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「薬指の標本」と「六角形の小部屋」2編の短編集。
『標本室』とか『語り小部屋』が出てくる。
現実に聞いた事の無い空間によって、作者独特の世界が作り出されている。特に『六角形の小部屋』では作者が日頃思っていることが語られているように思う(運命と偶然とか)
「薬指の標本」では主人公は雇い主である標本技術者の所有物になりたいと願い、「六角形の小部屋」では婚約者から逃げ出してしまう心理状態を、主人公自体が説明できないでいる。
両方正反対の心の動きだが、女性誰でも充分理解できる事ではないでしょうか!
昨日のテレビ番組で美輪明宏氏が言ってました。恋愛から人類愛へ移っていくのが結婚生活なんです・・と。
昨日、我が家の粗大ゴミと化した炊飯器と電子レンジ。今日はちょうど不燃ごみ収集日だったので、夫と2人でゴミ置き場へ持って行った。
そこへちょうど、処理業者の軽トラが止まって「それ二つとも貰っていいかな?」と声をかけられた。
夫は「貰ってくれるんなら喜んで!」と彼に手渡し、手がふさがった彼の代わりに軽トラのドアまで開けてあげていた。
私は・・・この人これを海外に売ったりして儲けるんだから、少しはお金を払ってくれても良いのに・・・と思った。でも夫が居たので、ずうずうしいおばさんになりたくなくて、「このレンジはここのスイッチの感度が悪いだけで、まだまだ使えるのよ!」ニコッと心にも無い事を言ってしまった。
家に向かいながら夫は「貰ってくれる人が居て良かったな!!」と天真爛漫
我々夫婦は同時にボケたなら、夫は好々爺になり私は意地悪ばあさんになるだろうな(確信)