関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

金鳥KINCHO『貼れる どんとミニ』が、実は米国でバカ売れ❕❔ ─── その使い途が"あまりに衝撃的過ぎ⚡" だった

2020年05月06日 | 日記

わたしは以前、日立@日本製の家庭用マッサージ器が、欧米では「まったく別の用途」で大ウケ♪されてしまい、グローバルな大ヒット商品になってしまってた💧椿事を拙著ホームページ内で紹介した。

今回の記事は、まさしく「それに類する出来事」の発覚である。日立のアレみたいな「隠れたベストセラー made in JAPAN」を、またしても目にしてしまったのだ。

前のときも そうなんだが、世界には各国各様の「バラエティあふれる生活様式とニーズ」がある。だから日本では「こーゆうニーズ」に応(こた)えようと開発した商品が、たまたま海外では「あーゆうニーズ」にピッタリの機能を持つ道具だった❕ ってんでバカうけ💗する……そんなハプニングも「得てして」起きる。

今回の『予想外な使用目的へのヒット』はズバリ、覚せい剤にまつわる(国家間の)温度差から引き起こされていた。

ご存じのかたも多かろう。アメリカやカナダなど、北米圏や大英帝国ルーツの諸国では「覚せい剤の使用に対する規制」が日本に比べれば寛容である。使用自体に関し、一定の要件を満たすなら合法と認める向きが全体として優勢である。

でだ。

ここからが重要な点。あくまで「要件を満たすなら」なんだから、(覚醒してる最中に)やっちゃ違法なコトも当然たくさんある。その一番の典型例が「クルマの運転」。だから北米とかNZとかオーストラリアでは、幹線道路の抜き打ち検問とかになると「ブーズ・バス(Booze bus)」なる俗称の警察車両が決まって出動するワケ。

この大型車両は、日本的に言うと「集団検診日に出現するレントゲン車」みたいなもんで、尿検査(=薬物検査)するための設備と人員を積んで走ってる検診用ヴィークルなんだね。ドライバーから呼気検知器でアルコール分が検出されずとも、受け答えの挙動や目つきがオカしかったら必ず(危険薬物を摂取してないか)尿検査に回される。そーした国々じゃ「飲酒運転」だけってんじゃなく、つねに「覚醒運転」の摘発と対になってこその「一斉検問」なんである。

さて。そんな交通検問が突発的に敷かれる国々(なかでも米国)で、ドラッグを嗜む連中の間に急速に広まった「安心グッズ」なるモノ。その代表的な3商品がコレだ…❕


実際には全米で今、20種類にも及ぶ同系の「アイテム」が出回ってると言う。これらが何だか、お分かりだろうか❔

各パッケージの内容物は「どれも似たよーなもん」で、下の写真のように (1)腰に巻くベルト、(2)黄色い液体の入った“ミニ点滴セット”のような袋とチューブ。そして(3)使い捨てカイロ…の3つから成っている。


カンのいい人は、これだけの説明で もうピン❕ と来てるだろう。

そう。これぞ、検問に引っかかってもクスリを犯ってたことがバレないように「尿検査をインチキして」ゴマかすための脱法キット。液体バッグの中に詰めてあるのは、正常な尿の成分構成を人工的に配合させた擬尿(Synthetic Urine)❕❔なんである。

よくこんなモノが平然と売られるね💧 自由社会アメリカ、オソるべし。

しかし、冬季は氷点下もフツーの地域が多い米国だぞ。いくら“尿”成分がカンペキでも、採取したカップから「湯気もあがってない液体」ならたちどころにインチキと見破られるだろに。検問の網が(運転する)視界に入った時点で、すぐに擬尿バッグを体温なみに加熱してやらないと。

つーワケで、キットには「使い捨てカイロ」が必ず同梱されてるのだ。上に紹介した3つの銘柄では唯一、右っかわの黒い箱のにだけ、米国産の“内製”使い捨てカイロが封入されてる。効き目は10時間と長いから、何ならクスリのパーティに行く前から封を破って温めはじめても、行きと帰りの道中、検問にビクつかずに済む。


しかし、逆に欠点は「ずっと前から温めとかないと、検問の手前で温めだしたのでは加熱が間に合わない」ことだ。しかも、この自国産カイロは『貼らないタイプ』なので、きっちり(未然にマニュアルどおり)装着しとかないと、検査車(ブーズ・バス)のなかでカイロだけ腰から落っことしちまうリスクさえあった。

それじゃ元も子もない、万事休すである。

それを回避する、瞬速発熱で高性能な使い捨てカイロは無いのか❔❔

結論としちゃ結局、アメリカ産では無理だったようだ。それ以外の、ほぼ大部分の『インチキおしっこセット』に同梱されるよーになったカイロは……

マジかよ!? 全部、どれを開けても 金鳥『貼れる どんとミニ』ばっかwwww


これは日本人として喜んでいーのか悪いのか。
携帯カイロ技術の高い品質が認められた証拠っちゃー証拠だが、まさかUSAのハイなドラッグ愛好家たちから、「好きに薬物やりたきゃ金鳥どんとだけは手放すなみたいな信頼の絆がデキあがってたとは「想定外な展開」すぎる。

まさかそんな用途だとも知らず❔快調に対米輸出してた金鳥KINCHOさん自身も、さすがに「コメントする言葉がない」……だろうねえ^^;
=了=

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