Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

リハビリ85日目

2019-05-19 21:18:39 | こころの声
朝9時から
熊本総合リハビリテーション学院にて体表解剖研究会Bコースの2日目。

テーマ「大腿の筋肉」

今日気づいた事。
テーブル2つにサポートの先生が1人ついてくださる。(今回は前回より先生の数が多い…様に思う)
私、大体は筋を描ける。
でも大体。
今まで、自分で先に描いてチェックをお願いしていたが、先に描いてしまうより怪しいところは描く前に質問しようと。
また、筋肉の境目の触察もひとつひとつをしつこいぐらい収縮をペアの方(昨日に引き続き 坂井先生)にお願いして、丁寧に描いていく。

すると、私に対するサポートの先生の態度が変化した。

先生方はスタッフ研修もあり、しつこく注意も受けながら勉強されているのに、参加者が「だいたい」で簡単に描くのは心情的に許せないものがあるのでは?
もちろん時間制限はあるけれど、丁寧にその時間一杯を使って、正確に筋を追わなければ参加者として勿体ないし、失礼にあたるんじゃないかと気づいた訳で。

本来、理学療法士・作業療法士の方のサポート・知識・技能向上のために生まれた組織。
私、トレーナーにも門戸を開いてくださっているが、設立趣旨からは異端だと思う。
この会の先生方ともお話させて頂くが、良い療法士を育てる事はその療法士のためでもあり、1番は患者のため。

あまりに熱く語られるので、療法士の皆様が羨ましく思いました。

解剖は普遍。
何の手技を習おうが、ひとの基本は解剖!
もっと病院の療法士の皆さん。学ぼうよ。
そうして、患者のこころと身体を救うお手伝いの質を高めて頂きたいと。

切に切に願う。
未だ患者のこころを忘れていない私でした。← 多分一生忘れない。

そうして私は、解剖を学ぶ姿勢を変えました。
今後は今日気づいた姿勢で、もっと正確に学んでいきます。

明日からMCPをレッスン中に腹直筋と外腹斜筋に掛けていきます。
MCPは0.5㎏の圧をもって、その筋腱移行部に触れるだけ。
私が触った後に「あれっ?!」と思って頂けたら成功です(笑)



写真は熊本総合リハビリテーション学院。
帰る時雨が降らなくて良かった。