豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

収穫祭で人々の絆を強く…札幌~岩見沢市~丘珠空港~函館空港~北斗市

2009-10-31 18:43:26 | ファース本部
籾の種は、苗床に植えて数十日経つと苗にと育ちますが、その間に田んぼを耕し、水を引いて土をドロドロに掻き混ぜて、水をいっぱいにした水田に沈殿させます。
沈殿した水田から水を抜いて、育った苗を植え込むのが田植えと言う作業です。

田植えを終えた水田には再び水を引きます。今度は水の量の調整が伴います。
苗の根元が少し満たす程度の水量に保つ必要があり、その加減が微妙です。
田んぼには、生命力の強い雑草が直ぐに生えてきて苗の栄養を奪うため、根気良く除草作業が必要となり、農薬を使用しない米を作るにはこの除草作業が最も困難な作業と言われます。

秋になると稲穂の実が黄金色に輝きながら頭を下げて米粒を膨らませてきます。
秋の収穫とは、その稲穂を刈り取り、脱穀して籾にする事です。その籾ガラを取った米の事を玄米と言い、その玄米の表皮を剥いて私達が食べる白米となります。

今日は札幌、檜山建設綜業さんのFASユーザー会の収穫祭に参加してきました。
ファースの家を建築した櫻田さんは、桧山建設FASユーザー会(会長・岩本修芳さん)の皆さんを招いて毎年、収穫祭を行っており、今年は10周年記念と言う事で私も招かれました。

櫻田さんは、化学肥料を使わずに自然と身体に優しく収穫量を多くしてコスト下げるための品種改良に取り組んでいます。今日は、美味しさでブランド米となり、櫻田さんが耕作した「夢ピリカ」の炊き立てご飯をご馳走して戴きました。

また、櫻田さんが休耕地を利用した、大根、白菜、ホウレン草、かぼちゃ畑などを公開してFASユーザーさんと一緒に畑に入っての収穫作業を楽しみました。
普段、何気に食べているご飯、野菜、果物ですが私達の口に入るまでには、実に多くの人々の手が掛かり、時間と根気強い手入れが行われている事をこの収穫祭に出て実感します。

家づくりを生業とする私達は衣食住の「住」の部分を担っています。「食」担う北海道の農業経営者の方々も小手先の行政支援だけを頼るだけでなく日々、研鑽を積んで自給率向上のための品種改良に励んでいました。

今日、桧山さんのイベントには多くの子供達も参加しており、畑に入って作物を収穫し、その後に豚肉とジャガ芋、野菜がたっぷり入った「温っか鍋」(写真)の美味しかった事…

火曜日から郡山、米沢、東京、津山、札幌、岩見沢と周り、北斗市本社に帰社しました。今日の気温、札幌4℃、函館7℃、今夜は雪が降りそうな気配です。
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