Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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ホイールの塗り替え

2024-04-25 20:09:58 | 修理

本日の山陰は大変良い天気でして、結構暑くなりましたね〜。

中庭からcafeを見ますと・・・こんな感じで新緑が美しく青い空は清々しいですね〜。
シンボルツリーのアメリカフーの木も緑の葉っぱが少しづつ大きくなってきました。

葉っぱが出る前に鳥の巣箱を取り付けようかと思っていたのですが・・・もうちょっと難しいかな〜。

中庭でまったりとしている暇は・・・実な無くて、今日も薪割りを進めます。
こんな感じで薪を割っています。

割った薪は左側の一輪車に入れて運びます。

厨房係を無事に済ませて・・・今日の本業です。

いよいよ最終の修理!?になったかな。
BBRの比較的新しい!?完成品なのですが今日の患者さんはこちらです。
すでに展示ベースから外れています・・・と言うことは写真の撮り忘れってことです(汗!)

新しいモデルなのになぜ!?って
実は直すのはホイールなんですよ。
と言いつつフロントはすでにバラバラですね。
最初は色が違うかな〜っと思っていたのですが・・・見ていくうちに形状にも問題があるな〜ってことになりましてバラバラです。

シャフトを抜きましてブレーキディスクも分解します。
と・・・ホイールだけになります。
ホイールはゴールドに塗られてウレタンクリアーで仕上げられています・・・が雰囲気が違うんですよね。

実車はゴールドではなくブロンズがかったようなカラーなのですしかも艶消しかせめてセミグロス仕上げという感じでしょうか。
ミニカーの場合ウレタンクリアーで仕上げられていますので余計にポッテリとした仕上げになってしまうんですね。
色なんですが、PCのディスプレイの違いや写真が若干暗いので実車の色はもう少し明るいかもしれませんね・・・調色する時には頭の片隅のどこかに入れておかなければいけませんね。

まずセンターの凹みの部分やスポークの角をきっちり仕上げるために木工旋盤に固定しまして削ります。

まずは一本だけやってみました。
でもまだ雰囲気が近くなるかどうかは判断ができないのです。
また塗料がついたままなのですからね〜。
でも塗料が付いている状態の方が削った具合を確認しやすいので良い場合もあるのです。

4本とも削って次の工程です。
一番右のホイールはさらにスポークの部分を斜めに削っています。
BBRの完成品のままではスポークの表面側になる部分が太すぎまして・・・実車の様に全体的に渦巻き型にはならないのです。
なのでスポークの部分を斜めに削っています。
ここで気がつきましたが・・・このホイールフロントとリアではサイズが違う上に渦巻き方向が左右で違います・・・
と言う事は1台分で4本とも加工しなければならないと言う事ですね。
1本直して複製すると言う方法は取れないと言う事ですね(滝汗!!)
4本とも同じ形状に削れるかしら・・・

でもやるしかないので・・・
時間をかけてやってます、まず左の2本を削ってみました・・・時間がかかるな〜!!

やっと4本とも削りましたが・・・まだまだ良いのか悪いのか判断はできません。
サフを塗ってみないとね〜(笑)

その前にシンナーに浸けてウレタンクリアーを剥がしましょう。
これが塗られていますと全体的にぽってりと見えてしまうのでね〜。

塗装が剥がれたら乾燥機で付いているシンナーを少し乾燥させまして・・・
サフを入れます。
サフは下地を確認するために何度か削って仕上げてゆきますが・・・ここでもポッテリとしたくないのでウレタンサフを使わずにラッカーサフを使っています。

そして塗装をしてみました。
少し赤っぽいゴールド・・・カッパーまで行ってしまうとちょっと行き過ぎなので少し控えめに赤みを足しています。
後で気がついたのですがクレオスで217番の番号で出ているゴールドがちょうど良いかもしれませんね。
パッとみた感じでは・・・「赤金」と言う感じですかね。
確かフィニッシャーズさんから「赤金」出てますよね・・・レッドゴールドって言うのかな?

センターのマークはお客様の希望で黄色いセンターキャップのままにしてあります。

そして組み立てを始めました・・・
でもここで時間になってしまいました、明日も修理になりそうですね。
AE86トレノやGTS-Rの仕上げも残っていますからね〜。

明後日は330P4に戻れそうですね。