住友化学は液晶テレビやスマートフォン(高機能携帯電話)に使う主要製品について、原材料の購入を現在の円建てからドル建てに変更する。
これまで国内メーカーとの取引が多い「購入」は円建て、「販売」はドル建てだったため、急激な円高で為替差損が拡大した。「購入」 「販売」ともにドル建てにそろえることで為替変動リスクを回避する。
住友化学はパネルの表面に張り付けて光を調整する「偏光板」の世界シエアで2位グループのほか、発色に使うカラーフィルターでも大手。
こうした製品の原材料は日本メーカーから円建てで購入している。このほど取引をドル建てに変更するよう要請を開始し、すでに調達コストの4~5割をドル建てに切り替えた。早期に7~8割に引き上げたい考えだ。
同社の液晶部材の主な販売先は韓国や台湾の大手パネルメーカー。
これまで国内メーカーとの取引が多い「購入」は円建て、「販売」はドル建てだったため、急激な円高で為替差損が拡大した。「購入」 「販売」ともにドル建てにそろえることで為替変動リスクを回避する。
住友化学はパネルの表面に張り付けて光を調整する「偏光板」の世界シエアで2位グループのほか、発色に使うカラーフィルターでも大手。
こうした製品の原材料は日本メーカーから円建てで購入している。このほど取引をドル建てに変更するよう要請を開始し、すでに調達コストの4~5割をドル建てに切り替えた。早期に7~8割に引き上げたい考えだ。
同社の液晶部材の主な販売先は韓国や台湾の大手パネルメーカー。