Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

リハビリ73日目

2019-05-07 20:28:54 | こころの声
朝から曽我病院へリハビリ。
祝 先生に「私に何かできることはありますか?」と質問。
先生曰く「やり過ぎる人には宿題出さないんだよな」と「本当にやり過ぎるから」
「考え方が 足し算 」だと。

今の私は、運動指導者としてお手本を見せることも、思う通りに腕を身体を動かすことができないことに焦りを感じている。
一日も早く動かすことができるよう、暇があるとリハビリをしている…ということに、先生に気づかれたようで。

「今、リハビリをすることが人生の目的になっているでしょう。」と。
言われてドキッとしました。(確かにー!)

「暇を見つけたら → リハビリ! じゃなく。
リハビリをする時間、回数を決めておいて、それ以外はしない。
自分もだけど、手を怪我する、脳卒中になると今の仕事はできなくなる。
だから、働き方は考えておかないといけないと思う。
もし治らないとしたら、これからどう生きていくかを、その暇なときに考えた方が良くないか。」
「それを見つけて、実践しておけば、腕が治った時にはより選択肢・幅の広い自分になっているでしょう。」と。

私は運動指導を生業としてきて、自分の身体を意識して動かし修正して作り上げる → トレーニング してきたので、「頑張れば何とかなる」的な思考だったのだけど。完全に足し算的考え。

リハビリは、今ある機能で如何に良く生きるか。
怪我して忘れ去った動作も、脳の中にはちゃんと残っている。

その脳の奥ーーーーーーーの方に眠っちゃった動きを、無意識下に如何に引き出せるか。
引き出せる身体に導いて、本人が気づかない間に、できなかったことがいつのまにかできるようになっている。
ここに導くことが、理学療法士として腕の見せどころのような。
だから、意識的にではなく、無意識に動くようになって欲しい。のだと。

自主練は意識的。
意識的に動かしすぎて、壊してしまったら逆効果。
リハビリの自主練頑張る → やり過ぎ → 疲労(身体も心も)→ 効果でない → 落ち込む(身体も心も)
の悪循環は想像できる。

それよりも
自主練は一定量 → 余った時間に人生考える → 気づく → 実践する → 何かしらを得る
それでも人生考える時にも、実践する時にも何かしら左手は動いている。
動かそうとして動いているのではなく、いつの間にか動く…そこも先生の狙いかな。

リハビリと運動の違いが、やっと少し分かってきたように思う。

今日はグリーンヒルクリニックさんへ
今年初めての腰痛体操でした。
西村先生のバラが綺麗。



妊婦の方々も骨盤ずれて、右の骨盤が上に上がっておられる方、多し。
私のレッスンは理屈多いかな…効果は出せるんだけど。また、手法を変えていこう。

帰宅後、私の人生を考えるにあたり
まずは本を読もうと。
最初少し読んだだけで、終わっていたこの本に手を伸ばしてみます。



私の人生。
久しぶりにこのテーマ、もらった気がします。
本気に言って頂けるのって、有り難い。
文字の如く難しいけど。
でも…意外と簡単かも?! うーん。