朝から天気が快晴で行楽日和となりました。
パソコン教室同窓会は、「堺の歴史めぐり」 ということで “自称50代” の8名(男性5名、女性3名) のメンバーが集まりました。
堺市役所を9時半集合でしたが、1名が遅刻で10時スタートとなりました。
今回は堺市北部の旧市街地周辺の名所・旧跡を廻るコースです。
早速、市役所前からシャトルバスに乗り、阪堺線(チンチン電車)に乗り換え大和川の少し堺側になる「高須神社」という駅で降りました。
因みに、このチンチン電車は南は浜寺公園、北は天王寺・恵美寿町まで行っています。
先ず最初は、「薫主堂」という手作り線香の老舗に入りましたが、堺が線香発祥の地で天然香料にこだわっているという創業20年のお店でした。
店のおばさんのセールストークが上手かったのか、4・5人のお買い上げです。
次が「清学院」という町家歴史館です。
清学院は、元禄2年(1689)頃には修験道の寺院としての歴史を持っているとのこと。
また、江戸後期から明治初期には寺小屋としても使われ、建物は国の登録有形文化財になっており、寺子屋教科書、当時の机、小型の硯等が展示されていました。
ここでは、「堺観光ボランティア協会」のスタッフの方が丁寧に説明してくれました。
次の訪問先が「水野鍛錬所」という刃物屋さんというのか、昔の鍛冶屋さんです。
たまたま当方たちのメンバーの一人が、このお店のハサミを仕入れているとの関係で、普段は見られない工場の中を案内、日本刀や包丁を作る現場を見せて戴いたのはラッキーでした。
そして、お店の自慢の一つに、戦後間もなく行われた法隆寺の大改修の際に、「法隆寺の七不思議」の一つと言われる、国宝の五重塔の九輪の四方にあげられている、大きな魔除け鎌を鍛造し奉納したのとことでした。
その魔よけの鎌をお店で触らせて貰いました。
堺歴史街道の続きは次回・・・
イッシー