2014年5月発行 浅葉なつ
『神様の御用人』続編、2
御用人はフリーターの良彦
この続編ではっきりと登場する穂乃香
穂乃香は大主神社宮司の娘
大主神社には良彦の昔馴染み(同級生)の藤波孝太郎が、実家の神社を引き継ぐために修行している神社
穂乃香は天眼(てんげん)といって、普通の人が見えないものが見える
だから良彦と一緒にいる黄金や、ご用を言いつける神様が見えている
友人たちが見えないものが見えるため、現実味のない反応をしたりが、同級生たちに変わり者と近寄りがたい存在になってしまう
穂乃香がかかわって解決するのが、泣沢女神(なきさわめのかみ)のご用
ここで登場する神様は
少彦名神(すくなひこなのかみ)
黄金の説明によると、国造りにあたって大国主神を助けた博識の神
窮鬼(きゅうき)
貧乏神
泣沢女神(なきさわめのかみ)
人の子の悲しみの半分を引き受け、代わりに泣いてくれる神
須勢理毘売(すせりひめ)
黄金曰く「八坂に坐す須佐之男命(すさのおのみこと)が娘であり、出雲に鎮まる大国主神の妻」
人の子が神様を敬い祀ることを怠っているため、神々の力が削がれ、神の雄々しい姿が子供や娘のような力ない姿になってしまっている
少彦名神は良彦の手のひらに載るほどの小人に
泣沢女神は小学生ほどの可愛さ
神様の御用人本巻に出てきた一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)は中学生くらい
神社の事を知りたくなり、神社本庁のページを見つけ、参考にして見る
日本人本来の神道(しんとう)
何も知らずに70余才と歳を取り、残りの人生が少ないワタシ^^;