関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

アゼルバイジャンの農畜産マダムが「見よう見まねで」作ってみた"ハンバーガー"が、ほぼ食パン一斤サイズw

2021年04月04日 | 日記

われわれ日本人は「ユーチューバーって、先進国の個人"配信業"職」と思ってるかもしれない。

しかし実際には、どんな後進国や紛争地であっても「世界に配信したら(きっとウケて)カネになりそうだ」というネタにさえ気づけば、ユーチューバーで稼ごうとする者は出てくる。

今回紹介する収益目的のYoutubeチャンネルは、アゼルバイジャン人の開設。それも、天を突く⚡南部コーカサス山脈……とかく領土紛争も頻発するナゴルノ・カラバフからも遠くない、とある山村にひっそりと食らす一組の老夫婦の食生活をルポして人気を博している。ナゴルノ・カラバフにおいては先般、飛び地支配していたアルメニアとの軍事衝突が勃発。アゼル側が同地域の大部分を(ロシアの調停により)奪還した、と報じられたばかりだ。


この、標高千メートルの苫屋(とまや)で毎日の創作料理にう腕ふるう婆さまは、おそらく撮影者(兼 編集アップロード者)の母親か、ごくごく近縁の婦人なのであろう。いわば紛争地の貧乏家族の生業を、山村の老人、街に暮らす若手の親子二世帯が手を携えて「家内ユーチューバ―業」としてるのだ。いろいろと微笑ましい。

もちろん、そんな場所の半径50キロに古今ハンバーガー屋など一軒も💧ない。それでも時おりTVのCMや広告写真などで見てきた「ハンバーガー」なる未賞味の文明食を、バンズから何から自家製で模造してみると…❕❔ その果敢なチャレンジは、こ~んな我流レシピとなった。


1) パン生地をコネて丸める
2) 発酵に寝かせる
3) 羊肉をチョップ(みじん切りに)する
4) 塩コショウ+αして、さらに素手で練る
5) 小鍋に4)を詰め、"ハンバーガー"の型を抜く
6) 2)の上面 艶出しに黄身+ヨーグルト塗り、ゴマまぶす
7) 6)を石窯&炭火熱でベイクする
8) じゃがいも刻み、玉ねぎ・トマトを輪切り
9) 5)の両面をじっくり鉄板焼き
10) じゃがいもを焦げ目つくまで揚げる
11) 玉ねぎ、トマトに火を通す
12) 9) にスライスチーズ乗せて、石窯で燻す
13) 7)を上下の二片に切り分ける
14) 13)に具を盛りはさみ、最後に樹の枝で串刺し。できあがり


まあ論より証拠。この投稿動画を ご覧あれ。

私が今まで作った中で最高のラムバーガー、COUNTRY LIFE VLOG農家

目立たず騒がず介添えしてる爺さまが、何ともイイ味 出してるw

何気に3個作ってるところも、この撮影者も含めて"3人家族"なのだなと憶測させる。おそらく彼(もしくは彼女)が帰省するたびに、彼らのYoutubeチャンネルの動画が1本増やされてゆくワケだ。電子レンジを使わない原始な愛の献立こそが、この家族を貧乏から救い出した🎵 素晴らしいね。 

だしスゴいよ、この1個のボリューム感ww

そもそも焼いてるのもハンバーグじゃなく、特大の挽肉ステーキじゃんね💧  仮にも日本で羊肉でこんなもん頼んだら、単価3,000円は下るまい。ま、低地の巷バーガー屋の調理人は(この婆さまみたく)素手で鉄板上のステーキひっくり返さない💧だろし。いちいち上品で慇懃で、それが食コストに跳ね返るのが「文明ライフ」だわな。

もうひとつ、この老夫妻が雪融けの春先、1キロ近く離れた"離れ小屋"まで出向いて調理した『チキン(むね肉ソテー)サラダの"恵方巻"風 巨大タコス』の迫力を見よ 最後の方に一瞬だけ、婆さんがカブりついてる💧シーンが映る。作る手間ヒマから時間、果ては食欲まで……すべてが日本の「大食い王」レベルで舌を巻くっきゃない。


コーカサス地方は白人や中東~インド人など、コーカソイド種族の発祥エリアと言われる。

やつらは基本、こんなにもキビしい自然のなかで暮らしてきたからエネルギー消耗が激しく、アジア系の草食種に比べると大喰いにならざるを得ない。そして「本来、ここまで過酷な環境に耐えて、いくつになっても身体を酷使させられてこそ標準体型を保てる」血統なのだから、温暖涼風な気候で少しでも❕ 楽したり脂肪燃焼を怠ったら「とたんに太りまくる」身の上なのも無理ないな。ここでも改めて、その違いを痛感だ。
=了=

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