文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

日本の何がダメなのか 大機小機…日経新聞7月9日15面より

2011年07月09日 12時28分21秒 | 日記
文中強調と*芥川。

日経平均株価がようやく1万円を回復し、震災後の日本経済に薄明かりが見えてきた。だが、原発問題は一段とこじれる気配で、梅雨明け近しというムードではない。
 
日本が沈む直接のきっかけは震災だったが
あぶり出されたのは、政治が優先順位をつけて危機を解決できないという、より本質的な問題だった。

特に民主党政権の支離滅裂ぶりは目に余る。次々に空手形を切っても後ろめたさの自覚がない鳩山由紀夫前首相、執念はあっても、政策的な信念が感じられない菅直人首相。

彼らが何をやりたいのか理解することさえ難しい。
 
税財政・社会保障改革、環太平洋経済連携協定(TPP)、農業・教育改革、安保。重要課題を任せるのは到底無理だ、と市場は感じている金融危機後、日本株が出遅れた大きな理由がそこにある。
 


だが、日本の何がダメなのか冷静に考えてみる必要がある>。お粗末なのは日本の政治家であり

バブル崩壊とデフレの20年を耐え抜いた日本企業は、逆風下で見違えるほど強くなった。
 
最も変わったのは経営者のマインドだ。市場を意識した経営は20年前には例外的だった。今では資本効率や株主配分目標を掲げる企業は珍しくない。

実はこの10年で生産性が最も改善したのは日本企業だった

超円高でドル換算の賃金が2倍に上がり、資産デフレで1500兆円の資産価値が吹き飛んでなお前進できたのは、奇跡といっていい
 
もちろん、政治があけた大穴を民間の努力で埋めるのは無理だ

地方の実情を反映する分権政治、国会定数の削減、一院制、小さく機動的な政府の実現が不可欠だ。
 
だが
そうした課題が未解決でも日本企業の力はもう少し評価されてよい。

今期企業業績は恐らく下期にV字回復をみせるだろう現時点予想を基にしても株式益回りは6%強、配当利回りは2%弱ある。歴史的に株価がこれほど割安だったことはまれだ。
 
弱気派のもう一つの心配はデフレと円高進行だ

だが、政治改革と違い、こちらは処方せんがある米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和第2弾(QE2)を通じて米国をデフレ転落から救い、ドル安・株価上昇と一定の景気回復を実現させた副作用はあるが効果は実証済みだ。

日銀は一段の円高進行に備えた手段も視野に入れるべきだろう。政治不在の日本を救えるのは日銀しかない。(六光星)

*日銀が、その役割を果たし、日本最高の叡智、最高のエリートである事を実証した暁には、日銀総裁の年収が、今の様な「そこらのあんちゃんの年収」ではいかんだろう。

屁の様な民間銀行の3倍の年収でも良いと芥川は思う。

日本の技術が、遥かに上であることの証明…。

2011年07月09日 11時54分12秒 | 日記
汚染水浄化 鉱山の技
安く早く放射能除去 廃棄物少なく
…朝日新聞7月9日5面より

文中黒字化は芥川。

放射能汚染水から放射性物質を短時間で取り除く技術を、京都大が実証した。鉱山などで古くから使われている方法の応用で、加熱の必要がなく、使う薬品も少ないため経費は安い。

福島第一原発で使われている浄化装置に比べ、除去後に生じる放射性廃棄物の量が少ないという。京都大が14日に東京で開くシンポジウムで発表する。

京都大の古屋仲秀樹准教授(分離工学)らが実証したのは、必要な鉱物を分離する「浮遊選鉱法」の一種。鉄やニッケルなどの化合物を汚染水に入れて、水に溶けたり、微粒子になって漂ったりしているセシウムなどの放射性物質を包んで沈める。

水と分離しやすくする薬剤を加え、下から泡を入れると、沈んでいた放射性物質が泡とくっついて浮かぶ。上澄みの泡と一緒に集めれば取り除ける。

古屋仲さんが京都大原子炉実験所の研究用原子炉から出た低レベルの放射性廃液などで試したところ、セシウム、ストロンチウム、ジルコニウムなど5種類の放射性物質を99%以上除去できた。

一連の処理は十数分間で済むという。

原発の汚染水を浄化する場合、通常は水を蒸発させる濃縮法が使われるが、加熱の燃料代がかかり、少量だが大気中に放射能が出てしまう欠点がある。

福島第一原発の汚染水浄化装置で仏アレバ社が使っている凝集沈殿法は、鉄などの化合物を大量に使って放射性物質を沈めて除去する。

その結果、放射性物質と化合物が混じった放射性廃棄物も大量になってしまうという欠点がある。また、沈みきらずに浮遊している放射性物質が除去できない恐れもあるという。


古屋仲さんは「メガフロートなどにためている大量の汚染水を処理するのに、すぐにでも使える技術」という。

(鍛治信太郎)

昭和12年誕生 冷やし中華 仙台 龍亭…週刊文春7月14日号より

2011年07月09日 11時39分09秒 | 日記
盛夏に売り上げが落ちる 中華料理店が起死回生の
「スタミナ食」として開発 今や日本全国の夏の風物詩に


昭和一二年。仙台市内の中華料理店主が定期的に開いていた勉強会の席上、奇妙な新料理が提案された。冷たい麺の上に、キャベツ、塩もみ胡瓜、人参、トマト、モヤシ、叉焼、茄で卵がゴロゴロとのり、甘酸っぱい醤油ダレがかけられていたー。

考案者は「龍亭」初代店主、四倉義雄氏。その孫で四代目の暢浩さんが、母から聞いた話だがと前置きして説明する。

「中華は夏場に売り上げが落ち込むので、夏のスタミナ食になる新メニューを開発しないといけないと考えたようです。中国には、冷水で〆た麺はありません。たぶんざる蕎麦からヒントを得たんでしようし、水が綺麗な日本だからこそ生まれた料理だと思います」

賛同する料理人はほとんどなかったが、義雄氏は涼拌麺(和えた冷たい麺の意)と名づけて出した。
当初のタレはかなりしょっぱく、客の反応も良くなかった。が、タレを改良し、具も千切りにして麺に絡みやすくしたことで、少しずつ人気も上昇していく。

戦時中は具材が手に入らずに生産中止に追い込まれた。終戦後、料理が再開された時には。チンドン屋を練り歩かせて宣伝するほどの看板料理になっていた。

さらにバブル期。あまりに注文が殺到したために、客を待たせないようにと、苦肉の策として具だけを先に出し、後から麺を出す二段構えの料理に変化させた。

暢浩さんが他店での修業を終えてこの店に戻り、チーフに就任したのは、十七年前。
「バブルが崩壊し、経営も厳しくなった時期です。すぐに味の改良を手がけました。冷やし中華は、うちにとっては頼みの綱なんですよ。これをどうするかは、自分にとっての宿題みたいなもんだと思って取り組みました」

約三年かけて出来たタレは、レモンとオレンジの絞り汁を加えており、角の取れた酸味と微かな甘みがある。常に改良を続け味を進化させるのが、この店の伝統だ。
    

ボーズ、最大直営店 ダイキン、トルコ空調企業買収…朝日新聞7月9日9面より

2011年07月09日 11時27分07秒 | 日記
ボーズ、最大直営店 心斎橋

米国の音響機器メーカー「ポーズ」が8日、大阪市中央区に国内最大の直営店「ボーズ・プレミアムストア心斎橋」を開店した。
国内外から買い物客が集まる商業地で、独自の技術にこだわる同社ブランドの浸透を図る。      

新たな直営店は、百貨店の大丸心斎橋店やユニクロ、高級ブランド店などが集まる心斎橋地区のビルに入り、1~2階の約250平方メートル。スマートフォン用のヘッドホンなど自社製品のほぼすべてをそろえ、2階には自室の感覚で音を体感できる個室も設けた。

国内では23店目だが、従来は百貨店やアウトレッドモールへの出店が中心だった。関西では阪急うめだ店、JR京都伊勢丹店、神戸店(三井アウトレットパークマリンピア神戸)に次いで4店目となる。


トルコ空調企業ダイキンが買収 

ダイキン工業は8日、トルコの空調機器大手、エアフェルを買収すると発表した。
自社の高級機だけでなく、エアフェルの低価格製品も販売し、急速に拡大する市場を開拓する。買収額は1億8千万ユーロ(約207億円)。

ダイキンの完全子会社のダイキンヨーロッパが、エアフェルの全株式を取得する。ダイキンは、トルコの空調機器市場が4年後に現在の2倍の2千億円規模に成長すると見込んでいる。

新興国での事業を強化しているダイキンは、幅広い品ぞろえと販路を持つエアフェルの買収で、2011年3月期に30億円だったトルコでの売上高を、16年3月期に400億円に引き上げる考えだ。

伊に太陽電池工場 シャープ、秋から稼働…朝日新聞7月9日9面より

2011年07月09日 11時12分08秒 | 日記
シャープは8日、イタリアに薄膜太陽電池を生産する工場を開設した、同社提供。これまで国内の生産にこだわってきた中核技術の生産を初めて海外に移す。

円高や生産過剰による価格下落で収益が低下しており、現地生産に切り替えて為替リスクを回避し、コスト競争力を高める狙いがある。

今秋稼働を始める。イタリアの電力最大手などと共同で運営し、総投資額は3億8900万ユーロ(約450億円)。昨年3月に稼働を始めた堺市の太陽電池工場を「マザー工場」と位置づけ、同じ製造ラインと装置を使って、当初は年160メガワット分の太陽電池を生産する。数年後には480メガワット分に増強する。

現地の販路を通じて販売していくほか、同工場で生産される太陽電池を活用して、2016年までに累計500メガワット以上の発電事業を欧州や中東、アフリカで展開していく。

日本メーカーは最先端技術の海外流出をおそれ、海外での生産は太陽電池の組み立てにとどまっていた。だが、世界最大市場の欧州で、収益を確保しながら販売拡大するためには現地生産が不可欠だと判断した。

10年の生産量で世界シェア3位だったシャープは、新工場の稼働で生産能力を従来より約15%高める。
シャープの11年3月期の太陽電池の売上高は前期比27・2%増の2655億円だったが、営業利益は同58・7%減の21億円。12年3月期は営業利益を前期比約4倍の80億円に引き上げる考えだ。  

(佐藤亜季)

ルクア 女心つかみ絶好調…朝日新聞7月9日9面より

2011年07月09日 11時00分08秒 | 日記
社員自ら市場調査

新生JR大阪駅に開業したファッションビル「ルクア」が好調だ。6月の売上局は売り場面積が2・5倍の百貨店「JR大阪三越伊勢丹」を超えた。強気のテナント選びや女性をターゲットにしたトイレなど、独自の運営が好調を支える。

6月の売上高は31億円、来館者数は420万人を記録。同時に開業した三越伊勢丹の29億円、330万人をそれぞれ上回った。売上高は開業2ヵ月で年間目標の約3割に達した。

強みは立地の良さを生かしたテナント誘致。通常、ショッピングセンター(SC)は開店前に入居を希望するテナント向けに合同説明会を開くが、ルクアは逆だ。ルクアは「我々は小売業。顧客に適した商品を提供するため、目当てのブランドをこちらから逆指名した」と説明する。

こうした「一本釣り」の結果、ルクアは地下1階~10階の11フロア(売り場面積約2万平方び)に入居する全198店舗のうち、日本初が24店、関西初が40店、大阪・梅田初が54店と「初出店」づくし。競争が激しい梅田で、個性を打ち出すことに成功した。

また、多くのscはマーケティングを外注しているが、ルクアは「SCが小売業として成り立つには自らお客さんを知らなければ」と、社員が手がけた。マーケティングで「関西の女性は雑貨で季節感を演出する」という感触をつかみ、衣料雑貨を1階中心に大きく展開。この結果、ターゲット顧客の24~34歳よりも幅広い集客に成功した。

また、通常は外部コンサルタント任せのテナント指導も、ルクアでは社員が担う。ほかにも、イベントの企画段階から年間スケジュールを各店に伝え、夏休みには旅行などをテーマにした品ぞろえを徹底させる。

トイレも売りだ。社員が手分けして梅田の商業施設やホテルでトイレの大きさや数、設備を調査。その結果、混雑するフロアには標準サイズ、逆に客が少ないフロアは大きいサイズにしてゆったり感を演出した。

目玉の最も大きいトイレは、4階の「RELAQUA(リラクア)」。「女性客にトイレでストレスをかけない」を合言葉に、女性社員の発案を取り入れた。アロマが漂い、三面鏡の前で座って化粧直しできるパウダースペースも設けた。

りそな総合研究所の荒木秀之・主任研究員は「流行に敏感な若い女性をつかんだ。今後も話題性を提供し、リピーターを増やせるかがカギだ」とみる。


現場歩き足にまめ  中山健俊社長(64)

伊勢丹出身。「ルクア」を運営するJR西日本SC開発の社長として、古巣が展開する百貨店 「JR大阪三越伊勢丹」と競い合う。

徹底した現場主義者だ。「部下に仕事を教えるにはどろどろの仕事を一緒にやらなきや」。開業を控えた3年前の夏。

1ヵ月半、ポロシャツにチノパン姿で社員と京阪神の20駅以上を連日調査した。朝夕のラッシュ時には通勤客の服装を観察。昼は住宅街を歩き、スーパーで価格を調べた。「自分の目で見たという自信を植え付けたかった」

伊勢丹時代は香港、台湾、新潟店の社長を渡り歩いた。2007年に京都店の社長を最後に定年。手腕を買われ、JR西日本に。

好調な滑り出しにも油断せず、開店の出迎え、閉店の見送り、店内の巡回を欠かさない。足の裏は皮がめくれ、まめができた。「お客さんの志向をもっと勉強し、激戦区の梅田で生き残っていく」      (笹井継夫)

海江田辞意が示すもの(2)…朝日新聞7月9日13面より

2011年07月09日 10時44分29秒 | 日記
ダメ企業にも劣る管政権

岸良 裕司さん
経営コンサルタント
59年生まれ。 84年に京セラに入り、ソフト開発会社を経て08年から現職。企業のほか、省庁や自治体のマネジメント改革にも関わる。
     
私のところに持ち込まれる相談は、破綻寸前、業績不振が恒常化している企業からのものが大半だ。そうした会社に共通な問題はマネジメントにある。

あるメーカーで、厳しい業績の中、リストラを巡って役員間で路線対立が起きた。当面の利益を確保するため工場を売却するべきだと考える株主重視派と、ものづくり現場を重視する派に割れた。

結局、現場重視派が敗北し、閑職に追いやられた。上層部のゴタゴタは現場に波及し、社員の「やる気」は落ちる一方となった。これで業績は上がるだろうか? 答えはノーだ。

業績不振が続き、勝利を収めた側の目的だった株主の利益も損なうことになった。ダメ企業では「コスト削減か新製品開発か」「国内生産か、海外生産か」と路線の対立が派閥争いになり、社内ポリティクスに明け暮れて会社本来の目的・目標を忘れてしまう。

そんな視点で民主党と菅政権をながめると、驚くほどダメ企業に似ている。発足直後は小沢一郎氏の扱いを巡って党内でもめ、大震災後は菅首相の去就が新たな対立軸となって党内ポリティクスに明け暮れた。

7日は海江田経産相が反旗を翻したとも受け止められる辞意を表明した。企業で言えば役員間の不一致。政策判断を適正にして遂行できるはずがない。

加えて民主党政権は発足時から「官僚はダメだ」と官僚に敵対してきた。政府にとって官僚は企業の社員に当たる。どんなダメ企業の経営者でも、社員を敵視はしない。

顧客に向き合う社員のやる気をそいでは、事業がうまくいかないのは自明だからだ。民主党政権のマネジメントはダメ企業に劣る。それでは政府本来の業務である行政サービスが行き届く道理はない。

政府は、優れた企業のマネジメントを見習ってほしい。
①目標を定め、執行する現場(役所)と共有する
②物事を早く進めるために、部門(省庁)間の調整を含めて全体最適で段取りをつける
③現場ができることは現場に任せ、問題があるときだけ助ける、
といったものだ。日本の現場は優秀である。現場を活用すればめざましい成果を短期間に出すことも可能だ。

日本の政界で戦後、大物と言われた政治家たちは、官僚を上手に使ったとされる。こう言うと、政官の癒着は問題だ、と思われるかもしれない。しかし、政官が「国民のため」という目標で一致するならそれで良い。困るのは、何とか業界の利益など妙な目的でくっつくことだ。

傑出したりーダーを求めても成果は長続きはしない。成果を上げる個人と組織がなぜ成果を出すのか、理由をつまびらかにして学ぶことが、とりわけ政界に必要だ。マネジメントは、やりくり算段のこと。予算も乏しい昨今、喫緊の課題と言える。
(聞き手・山瀬一彦)

海江田辞意が示すもの(1)…朝日新聞7月9日13面から

2011年07月09日 10時30分28秒 | 日記
このままでは再生できぬ

古賀 茂明さん 経済産業省大臣官房付
55年生まれ。 80年通産省(現経産省)入省。民主党政権の公務員制度改革を不十分だと批判し、09年から現職。著書に「日本中枢の崩壊」。
      
海江田経産相の辞意表明は、今の政権の問題を象徴しています。経産省に乗っかっていくしかないと考えて、悪役を引き受け、玄海原発の地元に再稼働を要請した。それなのに菅首相が突然、はしごを外す。もうやっていけない、と考えたのだと思います。首相と経産省の分裂でまた裂きになったんですね。

菅首相は気分としては、脱原発、自然エネルギー派なんですよ。でも、気分を実現する能力もスタッフもない。だから、官僚に頼る。頭、つまり首相は脱原発で、体の経産省が原発推進ですから、パラパラで支離滅裂に見えるはずです。

経産省が原発に必死なのは、それで官僚互助会システムを維持しているからです。巨額の予算を使い、電力会社と関連会社、公益法人に多数の天下りを送り込んでいる。原発をやめるダメージは、計り知れません。

一方で原子力から自然エネルギーへの移行プログラムも練って、どっちにも動ける態勢をつくっています。原発維持にこだわって自然エネルギーの関連予算や団体を環境省に奪われたら大変だからです。
菅首相同様、経産省も支離滅裂に見える。

電力会社も同じです。東京電力は、原発対応で混乱の極み。
「やらせメール問題」で真部利応社長が辞意を漏らした九州電力も、現場から漏れるはずのない情報が漏れて、右往左往です。「電力村」の鉄の規律も揺らいでいるように見えますが実はしたたかに立ち回っている。

民主党の議員はどうか。菅首相同様、気分だけは改革派という人が多い。テレビの前では威勢がよくても、この国難を前にして、誰も判断も決断もできない。そもそも誰が、どう決めるかという仕組みさえ見えない。

民主党の政治主導は、震災前から失敗していました。まず政治主導の意味を取り違えて、官僚を排除しようとした。閣僚に政治主導の能力もなかった。

それをサポートする有能で信頼できる、自前のスタッフもいない。結局、守旧派官僚に頼るしかない。今の菅首相の状況は、それを如実に表しています。

首相も経産省も電力会社も機能不全。まさに日本中枢の崩壊です。国民は誰も信じられない。国民も気分は、脱原発に傾いてはいる。でも経産省や電力会社の脅しも効いて、原発なしで夏の電力は足りるのか、電気料金が上がるのではないか、経済や雇用に悪影響がでるのではないかと不安でいっぱいです。

このままでは、日本は再生できない。求められているのは組織力。リーダーの決断を軸に組織全体で問題に当たる態勢です。

今は、どこにもそんな力はない。気分や思いつきではなく、何が問題か、どう解決するか、そのために誰を使うか。早く考えて立て直さなければ、取り返しのつかないことになります。
(聞き手・秋山惣一郎)

世界500社番付 中国61社、日本に迫る…日経新聞夕刊7月8日3面より

2011年07月09日 10時10分12秒 | 日記
米誌11年版

米経済誌フォーチュンが7日発表した2011年版の世界企業500社番付(10年売上高基準)の国別企業数で、3位の中国が61社(前年46社)に増えて、2位の日本の68社(同71社)に迫った。

中国は10年前には12社しか番付に入っていなかったが、経済成長を反映し増加。インド、ブラジル、ロシアの企業もそれぞれ順位を上げるなど、新興国の勢いが目立った。

首位の米国は133社(同139社)に減った。企業別では、米小売り大手ウォルマートーストアーズが2年連続で首位。

中国石油化工集団(シノペック)が5位に浮上し、中国石油天然ガス集団(CNPC)、国家電網と中国企業が続いた。

日本企業では、トヨタ自動車が前年5位から8位、日本郵政が6位から9位にそれぞれ下落。NTTが31位だった。
(ニューヨーク=共同)

米小売業売上高6.9%増…日経新聞7月8日夕刊3面より

2011年07月09日 09時54分22秒 | 日記
6月、個人消費底堅く

【ニューヨーク=弟子丸幸子】
米主要小売業の6月の既存店売上高(最大手ウォルマート・ストアーズを除く)が前年同月比で6・9%増となった。

伸び率が5%を上回るのは3ヵ月連続で、2008年秋の金融危機後では初めて。米個人消費の底堅さを示す形となった。ガソリン価格の高騰が一服し中所得者層の消費動向も復調の兆しが出ている。

業界団体の国際ショッピングセンター協会(ICSC)が7日、主要28社の集計結果を発表した。既存店売上高は金融危機後、穏やかな回復が続いた後、4月は8・5%増、5月は5・4%増と高い伸びを示していた。

ICSCは6月の伸び率に関して4~5%と事前に予測していたが、これを上回る結果だった。ガソリン販売分を除く伸び率は5・5%増だった。

ICSCのマイケル・ニエミラ主席エコノミストは「雇用の増加、良好な天候、夏の値引きセールが寄与した」とし、複合的な要因が重なったと説明した。

ただ、原材料価格高騰に伴い、衣料品や食料の価格が上かっていることが売り上げの押し上げ要因になっているとも指摘。名目ペースで消費が伸びても、実質ベースでの伸びは限定的との見方も示唆した。

業態別で最も伸びたのは会員制ディスカウント量販店の13・1%増(ガソリン販売分を除いて7・4%増)。特に最大手のコストコが14・O%増と好調たった。このほか百貨店が6・2%、ディスカウント店も4・6%伸びた。

中低所得者を顧客層に持つこれらの業態は今春以降のガソリン高の影響で低迷していたが、復調の兆しが広かっている。
各社が相次ぎ大幅な値下げセールを実施したことも寄与した。

NY株93ドル高  2ヵ月ぶり高値 

【ニューヨーク=川上穣】米株式相場の上昇が続いている。7日のダウエ業株30種平均は続伸し、前日比93ドル47セント(O・7%)高の1万2719ドル49セントで引けた。

5月10日以来約2ヵ月ぶりの高値で、4月29日に付けた年初来高値(1万2810ドル54セント)まで100ドル弱の水準となっている。

7日発表の米雇用関連の指標が改善。米小売り手の6月の既存店売上高も堅調な内容となり、買い安心感が広がった。

アプリ開発者に2000億円超分配…日経新聞夕刊7月8日3面より

2011年07月09日 09時45分33秒 | 日記
3年で、配信150億件を突破

米アップルは7日、多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」などにアプリケーションソフトを配信するサイト「アップ・ストア」の配信件数が2008年7月の開始以来3年で累計150億件を突破したと発表した。

同サイトは10万種類以上のiPad専用アプリを含め、42万5000種類以上のアプリを配信している。

アップ・ストアは90力国・地域で有料または無料のアプリを配信し、有料アプリの売り上げは開発者と分配している。

アップルによると、開発者に分配したアプリ販売額は累計25億ドル (2030億円)を超えたという。

同サイトを利用できるのは高機能携帯電話 「iPhone(アイフォーン)」や「iPad」など。(シリコンバレー=岡田信行)

リヴ・タイラーが、エアロスミスのスティーヴン・タイラーの娘である事を思い出したのは…。

2011年07月09日 07時53分22秒 | 日記
その、官能的な唇(笑)によってだった。そこで、ウィキペディアで、調べてみる事にした。

リヴ・ラングレン・タイラー(Liv Rundgren Tyler, 1977年7月1日 - )は、アメリカ合衆国の女優。父親はロックバンド、エアロスミスのボーカルのスティーヴン・タイラー。母親はモデルのビビ・ビュエル。

生い立ち

ニューヨーク州ニューヨークで生まれ、メイン州ポートランドで育つ。母ビビ・ビュエルはドイツ系アメリカ人、父のスティーヴン・タイラーはイタリア系とウクライナ系ユダヤ人(当時はロシア)とインディアンのチェロキー族の血筋。

ビビは妊娠に気づいた頃、薬物依存症だったスティーヴンとの別れを決意し、彼の前に交際していたトッド・ラングレンの元へ戻る。トッドはビビのお腹の子供が自分の子ではないことを承知の上で、その子供の父親になることを承諾。その後トッドとビビは別れたが、トッドはリヴを実の娘として扱い続けていた。

リヴがスティーブンと初めて顔を合わせたのは、ラングレンのコンサートである。バックステージに顔を出したスティーヴンとリブは、親子である事を知らないまま親交を深める。ビビはリヴの父親について真相を語らなかったため、リヴ自身も含めスティーブンが彼女の父親である事を知る人間はいなかった。リブが自分がスティーヴン・タイラーの娘であると知ったのは彼女が9歳のとき。

偶然に出会ったスティーヴンの別の娘であるミア・タイラー(リヴにとっては腹違いの妹)と自分が似ているため、母親を問いつめた結果である。
ビビが二人の関係を公に認めたのは、スティーブンがアルコール・ドラッグ依存と完全に手を切った後である。

スティーヴンはリヴに、タイラーの姓を名乗るように薦め、彼女が14歳のとき『リヴ・タイラー』に改名した(なお、ラングレン姓はミドルネームとして残した)。この頃からスティーヴンとリブの親子関係が公にも知られるようになった。

キャリア

リヴは15歳からモデルとして活躍していたが、モデル業に飽き、1993年に父スティーヴンの歌う『クレージー』という曲のビデオクリップにアリシア・シルヴァーストーンと共演、ビデオクリップの中で高校からこっそり抜け出して街で遊びまくる不良役を演じた。ガススタンドで物を万引きしたり、色気でその場をしのいだり、ストリップバーでお金を稼ぐシーンが印象的。二人の共演は大衆の目に留まり、一躍有名になる。

その後すぐ、リチャード・ドレイファスやリンダ・ハミルトン出演の 『Silent Fall』(1994年) でデビュー。青春映画『エンパイアレコード』(1995年)やベルナルド・ベルトルッチ監督の『魅せられて』(1996年)、トム・ハンクス監督の『すべてをあなたに』(1996年)等に出演して順調にキャリアを重ねて言った。

1998年映画「アルマゲドン」において、ヒロイン「グレース・スタンパー」役として出演したが、メインテーマとなった『ミス・ア・シング(I DON'T WANT TO MISS A THING)』はエアロスミス(実父スティーヴン・タイラーがボーカル)によるもので、ビデオクリップでも合成だが父娘の共演として話題になった。

2001年からはピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズにも三作連続で出演した。

私生活
1996年から1998年まで俳優のホアキン・フェニックスと交際[6]。2003年にイギリスのロックバンドスペースホッグのボーカルであるロイストン・ランドンと結婚し、2004年12月14日、男の子を出産したが、2008年5月8日にランドンと破局したと報じられた。しかしその後も家族3人で出かけるところを目撃されており、復縁かもしくは関係修復に努めている様子であると言われている。

昨日の、gooの結果は、本望、本懐(笑)だった。

2011年07月09日 06時58分04秒 | 日記
7月8日のアクセス数 閲覧数:3,098PV 訪問者数:599IP
順位: 954位 / 1,605,691ブログ中 (前日比 )と言うのが、gooの結果だったのですが、本望、
本懐を遂げた(笑)、書いた甲斐が在ったと思ったのは、ページごとの閲覧数をクリックして見れば、以下の章が、ベスト20に入っていて、全て30人以上の方に読んで頂いていた事。


「どうしてこんなバカな装置をつくったのか、本当に理解できません…週刊文春7月14日号より」が、実質的な1位、以下、順位通りに表示します。

史上最低の悪党に対する怒りをしばし忘れて笑おう。

共和党の新・失言女王 その名はバックマン…Newsweek7月13日号より

浄化システムを作り直せ…週刊文春7月14日号より

誰が考えるのか?って、 貴方が考えるのさ。

原子力を担う体制は、国際的に開かれたものにすべきだ。…朝日新聞7月8日15面より

管、孫、星、下村、亀、伸、分けても、孫に、読ませたい。

日本の電力会社や水道、道路、鉄道等は、世界に比してどうなのか、ということを、考えてみたことがあるか!

史上最低の悪党も、同じ事をやればいいのだ…朝日新聞7月7日夕刊9面より

菅直人と言うのは、日本の戦後民主主義の駄目だった所の全ての現れなのである。

2011年07月09日 06時12分16秒 | 日記
今、在る、日本国民の殆ど全てが呆れかえっている、しっちゃかめっちゃかさ、とは、一体、何なのか。…この史上最低の阿呆に入れ智恵したり、支えたりしている、ごく少数の阿呆達…孫、星、亀、下村、伸等は、全く、その事が分かっていないのだろうが。

菅直人と言うのは、日本の戦後に在ったマイナスの全ての現れなのである。

株式市場を大きくすべきが、大きくしても世界に何のインパクトも印象も与えないつまらないものを大きくしたしかも、そこに関係している人間は、政治屋も入れて、たったの3万人超なのであるつけが、日本を大停滞させて来たのである。

これは、芥川にしか言えない事。

芥川の、「文明のターンテーブル」、の凄さの一端。

嘘だと思うなら、有料メルマガ「21世紀の戦争と平和」を、読んでみなはれ(笑)


菅直人と言うのは、日本の戦後民主主義の駄目だった所の全ての現れなのである。

例えば、新聞社というものが、結局は社説に依って、何者かを示すのだとしたら、世界に類を見ない、と言うよりも、世界には存在しない…自虐趣味に満ちた…自国が存在しない、他国第一主義とでも言えばいいか…マスコミであった事。

「政治とカネ」と言う内向きの虚構ゲームをやり続けて来た有り様や、痴呆テレビなどの全て。自分が正義だと思い続けて来ただけではなしに、何一つ、汗もかかず、まともな仕事は全くした事が無いと言っても過言ではない、野郎自大な、たった3万人超が作り続けて来た、「罪」、の現れ。…その、「下品」、の集大成なのである。