『ブラックペアン』の時代から20年後の、同じ舞台と登場人物。
田口講師を中心に速水部長関連の事件。この2人は医学生の頃、『ブラックペアン』で手術室に島津吾郎と3人で実習に来ている場面があった。
田口君はこの時、患者の動脈から出血した血が身体にかかって、それから手術に関連の無い科(心療内科など)に進路をとって来た。
速水晃一は救急救命センターの部長、島津吾郎は放射線科医としてMRIの第一人者、そして田口講師は不定愁訴外来の講師として大満足の万年講師・・・・という3人に成長している。
速水部長がタイトルのジェネラル(将軍)で、ドクターヘリ導入を訴えている。
島津吾郎は死因検死にエーアイを推進している。
病院が独立行政法人という体制になったために、採算の取れる法人を目指して赤字部門を切り捨てようとする事務方との軋轢。
もちろん、ドクターヘリなどという膨大な費用のかかる計画が認められるわけがない。
消防とか警察とかと同じように医療も、予算を使うばかりの体制をとらないと、営利目的にしてたのでは患者は救えないし、医療としておかしな事になっていく、と速水部長は主張する。特に救急救命部門では採算度外視をしないと救える命も救えなくなる。
これって当然ですよね!!
でも、現実にはお金がなくて治療が受けられない・・・という例はあります><
そして、交通事故をきっかけに石油コンビナートの火災と、近くのショッピングモールオープンが重なり、大惨事が起こる。
ジェネラル・ルージュが登場です!!