つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

仕事を、

2014年07月18日 | 日記

先延ばしにしていた「お仕事再開」に、変化が訪れた。

ぐずぐずと事務所に連絡を入れられないでいた私。

お仕事・・・・・ヘルパーという仕事は「気遣い」が商品。

技能も必要だが、何より心配りが一番必要なもの。

人に寄り添う・・・これがなんとも難しい仕事だ。

昨年お休みをいただく前は、私はどれほど通っても“緊張の嵐”だった。

きりきりぴりぴり、終わって玄関のドアを閉めると、本当にほっとした。

その緊張がつらくて、でもここでやめるという決断もできずにずるずるとしていた。

 

そんな子どもっぽい状況にいた私に事務所から先月半ばに

「どんな具合だい?」 と電話をもらった。

申し訳なくて火が出るほどだった。

自分から連絡しなかったことに、もうこれはやめたほうがいいと決め、話をしに飛んで行った。

春先に受けた人間ドッグで、あっちこっち要検、精検がつき、

いろいろ思うように体が動かない“感じ”がしていたことも大きかった。

それも含めて話をした。

いろいろ経緯を話したら、話を聞いてくれた主任が呑み込むように

 

「週に三日くらいでいいから、仕事しないかい?

家に引っ込んでいるから、いけないと思うよ。

あなたが帰ってきたかい?と言っている人もいるんだから、ぼちぼちやってみようよ。

ダメだったら、その時やめればいいじゃない?」

 

経験もそれほどあるわけでなく、それほど能力にたけているわけでなく、

何よりもまず年齢で落とされる年ごろになって、

そんな働き方でも許されるありがたさに感謝しかない・・と思った。

再開できないと思った気持ちと同じくらい、

ここでやめたら、来年の今頃はなんでやめただろうと絶対に後悔するとも思っていた。

なのでその言葉に甘えて、ゆっくり、少しずつ、休み休み仕事を再開した。

 

そして、改めて再開したら・・・・・ちょっと自分の変化に驚いている。

そのことは、また別に更新しようと思う。

 

 

 

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猫の話

2014年07月14日 | 世の中で起こったこと

たまたまネットで知り合った人がいる。

知り合ったというのは、ちょっと違う。私が彼女のブログにコメントを残したら、お返事が来て、

それからなんとなくやり取りがある。

彼女は、犬や猫の保護活動をしている。とてもとても忙しくしている。

是非はともかくとして、命を全うさせようと奮闘している人だ。

 

その彼女から近頃おきた大事件を聞いた。

お年寄りが多頭飼いしている猫が増えすぎて、近隣に迷惑をかけるようになり強制退去命令がでたため、

このままでは殺処分になってしまうのでボランティアグループが動いた。

当初の連絡では20匹ということだったのが行ってみたら、いるわいるわ全部で80匹。

一つの団体では引き受けられる数ではないため、急きょあちこちの保護団体、グループ、

個人ボランティアに連絡が回ったようだ。

健康な仔であれば里親を探すことも可能だろうが、そういう状況にいたため、

状況の悪い仔がかなりの数いたという。

 

飼い主の女性は、年金生活者。

ご主人が生きておられたときは二人分の年金が入り、猫の面倒もしっかりと見ていたようだが、

亡くなって年金も減り、とても猫の不妊手術までは手が回らずあれよあれよと増えていったらしい。

「餌代だけで大変だった」 ということ。

だが、80匹の猫のために集まった“若い”有志たちは、複雑な思いだったようだ。

猫を保護するためのケージ、搬送するための車、水やエサも必要になり、

車を出せばガソリン代がかかり、場所によっては高速代も必要になる。

猫たちが暑さにまいっているから、車のクーラーをガンガンにかけ、

とりあえず動物病院にかかるのだが、検査代や治療費もかかる。

これがほとんど持ち出しになるらしい。

まだ二十代の彼女が言うのです。

猫のためだからいいのですが…、私は自分のときにはもらえないであろう年金を今の受給者のために支払いながら

自分で稼いだ給料でガソリン代を払って、年金受給者である飼い主さんを搬送しているんです」

罵倒したかっただろう・・・・。

 

猫や犬に不妊治療を施すことに賛否両論があるのは理解できる。

大きな地球という単位で見たときに、どうなんだろうと思う。

思うが、80匹のネコのうち重大な病気を発症しているものがかなりの数いたと聞くと、

その猫の飼い方には間違いがあったと、はっきり言える。

私も子どもが巣立ったら、そういう不遇な犬か猫をもらって一緒に暮らそうと旦那と話をしていた。

だが、そういう会のHPを観ていて、現実は厳しいとわかった。

私たち夫婦はもう年齢が高すぎて、次世代の保証人なしでは貰い受けることができないのだ。

(その団体によりますが、55歳以上、60歳以上は・・という項目があるものがあります)

年を取るということはそういうことで、若い時と同じ気分でやってはいけないのだと、

己を戒めている。

 

80匹のネコちゃんたちは、血液検査を受け、病気の有無を確認し、不妊治療を受け、

里親探しが始まっているそうです。

穏やかな暮らしを手に入れる猫ちゃんが、たくさんいますように・・・

そればかりを祈っている。

 

 

 


 

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学校祭

2014年07月13日 | 子育て

台風の影響が心配された末っ子の学校祭。

初日に雨で、グラウンドで催されるクラスパフォーマンスが体育館に変更となり、

保護者の観覧が中止になっただけで滞りなく行われた。

今回は最後のPTAだと思い、年度初めに担任の先生から委員依頼の電話があったときに引き受けた。

それもあってPTAで販売するうどん食堂の手伝いに行った。

末っ子が世話になっているこの学校。学校の雰囲気もいいが、PTAの雰囲気も格段にいい。

おおらかで、細かいところにピリピリしていない。

だから、あれやこれやどうなんだろうと思って始めた手伝いだったが、始まったら楽しく時間が過ぎた。

 

高等学校を無事に卒業できなかった娘の時のことを考えると、

この学校の雰囲気、PTAの雰囲気というのが実に大事だと感じている。

多少勉強がお粗末でも、部活動で秀でた成績が残せなくても、

そこにいるみんなで「いい時間」を過ごせれば、それでいい。

のんびりとしたところのある末っ子にはこの学校、とてもあっているように思う。

校舎のどん詰まりの空き教室を利用して設けられている「囲碁将棋部」に、

真面目そうな先輩二人とド派手なクラスTシャツを着た末っ子が、暇そうに五目並べをしていた。

本当はクラパも見たかった。

だって末っ子が「くまのぷーさん」で登場することになっていたから・・・!

踊りにこれっぽっちも才能のない末っ子は早々と「戦力外」と女子に言われたようだ。

それでも中学の時に比べると、女子の言い分に理屈が通ってると感じるそうだ。

「前は女子、きついだけだったけれど、今は言ってることがあってるもん」

ちゃんとクラスに居場所があるようだ。

青春してる! うらやましいなあ!!

 

 

 

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実に面白い2

2014年07月11日 | 徒然に、

「孤独のグルメ4」 始まりましたね!

幸せそうに、とてもきれいにがっつく姿が素敵です。

芝居、しているんだよなあ…でも、その流れるような所作がいい!

とてもとても起きていられるような時間の放映じゃないので、

当然末っ子に頼んで、連ドラ予約しました!

 

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W杯・・・実に面白い

2014年07月11日 | 徒然に、

旦那と末っ子がサッカー観戦が好きだ。

このたびのW杯は時間がいい。

真夜中の放送もあったが朝早くの対戦も多く、

弁当を作りながら手に汗握っている。

 

やっぱり、すごいや!

走る!走る!すごーく走る!

一人二人とディフェンダーにまとわりつかれながら、するするとボールを操って抜けていく。

一人動くと、チームがまるで見えない糸でつながれているかのように連動する。

その美しいさまにあっけにとられる。こういうの、日本では観ることができない。

すごい!すごい!!

 

それが、将棋に似ていると思った。

 

私は、サッカーも将棋も雰囲気で楽しんでいるから、戦術がどうのというのはうまく説明できないが、

でも、駒を進めて有利な陣形を組み立てて、ゴール(王手)を狙う様がよく似ていると感じた。

サッカーでは、もう一人選手がいたらシュートが狙えたのになあという場面がよくあるが、

それは将棋でいうところの 「歩が一枚足りない」 というのに似ている。

いや、本当に面白い!

詰めが甘いというあれだ!

そんな感想を旦那と末っ子に話したら、いささか苦笑いをしながら認めてくれた。

 

W杯もあと決勝を残すばかりで名残りが惜しいが、

それもまた一興だなと感じている。

 

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