つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

これが最後の夏休み

2020年09月09日 | 徒然に、
京都、なんとなく混んでいました
 
先を行く若い二人に「これはこの時間だから?それとも増えた?」と聞くと、
「観光客が増えたんだと思う 腐っても京都でさ、gotoキャンペーンで来ている感じなんじゃないかな?」
 
自分のことは棚上げにしてしまうが、少しドキドキした
 
 


昼間の大仕事は若い二人にすっかりおんぶに抱っこですませたので、
旦那が、夜はなんでもご馳走するけど密にならないところにと案内を頼み、
ならばここにと再訪しました


はい、正統派、御座敷川床です


この間のお店のお隣 南座が見えます

 
岸辺に座るカップルも心なしか多い気がします
 
お料理は京都らしいおばんざいが並び、楽しみました






人出が明らかにふえているのに感染者がそれによって急激に増えていないらしいのは、
個人の注意や施設や店の努力が大きいんだろう…それでだましだましいけるといい
 
気が緩まないように、そう思った
手洗いうがい、マスク必須、外に出たら顔より上を触らない!
わたしにできるのはそれぐらいだから、そこは頑張るしかない
大阪で一泊、京都で一泊
どちらのホテルもそれぞれで対策をしていた
だからといって同宿の人の中に感染者がいないとは言えないこの病気
安全な、安心して使える薬の開発を切に願っている
 
この夏の移動は遊びでで動いたものではなかったが、
それでも旅は楽しかった、気楽にできるようになるのがいいと思う
 
薬があれば気持ちは楽になる
開発に携わっている方々、なんとかやりぬいていただきたいと心より願っている
応援しています!!
 
 
 
さて一晩明け、午後関空発の便を予約している旦那
 
彼は学生時代、友人が山科出身でその実家を宿に京都に通ったそうだ
いろいろ寺を観てまわったらしいがどういうわけか三十三間堂を観ていない
時間がない中、遠くには行けないからと三十三間堂に行くことにした
 
 
何度拝観しても、宗教心というよりも、
その圧倒的な存在感に飽くことなく引き付けられる
時間を惜しむように観て歩いた
 
 
ゆっくり周り、最後の通路で、
お菓子の売り場の店先に立っていた男性に声をかけられた
「お客さんが嫌はらないので、見るだけでいいから見て行ってください」
そう言われると堂内に参拝者は数えるほどだった
 
何があるんだろうと視線を回したら、あら!
清浄歓喜団がある!
「ご存知ですが?林修先生がテレビでとりあげたんですわ」
 
私はこのお菓子に思い出がある
大学時代の美術旅行、美大生らしく奈良京都を回った
その折、主任教授がこのお菓子を強く話した
「いわれのある珍しい菓子だから、心ある人は買って帰りなさい」
希望者が個数を頼み、旅行中に注文し最終日にクラス委員がとりに行った
その取りに行ったクラス委員といまだにやり取りがあるのだが、
つい先日もこの話になり
クラス委員がとりに行ったのは、同じ界隈にある鍵善で葛切りを食べている間だった
すぐ近くなので帰ってきて彼女たちもいただけるはずだったのだが、
頼んだ個数が間に合っていなくて、店先で待たされたのだそうだ
そうこうしているうちに時間が無くなり、清浄歓喜団は無事に持ち帰ったが葛切りは食べられなかった
という思い出話に花を咲かせたところだった
 
その清浄歓喜団
 


びっくりで、思わずお土産で買い求めてしまった
 
 


 
私が子どもの頃もここにきている
あの頃は雨が降らない限り、雨戸、障子が開け放たれていた
観音像もなんとなく砂まみれだったように思う
外からも自由に出入りができて明るい感じがしていた
 
劣化もひどいのだろう、密室の感じが強くなったのは仕方がないと思う
障子の一番下の紙が切り取られ換気されているのは、前からだったのだろうか、
それともコロナのためかしら?
途中、雨がさっと降りだし、それに合わせて、お堂の真ん中の障子が開けられた
雨の音とともに気持ちの良い風が吹き抜けた
 
仏像も自然の中が一番いいと思った
 
 
さて、旦那様
これで昼食をとって空港に向かわねばならない
京都での昼食何が食べたい?と聞いたら、
「あれ」と言った、「あれ」とは、
 


 
そうです
前回ご紹介した 京極かねよの“きんし丼”
11時半にランチ営業が始まる…それで入って食べて、京都駅からバスに乗らないといけない
11時15分、並ぶのが嫌いな旦那が、しっかり店の前で開店を待って並んでいた
 
私は午後も少し観光して回ると息子に伝えていたこともあるし、
彼女もこの店を知らなかったからと、並んで待っていたら二人が合流してくれた
前後の人に謝って入れてもらい、開店と同時に入店
4人だったので二階のお座敷に通された
せわしない人が一人いたので、写真は撮らなかったが、いいムードのお座敷だった
あ、当然、旦那は、一人大急ぎで平らげていなくなり、
見送りもしない私はゆっくりとご馳走を楽しみました
 
 
前日まで「哲学の道歩いてみたい」と言っていましたお
ですが、天気が些か怪しいのと、三十三間堂に行った時向かいの博物館で企画展が開かれているのに目が留まり
それでもいいなあと思い二人に話した
今度は京都市内のバスを使っている人と一緒なので、安心して、
元に戻った
 
バスが鴨川を渡る…川床が見える、なんだか感慨深いなあ
 
 
 




 
楽しかった…こういう企画展の問題点は数かな???
体力が十分でないこともあったが、途中飽きてしまい、眺めているだけで終わってしまった
が、言い訳したい…最後のほうに立体のものが並んでいた
ああ、やっぱり私立体好きなんだと思ったのです
仏像やレリーフみていてワクワクしたのです
立体の数が少なくてちょうどよかったからかもしれないけれど…
 
 
 
 




京都駅に戻り、京都らしい“ほうじ茶ラテフロート"で疲れをいやし、
 
彼女に「何かあったらいつでも呼んでください、何もないと思うけれど…
あなたにほおりだされたらあいつ泣きだすでしょう?それを拾いに来るのは私でしょう?
もう婆だから引きずって帰れないし…」とお願いした
身の丈以上の難題に一人で立ち向かい続けた長男
心が風邪をひくようになり、病んで病んで、それでも心優しい子だから周りに心配をかけないようにふるまって、
 
でも、もう、大丈夫、彼女が一緒にいて話を聞いてくれて、
息子が一番苦手な片づけも協力してくれて注意してくれて、
へどもどしてもきっと笑っていてくれる…パニックを起こす前に話し合ってくれる
 
ほっとしている
 
 
新幹線の中で次女に「風呂頼む」とラインを送った
 
 
 
これで今夏の京都はおしまい…のはず
すっ飛ばした札幌編をこの後見ていただきたいと思っている
 
因みにこの二泊は長男のおかげでgotoキャンペーンの対象になり、
代表者の旦那もだが私も札幌市民だから問題なく割り引いてもらえた
いろいろ言いたいことはあるが、しっかり恩恵をうけさせてもらいました
 
最後に、いい加減な関西弁表記ごめんなさい、どうか聞き流してください
 
 
 
 
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大仕事を終えて、

2020年09月08日 | 徒然に、
「京都水族館にクラゲの展示ができたんだよ」と長男が言いました
 
クラゲの展示と言えば、酒田市の加茂水族館のあの大水槽が圧巻だ
あの立地の悪さをものともせずに人気の水族館になっている
(我が家ではなじみの水族館なので判官びいきもはなはだしい)
その成功のせいか、全国の水族館でクラゲの展示に力を入れるところが増えているようだ
 
どんな展示なんだろう???
息子の彼女がオリックスの株主で優待券があると案内してくれた
 
なんだかわからない写真だなあ…これはねアザラシなんです!!
 
旭山動物園にこれと似た展示があるが、
あそこは水路になっていて、アザラシが下から上に、上から下に勢いよく通り過ぎるところを楽しめる
これはここが行き止まりなので、アザラシがこうやってじっとしているのを観ることができる
へええ、アザラシ、こんな風にするんだと面白かった
 
次のペンギンの展示は圧巻だったなあ かっこいいペンギンの姿があったのです
 






 
勢いよく泳ぐ姿を楽しめた…暑さを忘れるほど涼し気な様子だった
 


 
上に上がると、ご飯の順番を待って並んでいたの!!めんこい!!
 
そしてクラゲの展示…

こういう広告がいろいろなところに貼られたそうだ





 
このドーナツ型の水槽がメイン…中に入って楽しむことができる
 
 
 
加茂水族館はクラゲに特化していたからなあ…比べてはだめだよなあ
ここも十分に楽しめるが、ぜひ皆さん東北の端っこ、加茂水族館のあの大水槽を見てもらいたい







ファイディングニモが流行ったとき、私はドリーに入れ込んだ
ドリーのようになりたいと思ったっけ…この、ニモの世界を描いた水槽をみて思い出した
 
このあと、イルカのショーがあるというので行ってみると、
密を避けるために座席を減らしているため、30分以上前なのに日陰の席はもうなく、
仕方がないと日傘をさして始まるのを待ちました
一番前の席だったので、水しぶきがかかるから携帯やカメラはご注意くださいと言われ、
しっかり水を浴びてきました! いやあ、楽しかった!!
 
 
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そして、

2020年09月08日 | 徒然に、

さて、この日は昼から大仕事だが、

ただ時間待つのも難儀だと旦那と二人で空中庭園に向かった
 
いやしかし、関西の人、こういう造り好きなんだなあ、
 
 
ガンダムだよ!
で、真ん中に二本渡っているのがのぼり下りのエスカレーターで、

 
ちょっとお尻のあたりがざわつきながら、
あがって行った



いやあ、すごいや!







お天気に恵まれて、大阪の様子が綺麗に楽しめた
 
ビルの中を通る高速道路も案内の人に教えてもらいしっかり見ることができた





そして、ここも、さらに上があった







暑いこともあるのか誰もいなくて、警備についているおじさんが丁寧に案内してくれた
 
ここは海外からの観光客がほとんどだったから、コロナですっかり様変わりしたそうです
そして、昼間も見渡せていいが、夕陽が綺麗だからぜひ次はその時間にと勧められた

 
大仕事までまだ時間があったので、
良い景色を眺めながら〝空色フロート〟を堪能しました

 
さて、行きます!





 
 
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次は、

2020年09月08日 | 徒然に、

太陽の塔を出て、民族博物館に回った

物凄い量の収集量にも途中から飽きてしまい、駆け足で通り過ぎた

民俗学て幅広いんだなあ、と体感した
 
もうすっかり疲れ果てて、ホテルに荷物置いて夕飯食べに行こうかって話しているうちに、
このまま地下鉄に乗って行けばアベノハルカスだよと息子がいいだした
 
嫌だ疲れたって言葉は私の場合出てこない
小一時間地下鉄に乗り、日本一高いビルに向かった
 
エレベーターで展望フロアに着いたら、
「ヘリポートツアー、間も無く締め切ります」と案内している
え、まだ上に行けるの?いくらか腰の引けている長男にはっばをかけて、さらに上にあがった!
 
 






 
全部見える!
アベノハルカスは東西南北に飛行場があるそうで、飛んでいる飛行機を追っていくと確かにその辺りに降りていく
 
なあんにも遮るものがない、気持ちの良い30分だった
もちろん降りてきて、安全な場所で夜景も十分に楽しんだ









 
美しいなあ…大阪って平らで広いんだなあ
 
 
 
この日の夜は串揚げ屋さんに息子が案内してくれた
(はい、この時点でまだ旦那は到着していなかったんです)
 
どこでも見かけるようになったが、
本場のは衣が薄くてバリっと上がっていて、いやあ実に美味しくビールが進んだ!



 
 
 
そろそろホテルに戻るかなあと言い出したとき
「ホテル着、おにぎり2個買ってきて」と旦那から連絡があった
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よく遊んだ!

2020年09月08日 | 徒然に、

今回の関西2泊三日旅行は重大な使命を負っていたのですが、
振り返ると、なんだかはじめっから浮かれていて……
 
いつも通り品川から新幹線に乗り継いだのだが、
いつもなら目に留まらないおしゃれなサンドイッチ屋さんで足が止まった
フルーツサンドイッチがショーケース一杯に並んでいて、
すごくきれいだった
なんだか足が止まり、1個400円からとサンドイッチにしては結構な値段だと思ったのだが、
熱中症になったらいけないからなと妙に言い訳を考えながら、
 
初めて見た“愛知産いちじく”のサンドイッチを手にホームに向かった
 
 
台風の心配があったが天気は悪くなく、
いつも通り順調に進み、残念なことに富士山が雲に隠れていてあら残念と思ったら……

 
こんなところで止まってしまった
名古屋と三河安城の間で猛烈な雷雨が発生して、運転が見合わせになってしまったのです
雨が止むのを待ちます…あらららら、そうかあ、

 
今回の旅行、大阪梅田で札幌からくる旦那と合流する予定でいた
大仕事は翌日の予定だったから大阪観光でもしようやといっていたのだが、
予約した便がコロナの影響で欠航になり、振り返られたのが夜につく便
どうしようかと悩んだ挙句、
LCCで往復割引を使っていたため他の航空会社に乗り換えようとすると
いろいろ面倒な手続きが必要で面倒くさくなったようで
夜に行くから…と言われてしまったのです
 
ありゃあ、私はどうしたもんだろう??
そんな合わせて夜に行くのも馬鹿らしいし、一人で暑い大阪を見て回るのか???
と悩んでいたら、長男が付き合うよと言ってくれた
「どこに行きたい?」といわれ、悩んだなあ…
思いつくのは“大阪城”“アベノハルカス”“太陽の塔”ぐらいだった
何が食べたい?と聞かれても“たこ焼き”“お好み焼き”ぐらいしか出てこなくて
なんかねええ、いや、いやじゃなくて、
 
私は中学生の時に1年京都に住んだことがあるのは以前お話ししたと思う
その年はちょうど大阪万博が開催された年で、
遠足だか社会科見学で万博に行ったことがある
当然グループ活動で大したパビリオンに入った記憶はない
太陽の塔も外からだけしか見ていないそんな話をしたら
「新大阪から地下鉄とモノレール乗り継いで万博公園で待ち合わせしよう」
と約束していた
 
前の記事の写真に乗り切らなかったチケットがあった
正しくはこれが2泊三日遊びに遊んだ名残です
 
 
幸いに、小一時間ほど待って順次動き出した

名古屋では雨の名残があった
さて、初めての駅で、あちこちきょろきょろしながら、



真っ黒ですみません
ちゃんと乗り継いで万博公園で息子と会いました



 
 
 




中学生の時
太陽の塔  なんとも不思議でどこがよいのかさっぱりわからなかった
50年の歳月を経て、その時間ここにあったということも踏まえて、なんか良いわあという感情が湧き上がった

内部に初めて入った








 これを半世紀前に造ったんだなあ、

息子が前に来た時は案内の説明に合わせて動かなければならなかったが、コロナ対策で要所要所に説明の看板が置かれ自分のペースで上がって行けた
私達が入った時、中には5、6人しかおらず、それもゆったり観てまわれてよかった!

50年

私も太陽の塔も頑張ってきた!
 



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