CH OB会

CHで、古き良き時代を一緒に過ごした仲間達
「みんな元気なのかな? どうしてるのかな?」
なんて思う今日この頃です。

65歳まで働けると思ったら大間違い!

2011-10-03 19:14:26 | Weblog
   休日の今日、3年ぶりにハローワークに行ってきました。

 別に職を探してる訳ではないんですが、ちょっと調べたいことがあったもんですから。
 久し振りのハローワークでしたが、朝から仕事を検索するパソコンの前は満員で、
順番待ちの状態です。


 雇用が引き続き不安定で、若者から中高年、女性といずれも仕事探しが増々厳しくなってきている状況かと思います。


 ところで、2年後にいわゆる「65歳定年」がやってきます。

 ある調査機関によると、50代会社員の83%が定年後(60歳以降)も「65歳までは働きたい」と回答したそうです。

 そりゃーそうですよね。

 年金も支給年齢が徐々に引き上げられ、逆に、支給率は下げられています。
今の60歳の方は若いし、充分に働けるし、家のローンが残っている方、子供が学生で経済的にも厳しい方等、働かざるを得ない人も少なくないでしょう。


 確かに、「高年齢者雇用安定法」が改正され、2013年には、段階的に引き上げられたきた雇用確保の年齢が65歳になります。

 しかし、すんなり65歳まで会社に残れると思ったら大間違いと囁かれています。

 
 会社にとっては景気の更なる悪化で、余裕のある会社なんて大会社ならともかく、中小企業では少ないですよね。

 60歳以上の高齢社員は、会社のホンネは辞めてもらいたいんです。
高給取りならなおさらで、安い給料で将来性のある若者を雇った方が会社にプラスと考えられます。


 ① 定年の引き上げ

 ② 継続雇用制度の導入

 ③ 定年の定めの廃止

 
 雇用延長を導入する会社側には、3つの選択肢がありますが、多くの会社が、②の継続雇用制度を導入しているようです。


 しかし、建前では、客観的で合理性のある基準が求められ、会社側が特定の対象者の雇用を排除できないことになっていますが、中小企業では、会社側の判断で、“操作”できる基準が設定されているケースが少なくないといいます。

 ・健康状態が良くない。
 ・人事考課の評価が、基準以下である。
 ・ノルマの達成率が悪い。
 ・職能資格が○級以上の者。
 ・職務レベル○以上の者。

 など、会社側は基準をクリアさせないように躍起になっていることも多いと言われています。


 そんなことで、会社側はアノ手コノ手で高齢者を切り捨てようとしている場合があるようで、いくら政府が義務化したからといっても、のんびり構えていたらエライ目にあう可能性もあります。

 60歳まで働けるのも難しくなってきた昨今、65歳まで働き続けるのは並大抵なことではなくなってきています。
 
 該当者の方は、くれぐれも気をつけて頂きたいですね。

 イッシー
  
コメント
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