京都、なんとなく混んでいました
先を行く若い二人に「これはこの時間だから?それとも増えた?」と聞くと、
「観光客が増えたんだと思う 腐っても京都でさ、gotoキャンペーンで来ている感じなんじゃないかな?」
自分のことは棚上げにしてしまうが、少しドキドキした
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昼間の大仕事は若い二人にすっかりおんぶに抱っこですませたので、
旦那が、夜はなんでもご馳走するけど密にならないところにと案内を頼み、
ならばここにと再訪しました
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はい、正統派、御座敷川床です
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この間のお店のお隣 南座が見えます
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岸辺に座るカップルも心なしか多い気がします
お料理は京都らしいおばんざいが並び、楽しみました
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人出が明らかにふえているのに感染者がそれによって急激に増えていないらしいのは、
個人の注意や施設や店の努力が大きいんだろう…それでだましだましいけるといい
気が緩まないように、そう思った
手洗いうがい、マスク必須、外に出たら顔より上を触らない!
わたしにできるのはそれぐらいだから、そこは頑張るしかない
大阪で一泊、京都で一泊
どちらのホテルもそれぞれで対策をしていた
だからといって同宿の人の中に感染者がいないとは言えないこの病気
安全な、安心して使える薬の開発を切に願っている
この夏の移動は遊びでで動いたものではなかったが、
それでも旅は楽しかった、気楽にできるようになるのがいいと思う
薬があれば気持ちは楽になる
開発に携わっている方々、なんとかやりぬいていただきたいと心より願っている
応援しています!!
さて一晩明け、午後関空発の便を予約している旦那
彼は学生時代、友人が山科出身でその実家を宿に京都に通ったそうだ
いろいろ寺を観てまわったらしいがどういうわけか三十三間堂を観ていない
時間がない中、遠くには行けないからと三十三間堂に行くことにした
何度拝観しても、宗教心というよりも、
その圧倒的な存在感に飽くことなく引き付けられる
時間を惜しむように観て歩いた
ゆっくり周り、最後の通路で、
お菓子の売り場の店先に立っていた男性に声をかけられた
「お客さんが嫌はらないので、見るだけでいいから見て行ってください」
そう言われると堂内に参拝者は数えるほどだった
何があるんだろうと視線を回したら、あら!
清浄歓喜団がある!
「ご存知ですが?林修先生がテレビでとりあげたんですわ」
私はこのお菓子に思い出がある
大学時代の美術旅行、美大生らしく奈良京都を回った
その折、主任教授がこのお菓子を強く話した
「いわれのある珍しい菓子だから、心ある人は買って帰りなさい」
希望者が個数を頼み、旅行中に注文し最終日にクラス委員がとりに行った
その取りに行ったクラス委員といまだにやり取りがあるのだが、
つい先日もこの話になり
クラス委員がとりに行ったのは、同じ界隈にある鍵善で葛切りを食べている間だった
すぐ近くなので帰ってきて彼女たちもいただけるはずだったのだが、
頼んだ個数が間に合っていなくて、店先で待たされたのだそうだ
そうこうしているうちに時間が無くなり、清浄歓喜団は無事に持ち帰ったが葛切りは食べられなかった
という思い出話に花を咲かせたところだった
その清浄歓喜団
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びっくりで、思わずお土産で買い求めてしまった
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/ec/0fbff145b4732f1f1ab8ba8db84a64b9.jpg?1599546429)
私が子どもの頃もここにきている
あの頃は雨が降らない限り、雨戸、障子が開け放たれていた
観音像もなんとなく砂まみれだったように思う
外からも自由に出入りができて明るい感じがしていた
劣化もひどいのだろう、密室の感じが強くなったのは仕方がないと思う
障子の一番下の紙が切り取られ換気されているのは、前からだったのだろうか、
それともコロナのためかしら?
途中、雨がさっと降りだし、それに合わせて、お堂の真ん中の障子が開けられた
雨の音とともに気持ちの良い風が吹き抜けた
仏像も自然の中が一番いいと思った
さて、旦那様
これで昼食をとって空港に向かわねばならない
京都での昼食何が食べたい?と聞いたら、
「あれ」と言った、「あれ」とは、
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そうです
前回ご紹介した 京極かねよの“きんし丼”
11時半にランチ営業が始まる…それで入って食べて、京都駅からバスに乗らないといけない
11時15分、並ぶのが嫌いな旦那が、しっかり店の前で開店を待って並んでいた
私は午後も少し観光して回ると息子に伝えていたこともあるし、
彼女もこの店を知らなかったからと、並んで待っていたら二人が合流してくれた
前後の人に謝って入れてもらい、開店と同時に入店
4人だったので二階のお座敷に通された
せわしない人が一人いたので、写真は撮らなかったが、いいムードのお座敷だった
あ、当然、旦那は、一人大急ぎで平らげていなくなり、
見送りもしない私はゆっくりとご馳走を楽しみました
前日まで「哲学の道歩いてみたい」と言っていましたお
ですが、天気が些か怪しいのと、三十三間堂に行った時向かいの博物館で企画展が開かれているのに目が留まり
それでもいいなあと思い二人に話した
今度は京都市内のバスを使っている人と一緒なので、安心して、
元に戻った
バスが鴨川を渡る…川床が見える、なんだか感慨深いなあ
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楽しかった…こういう企画展の問題点は数かな???
体力が十分でないこともあったが、途中飽きてしまい、眺めているだけで終わってしまった
が、言い訳したい…最後のほうに立体のものが並んでいた
ああ、やっぱり私立体好きなんだと思ったのです
仏像やレリーフみていてワクワクしたのです
立体の数が少なくてちょうどよかったからかもしれないけれど…
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京都駅に戻り、京都らしい“ほうじ茶ラテフロート"で疲れをいやし、
彼女に「何かあったらいつでも呼んでください、何もないと思うけれど…
あなたにほおりだされたらあいつ泣きだすでしょう?それを拾いに来るのは私でしょう?
もう婆だから引きずって帰れないし…」とお願いした
身の丈以上の難題に一人で立ち向かい続けた長男
心が風邪をひくようになり、病んで病んで、それでも心優しい子だから周りに心配をかけないようにふるまって、
でも、もう、大丈夫、彼女が一緒にいて話を聞いてくれて、
息子が一番苦手な片づけも協力してくれて注意してくれて、
へどもどしてもきっと笑っていてくれる…パニックを起こす前に話し合ってくれる
ほっとしている
新幹線の中で次女に「風呂頼む」とラインを送った
これで今夏の京都はおしまい…のはず
すっ飛ばした札幌編をこの後見ていただきたいと思っている
因みにこの二泊は長男のおかげでgotoキャンペーンの対象になり、
代表者の旦那もだが私も札幌市民だから問題なく割り引いてもらえた
いろいろ言いたいことはあるが、しっかり恩恵をうけさせてもらいました
最後に、いい加減な関西弁表記ごめんなさい、どうか聞き流してください