知れない事情というものもあるのだろう。

いろいろな妄想が浮かんできてしまった。

くわばらくわばら、下手に口出ししてはやっぱりいけないのだ。

 

子育ては大変だけれど、助けを頼むと見ず知らずの人でも案外助けてくれるもんだ。

若い世代に言いたいな、「あんまりカリカリせずに子育てしてほしい」と。

 

 

 

 

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1月の本

2014年02月01日 | 本・・・

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5299ページ
ナイス数:22ナイス

秋山好古―明治陸軍屈指の名将 (PHP文庫)秋山好古―明治陸軍屈指の名将 (PHP文庫)
読了日:1月31日 著者:野村敏雄
GIANT KILLING(30) (モーニングKC)GIANT KILLING(30) (モーニングKC)感想
ああ、すごいな。スポーツ漫画がこんな繊細なことを表現するようになったんだ。素晴らしいことだと思う。サッカーというスポーツの持つ魅力とともに、この漫画も、漫画らしい魅力があると思う。
読了日:1月30日 著者:ツジトモ
何者何者感想
ツイッターもフェイスブックもやらない私には、ツイートを使って表現される個所に心が寄り添わなかった。SNSを自在に扱う年代であれば問題がないのだろう。そういう私の不足を差し引いても、もう少し何かが欲しかった。新しい世代の抱える複雑な問題。着目点は面白かった。
読了日:1月29日 著者:朝井リョウ
子どもに迷惑かけたくなければ相続の準備は自分でしなさい子どもに迷惑かけたくなければ相続の準備は自分でしなさい
読了日:1月26日 著者:五十嵐明彦
続・鉄バカ日記 (メディアワークス文庫)続・鉄バカ日記 (メディアワークス文庫)
読了日:1月25日 著者:安彦薫
そんでよし! 1 (ビッグコミックス)そんでよし! 1 (ビッグコミックス)
読了日:1月24日 著者:石塚真一
東京チェックイン~石塚真一短編集 (ビッグコミックススペシャル)東京チェックイン~石塚真一短編集 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:1月24日 著者:石塚真一
チーム (実業之日本社文庫)チーム (実業之日本社文庫)
読了日:1月22日 著者:堂場瞬一
クマさんの四季クマさんの四季
読了日:1月22日 著者:和田慎二
三匹のおっさん三匹のおっさん
読了日:1月21日 著者:有川浩
大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)
読了日:1月19日 著者:中谷彰宏
ラストダンス (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)ラストダンス (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)
読了日:1月19日 著者:堂場瞬一
ミス・ジャッジ (実業之日本社文庫)ミス・ジャッジ (実業之日本社文庫)
読了日:1月17日 著者:堂場瞬一
いねむり先生 コミック 1-3巻セット (ヤングジャンプコミックス)いねむり先生 コミック 1-3巻セット (ヤングジャンプコミックス)
読了日:1月14日 著者:能條純一
オレたち花のバブル組 (文春文庫)オレたち花のバブル組 (文春文庫)
読了日:1月13日 著者:池井戸潤
銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 10 (少年サンデーコミックス)
読了日:1月12日 著者:荒川弘
オレたちバブル入行組 (文春文庫)オレたちバブル入行組 (文春文庫)
読了日:1月10日 著者:池井戸潤
ルドルフとスノーホワイト (児童文学創作シリーズ)ルドルフとスノーホワイト (児童文学創作シリーズ)
読了日:1月9日 著者:斉藤洋,杉浦範茂
芸人の嫁になりました。芸人の嫁になりました。
読了日:1月7日 著者:カキウチユウコ

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