博多の一泊旅行の二日目、7時の朝食バイキングからスタートです。
隣のH下さんのテーブルを見ると、凄い量の料理が載っています。
当方も結構食べる方ですが、朝からこんな量を食べるなんて元気がいいなー。
ひょっとしたら、料金分(¥800)をきっちり食べようとしているのかもしれません。
レンタカー屋さんには8時に到着、昨日と同じ車を希望していましたが、その通りになって一安心です。
やはり慣れた車の方がいいですからね。
今日の予定は、柳川~小倉・門司港のレトロで、運転担当は午前がK本さん、午後は当方がすることにしました。
博多から高速に乗る前に、以前の福岡営業所前を通ってもらいましたが、周辺も含めて全く変ってしまっていてオドロキでした。
高速をスイスイ進み、9時半には柳川に到着、早速、柳川お堀めぐり(川下り)の「ドンコ舟」に乗船です。(¥1440)
ベテランの船頭さんの博多弁丸出しの楽しいガイドを聞きながら、ドンコ舟はお堀をゆっくり進んでいきます。
しだれ柳や水路沿いに咲く四季折々の花を紹介されながら、船頭さんの巧みな竿さばきを見るのも風情があり楽しかったです。
また、詩人・歌人の北原白秋の生誕地であり、舟に揺られながら船頭さんの「待ちぼうけ」を聞けたのは幸いでした。
この「待ちぼうけ」というのは、確か小学校の唱歌(童謡)で習った懐かしい歌ですね。
♪ 待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと野良稼ぎ そこへ兔がとんで出て ころりころげた木のねっこ
(作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰 大正13年 )
ところで時折、ドンコ舟で嫁入りする新婦さんもいるそうで、たまたまそのリハーサルだとかで、若いカップルさんと舟ですれ違いました。
「おめでとう!」と声を掛けると嬉しそうに微笑んでいました。
お堀めぐりは1時間ちょっとの行程でしたが、おしゃべり上手な船頭さんにも恵まれ楽しい水上の旅でした。
さて下船した所が、柳川名物 “うなぎのせいろ蒸し” で有名な「若松屋」さんの前です。
昼食時間にはちょっと早かったのですが、香ばしい蒲焼の匂いに誘われてついついお店に入ってしまいました。
うなぎのせいろ蒸しは、蒲焼とご飯を一緒に蒸したもので、折角だからと、上せいろ蒸し(キモ吸い付) ¥2625を注文しました。
蒸しているせいか、蒲焼、ごはんとも秘伝のタレの味が充分にしみ込んでいて、何とも言えない旨さがありました。
昼食の後は、お腹がいっぱいだし、柳川の旧城下町を散策したいところでしたが、時間に余裕がなく残念ながら車に戻ることになりました。
イッシー