『神様のカルテ2』
毎日この本を読むのが楽しみ^^
読み終わると寂しいから、夜寝る前の1時間半ほどを読書の時間にしている^^;
主人公栗原 一止はできる内科医で、変わり者とか言われるけど、それは個性的という事で、他に合わせる事ことなく自己をしっかり持っている
その自分の考えで判断し振れないから周りからの信頼も厚い
口調は、漱石が愛読書のせいで古い難しい言葉がポンポン出てきて、面白いけど紋切り調で皮肉っぽかったり、逆の事を云ったり・・・・冗談なんだけどそこまで反論しなくてもいいんじゃない?と思わせる部分もある
でも実は、心の温かい人間で素晴らしい人なんです!!読者を裏切らない!
東京の第一線の病院を退職して、一止が勤める本庄病院へ就職してきた大学時代の親友辰也とのやり取り
その中で、医師不足のために医師が荷重労働になっている現実を問題提起している
内科副部長の古狐先生の発病・・・・・
彼のために病院中の人たちが協力する、ちょっとあり得ないイベント><;現実味がないけど、小説ならではの事でこれが素晴らしい!
そして病院長や事務長とやりあう場面!これはちょっとすっきりしますね^^;
などなど中身の濃い本です
『神様のカルテ3』をもう借りてあるけど、楽しみです^^v