ファースグループのエンジニア達…北斗市・ファース本部

ファースグループのエンジニア達…北斗市・ファース本部
地球温暖化が世界的な課題となっています。
私達は、地球規模で物事を思考してもどうにもならないと思っているかも知れません。
ところがひとり一人の意識の有無が地球温暖化を防止させるための要となりそうです。

特に家づくりでは、建築施工の時点でCO2を排出する場合があります。
その建材部材の素材づくりでも、CO2排出を食い止めることが重要視されるのです。
私達が使用するスプレー発泡断熱材は、気泡の中にフロンを閉じ込めます。

このフロンはCO2でなく、温暖化効果ガスと云うもっと厄介な素材を使っていました。
「ファースの家」は、数年前から温暖化効果ガスでないフロンを封入するようにしました。
フロンを使わず、水を媒体にすることも可能です。
すると気泡に温暖化効果ガスでないCO2を閉じ込めますが、断熱効能が弱くなります。

いわゆる熱伝導率（UA値）がフロンより高くなり、その分の熱を逃がします。
出来上がった家を見る限り、まったく遜色はありません。
しかし地球温暖化対策を思考した場合は、CO2より温暖化効果ガスでないフロンを使用すると何十年も住み続けることで地球温暖化防止に膨大な貢献をすることになります。

今日は、新規加盟工務店さまを対象にしたファース検査員講習を行い、この講義もしました。
私の隣からファース本部講師・柳田貴志、大阪・クラボウケミカルワークスの神保匡則さん、和歌山・はちむら工務店の菅井暁子さん、神奈川・コクホーシステムの川口真澄さん、栃木・エレフォンの市川利行さんと佐山寿英さん、ファース本部講師・平田麻衣です。

明日は実地研修も行い、昼頃に交差試験（７０点以上合格）を実施して覚え具合を調べます。
全員の満点合格を目指して懸命に講義を行い、勉強をして頂きました。

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