豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

出世と保身行動が組織と自分を壊す…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2009-10-17 17:34:05 | ファース本部
誰もが自分の将来に、夢と希望と理想を掲げて社会に巣立って行くのでしょう。
私のような創業者の殆どが当初の夢や構想を持ったのも束の間であり現実の世界では、何とか商売を軌道に乗せようとガムシャラに行動するのみだったようです。

失うモノを持たない者の強みと言うのは、失うモノを持った者と異なり、目標だけを目差す強みです。私自身の体験で何をやってもプラスに転じる強みは強烈です。
一方、ある程度の社会的な立場や企業内の地位に居ると、もっと上を目指し、下にぶら下がる人々を疎ましく思える場合があると言います。下も同列も自分のライバルとなるからです。

官僚依存型の行政を変えようと、自民党政権でも必死に取り組んで来ましたが、成し遂げられませんでした。民主党に政権が変わり、官僚と対峙しながらも彼らの能力を最大限に活用しようと葛藤が続いているようです。
官僚も一流企業の幹部社員も、一般の役人や社員によって自分達の立ち位置が在る事を、もっと強く意識すべきでしょう。

高級官僚の一部は、同輩を蹴落として出世し、定年を前にしての天下り、独立法人への渡りなどを繰り返し、多額の退職金、報酬を受け、国民の支払った血税が原資になっています。

JR西日本の福知山線事故の事故調査の顛末も聞いて呆れる始末で保身に走った企業幹部の暴走は、列車の暴走、脱線事件をまさに誘発したとも言えそうです。

原理原則の国民のため、乗客のため、消費者のため、納税者のためと、社会活動の原点を忘れ、自分の出世と保身のための行動は、組織や社会機構を確実に壊してしまいます。
それは、いつか必ず自分自身を食い潰してしまう事に気付かなければなりません。

写真は今日の羽田空港、函館行きの搭乗者ロビーです。この中には官僚、企業幹部、一般サラリーマン、主婦、また政治家もいます。誰もが裸になればたった一人の人間です。

人を蹴落として金持ちになり、蹴落とされて貧乏をしても、一生は一生です。
人に恨まれた生涯より、一人でも多くの人から慕われる生涯を送りたいもの…

今日の北斗市は、穏やかな天気でしたが、今夜半から大雨になると言う予報です。明日は雨天となれば、久々に落ち着いた休養が出来そうです。
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