豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

口数の少ないトビ職人の世界…北斗市・本社

2025-02-28 17:39:37 | Weblog
口数の少ないトビ職人の世界…北斗市・本社
私の起業は、主体が鉄骨トビからでした。
鉄骨トビ職は、今でこそクレーンで吊り上げます。
昔はそのような機械の存在しない時期であり、足場は丸太を組んで組み上げます。

私の師匠は、その段取りを行うのが名人だと云われる人でした。
当時の鉄骨トビ職人の多くは、任侠の世界と関わりの在る方々が多かったのです。
私の師匠もその世界に通じており、トビ職人の多くは何らかの関りがあったようです。

任侠人としては、正業に就けないで荒くれ者を飯場(飯付き宿舎)に住まわせ、面倒をみて貰いながら仕事を教わったのです。私もその内の一人だったと思います。
彼は、小学校すら出ていなかったと言い、幼い頃から飯場暮らしをしていました。

そうした時代にヤクザの親分に拾われ、トビ職の仕事を教えられたと言う事です。
そのような時代を過した人々の多くは、義理人情にとてもこだわりました。
受けたご恩は一生忘れるな・・・与えた恩は直ぐに忘れろと・・・

今までには、色々な師匠さんや先生方にお会いしました。
私の師匠は、言葉で教えず、遣って見せて教えてくれました。
更には、世の中の全てが師匠だと諭してくれたのもの師匠です。

偉人の定義は、一代で大企業をつくり上げた人、大金持ちになった人、何かを発明した人、選挙に勝った人などがヒーロー的な扱いを受けます。
ところが、そのヒーローにしたのは師匠のような影のヒーローの存在だと思われます。

私の師匠は、早くして亡くなりましたが、私の中には常に偉大なヒーローでもあります。
この師匠なくして今の自分などないと思われます。
腕の良いトビ職人は、誰もが口数が少ないのです。
画像は、鉄骨剝き出しの東京上野駅構内の天井です。

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普通って何か…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市本社

2025-02-27 17:07:43 | Weblog
普通って何か…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市本社
普通に歩いていると、同じく普通そうに歩いている男性に追い抜かれてしまいます。
何故かと思考して気付いたのは、高齢者「年寄り」になったせいである事は確かです。
それでも北海道から飛行機とモノレール、電車を乗り継いで用務を足せます。

誰からも特別な援助を受けずに私にとって普通の社会生活を過ごしています。
追い抜かれたことは、自然の摂理なのでしょう。
私達は、普通の生活をしながらバスや電車、飛行機が遅延した文句を云うのです。

テントの家に寝泊まりして、配給で届いた食事をとることが、既に何年も経つとそれは普通になります。発展途上国において栄養失調症でヤセ細っている子供達の姿を報道で見ます。
国連などが懸命に支援活動を行っていますが、充分だとは言えないようです。

冷暖房の効いた家に住み、朝昼晩の三食を戴いて、普段着と外出着を取り換えられる私達は、これって普通の生活と云えるのだろうか。
日本人の大半は、この「普通」の生活を送っているのでしょう。

それでも未来を思考すると色々な課題もあります。
その課題を克服するために知恵と工夫をし合う事は、とても賢明なことでもあります。
しかし時々、「普通」を忘れ、身の丈を超える要求をしてしまう場合もありそうです。

私は、仕事など通じて様々な方々とお会いする事が出来ます。
自分の身の丈をわきまえ、「普通」とは何かを知っている人は、輝いて活動しています。
「普通」に生きていても、輝いている人ってとても素晴らしいと思います。

今日は、東京の羽田空港から函館空港に移動、到着口に迎えの車(画像)が待っていました。
直ぐに帰社してご来社された計理士さんには、昨年度決算書の詳細を説明して貰いました。
決算内容を「普通」にするため、色々な経営手法の思案が必要です。

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ファースメーカー協力会(FMA)役員会…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内

2025-02-26 19:04:23 | Weblog
ファースメーカー協力会(FMA)役員会…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内
ファース工法で家づくりを行うには、市販品より性能の高い部材を採用します。
高断熱高気密の性能に、調湿性能と遮熱ガラスなどの機能を持たせているのです。
それには、相応の部材を使わなければなりません。

断熱材やサッシなどは、大手企業でなければ製造が出来ません。
今日は、そのファース工法専用部材メーカーで構成する「ファースメーカー協力会(FMA)」の役員会に参加しました。

ファース工法の基本は、樹脂スプレー発泡断熱で、日本では最初に工法認定を受けました。
今日は、その専用部材エアクララ原液メーカーの倉敷紡績株式会社、東京支社の社内会議室での役員会に参加してきました。

原液メーカーのクラボウと、それを施工する100%子会社のクラボウケミカルワークス、更にサッシメーカー3社、空気清浄調湿材ファースシリカの富士シリシア化学などが参集。
殆どのメーカーは、東京都内に本社や支社を持っています。

ファース本部も東京事務所は、山手線の浜松町駅前にあります。
一極集中の弊害もありますが、東京に出れば殆どの用務をこなせることも事実です。
今日は5月に開催するFMA総会の内容について協議しました。

次回は、会社に居ながらにして行う会議をリモート接続で行う事にしました。
画像は、私の後ろがFMA会長でクラボウの岸野部長さんです。
皆さんが役職を持った多忙な方々なので、とても貴重な時間を戴きました。

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冷暖房を意識しない住まい空間を…北斗市・本社

2025-02-25 17:05:01 | Weblog
冷暖房を意識しない住まい空間を…北斗市・本社
ファース本部本社のある道南北斗市の今日の気温は、+1度で明けて最高気温6度にまで上昇しました。三連休は氷点下の日々だったのですが、一気に春めいてきました。
私達は、24度前後の気温と50%くらいの相対湿度で快適と感じます。

外気温が下がるとストーブやエアコンなので暖房します。
断熱とは室内を、人工的に気温を上昇させることです。
その際は、窓や床面、壁面、天井面などから熱が逃げた分の熱と相応の熱量を加熱します。
逆に冷房とは、侵入した暖気の分だけエアコンで冷やす事です。

床面、壁面、天井面の温度と室内気温が同一なった時点で輻射熱量100%の快適空間です。
春夏秋冬で春や秋が快適なのは、外気温の総てが輻射熱で私達の身体を包むからでしょう。
湿度も限りなく50%に近くなる事ですが乾燥した厳寒期、及び多湿の温暖期において、室内の湿度と周りの温度を同一にする事は至難の技となります。

このような住まい空間は冷暖房を意識させない「さりげない」快適空間と云えそうです。
ガンガンの暖房、キンキンの冷房よりも、さりげない優しい温熱環境をつくりたいものです。
冷暖房は、それを意識させない「さりげなさ」と「穏やかさ」を構築する事が肝心。
家づくりの「さりげない心地よさ」と「穏やかさ」を構築するには、極めて高い断熱、気密と調湿性能の構築を図ることに他なりません。

私達ファースグループ工務店は、常にお施主様ファーストを掲げています。
それには、徹底したハード(断熱気密調湿)をマスターしつつ、加えて関わる人々に対してのソフト(優しさ思い遣り)が必要となります。
家づくりのハードとソフトは、常に一体でなければならないと云う事です。

画像は長野県上三内郡飯綱町の株式会社ツチクラ住建(社長・土倉武幸氏)の作品です。
長野県飯綱町は、標高540mの位置にあり北海道並みの寒波や降雪もあります。
技術者経営者の土倉社長は、卓越した技術に加えしっかりとしたソフトも備えています。

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完璧な気密住宅を…北斗市・本社

2025-02-24 15:15:41 | Weblog
完璧な気密住宅を…北斗市・本社
住宅の断熱性能は、法的に義務化されます。
しかし気密性能には法的拘束力がありません。
断熱材の熱貫流率を抑え、その厚さを増やしても隙間があれば台無しです。

つまり断熱と気密とはセットでなければなりません。
お金を貰って家づくりを行った事のない学者の先生方が、思考した規制なのでしょう。
真冬の畑の中のビニールハウスは、薄いビニールだけで断熱力を発揮しています。

ビニールハウスは、導入する太陽熱と気密性能で内部の温度を保っているからです。
住宅では、気密性能を高くする事で換気経路を確立させて計画換気が可能となります。
建築基準法では、0.5回/h以上の機械換気量を確保せよとしながら気密規定がありません。

家づくりを生業にしているものは、断熱気密がセットでなければお施主様を満足させられない事を良く知っています。
建築基準法にあってもなくとも、断熱気密をしっかりと確保する事はもはや鉄則なのです。

画像はファース本部本社前の畑に建っている「落合園芸」さん、社長の落合 修さんが自らが建てたビニールハウスであり、色々な花々を栽培しています。
真冬でも花を創り出す作業は、その気密性を保持するためのお手入れも大変そうです。

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風見鶏とファース工法…北斗市・本社

2025-02-23 15:19:26 | Weblog
風見鶏とファース工法…北斗市・本社
この厚さ3㎜の鉄板で作った風見鶏は、福地建装が東京から上磯町(現北斗市)に拠点を移して建築した「ファースの家」の殆どに取り付けました。
元々鉄骨トビから出来た建築屋で作業場には、鉄板や鉄骨加工の設備を揃えています。
また、ファース本部の工場は、農業用機械の修理の設備を付ける事で建築許可されています。

ファース工法が確立しても、その違いは住んでみなければ分かりません。
見てわかるモノを創ろうと、思考したのがこの風見鶏です。
当時の「ファースの家」には、この風見鶏が取り付けられています。

木工場で大きな画用紙に私が頭の中でイメージした鶏の絵を描き、その型紙で3㎜の鉄板に次々と書いてゆくと、20枚くらいは直ぐに出来てしまいました。
昭和53年なので木造住宅に風見鶏は珍しかったのでしょう。

この風見鶏を見た方々から家を建てたいとの問い合わせを多く頂いたものです。
しかしながら風見鶏の似合わない家も少なくありません。
また「ファースの家」=「風見鶏」と意識付けされるにも抵抗がありました。

現在でも稀にですが、風見鶏を付けたいと云うお施主様もおります。
この風見鶏は、もちろん風の吹く方向に向くようになっています。
画像の風見鶏は、ファース本部本社屋の隣りに建つ「ファース工法」の1号棟です。

さて、天皇誕生日の今日も北斗市は、陛下の誕生日をお祝いするかのように良い天気でした。
午後からは、少し小雪が舞うようになりましたが、真冬の真っ盛りですからね。
風見鶏は、真北を向くようになりました。

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フクチホームも地域密着型工務店…北斗市・本社

2025-02-22 15:02:09 | Weblog
フクチホームも地域密着型工務店…北斗市・本社
ファース本部には、研究開発部、事業推進部、ハウジング事業部、そして管理部があります。
研究開発部は、ファース工法のバージョンアップ、特許出願、技術や法令などの広報活動を。
事業推進部は、札幌事務所、東京事務所と共にFAS加盟工務店の「ファースの家」の受注支援と新規加盟工務店募集業務などを行っています。

ハウジング事業部(フクチホーム)は、まさに北斗市、函館市など道南の新築受注やリフォーム施工などを行う、いわゆる地域密着工務店でもあります。
画像は、改装したばかりのフクチホームの社内の様子です。
他に営業企画部があり、住まい新聞の発行やファースニュース等の広報活動を行います。

管理部は、経理全般に加えファース工法専用部材と推奨部材の受発注業務を行っています。
フクチホームには、社員大工4名のうち1名がリフォーム専門大工、他にお客様対応しながらデジタル器材のメンテナンスを行う技術者1名、管理マネージャー2名体制です。

推進事業部のエリアは、北海道から沖縄までの広大なエリアにFAS加盟工務店が受注した「ファースの家」が建築されており、そのメンテナンス支援なども行います。
それには地元で、地域密着型工務店の運営を実践できている事が大前提となります。

今年度からフクチホームの陣容も増やし、オフィスの増設を行いました。
お施主様の都合によって3連休などありません。
適切なシフトを組みながら、ローテーションをこなしております。

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多層ガラスの作製プロセス…北斗市・本社

2025-02-21 17:07:54 | Weblog
多層ガラスの作製プロセス…北斗市・本社
現在、Low-E機能を外側と内側のガラスにコーティングした「トリプルガラス」で熱貫流率0.23w/k㎡の断熱性能のガラスを作製できました。
グラスウール断熱の熱貫流率が0.45 w/k㎡ですから、その約2倍の断熱性能のガラスです。
単板ガラスの熱貫流率は、約5.00 w/k㎡ですから、10倍以上の断熱性能となります。

それは、まさにLow-E機能を施すことで成り立ちます。
画像は、実験ハウスで実験中の多層断熱ガラスです。
右側は、現場で手造りした10枚の多層ガラスであり、左側はプロが多層ガラス製造の専用機材を行使して造った10枚の多層ガラスです。
熱貫流率は、0.30w/k㎡と同じになりましたが、明らかに透明度が異なります。

Low-E機能をコーティングしたトリプルガラスの複層(ガラス6枚)は、その熱貫流率0.23w/k㎡となりますが、グラスウール断熱材の200㎜に相当する断熱力です。
しかしそこに至るまでには、画像右側の手づくり多層ガラスで何度も実験を重ねました。
そもそもガラスがもっとも大切なのが、透明度(景観度)です。
室内からは、何の違和感もなく外部を見られることが一番でなくてはなりません。

そのうえでの防犯性能、飛散防止性能、断熱性能、遮熱性能なのです。
ファース本部と、栃木県那須塩原市の星野アルミ建材さんが共同開発した、0.23w/k㎡の多層断熱ガラスは、画像右側の手造り多層ガラスを進化させたものです。
そもそもガラス10枚の重量は重すぎて、クレーン車でもなければ取り付けも出来ません。
0.23w/k㎡の断熱ガラスは、Low-E機能のトリプルガラスを現場において複合にする事で成立します。これは施工法として特許出願しています。

この世に無いモノを創り出すには、一朝一夕で成就できるものなどありません。
ファース本部は、研究開発を繰り返しながら寄り良い家づくりの技術を研鑽しています。
そこで得た技術は、FAS加盟工務店さんを通じて全国に供給しているのです。

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ファース工法専用トリプルガラス…北斗市・本社

2025-02-20 15:15:39 | Weblog
ファース工法専用トリプルガラス…北斗市・本社
一般的なグラスウール断熱材の熱貫流率は、100㎜で0.04w/k㎡くらいです。
私達のファース工法の断熱材エアクララの熱貫流率は、100㎜だと0.02w/k㎡となります。
ちょうど2倍の断熱力があります。
つまり壁面、床面、天井面(屋根面)からの逃げる熱量は、このエアクララで最小限にする事が可能となります。次は窓から逃げる熱の課題があります。

窓は、ガラス面の面積が極めて多いため、ガラスの断熱性能を高くする必要があります。
現在は、窓枠のサッシメーカーがガラス断熱性能を含めた仕様で供給しています。
ガラス3㎜厚の熱貫流率は、5.0w/k㎡、グラスウール0.04w/k㎡の125倍以上です。
そのため複層ガラス(ペアガラス)を多く採用するようになりました。
ペアガラスの熱貫流率は、2.0w/k㎡くらいまで下げられます。
それも100㎜グラスウールの50倍も熱を逃がします。

そのため、複層ガラスの外部側のガラスの内側にLow-E金属膜(主に銀粒子)をコーティングしたガラスを用います。
Low-Eとは、放射を抑制して日光や暖房熱を吸収や反射させる機能を云います。
2.0w/k㎡のペアガラスがLow-E機能で1.3w/k㎡くらいまで向上させられるのです。
これを欲張って外側ガラスだけなく、内側ガラスもLow-Eをコーティングしてみました。
結果は全く逆効果で、複層ガラス内の空間で熱道の乱反射で断熱性能が悪くなりました。
そのため、乱反射を防ぐため中にもう一枚のガラスを加えたトリプルガラスにしたのです。

その結果、熱貫流率を0.88w/k㎡まで下げる事に成功しました。
それを画像のファース工法の専用ガラスに致しました。
ここまで辿り着くには、実験ハウスで3年間、3シーズンの実験を繰り返しました。
それは経年劣化率(年数で性能が劣る率)を調査するからです。
断熱材も断熱ガラスも、皆さんに安心して使用して頂くには、一朝一夕ではゆかないのです。

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発明と特許の違い…八戸市~新函館北斗駅~北斗市・本社

2025-02-19 17:08:54 | Weblog
発明と特許の違い…八戸市~新函館北斗駅~北斗市・本社
昨日は、青森県八戸市の2000年にFAS加盟工務店となられた「シーユーハウジング」さまを訪問してきました。中里社長も私と同じ、中卒で大工見習から工務店経営者になりました。
中卒者がもっともハードルの高さを感じるのは、二級建築士の資格取得です。

方程式が解らないので、計算問題を解く事に四苦八苦するものです。
私も2建築士資格の取得に苦労しましたが、中里社長も中卒者でもしっかりと2級建築士資格を持っておりました。工務店経営者は、学歴に関係なく資格の取得は必須となります。

中里社長も大工さんから工務店経営者になりましたが、私は鉄骨トビ職から工務店経営者。
いずれも創意工夫をしなければ、百ヶ所百様と云われる家づくりなどは出来ません。
私は、創意工夫を特許と云う法的権利にして住宅システムを確立してきました。

大工さんの仕事自体が、常に創意工夫の連続と云えると思います。
創意工夫のなかで権利化するには、特許を取得する必要があります。
ファース工法では、80件の特許出願と11件の特許登録をしています。

これはFAS加盟工務店のつくる家が、ハウスメーカーとの競争に勝てるための特許権です。
発明は誰にでも出来ますが、特許権を得るには相応の手続きが必要になります。
また特許権をすると権利保持のため、定期的に万円単位の費用を納付します。

創意工夫は、その時点で発明している事になります。
発明、創意工夫を特許庁から行政処分で独占権を認められた権利とでも云えるのでしょう。
法律上の発明とは、「自然法則を利用した技術的思想の創作で高度なモノ」と定義されます。

自然法則とは、例えば2階の窓からガラスのコップを落とすとほぼ真っすぐに落下します。
これが自然法則ですが、これを横に落下するとか、地べたで割れないようなコップにする事を発明であり、それを権利化したのが特許権とでも云えそうです。
画像は、特許出願書に張り付ける「特許印紙」です。

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いつの間にかお施主様が営業マンに…北斗市・本社~新函館北斗駅~八戸駅~八戸市内

2025-02-18 19:12:48 | Weblog
いつの間にかお施主様が営業マンに…北斗市・本社~新函館北斗駅~八戸駅~八戸市内
「小さな事をコツコツと」
この格言がしっかりと当てはまるFAS加盟工務店さんを訪問しました。
青森県八戸市の「有限会社シーユーハウジング」さんです。

私が講師を務めた工務店セミナーに参加してくれたのは、26年前だと思われます。
真剣に話を聴いてくれたCUハウジングの中里社長と企画設計の清水端さん。当時の清水端さんは、結婚前で姓名が異なっていたように思います。

直ぐにFAS加盟工務店となり「ファースの家」を受注し始め、翌年からは次々と着工申請が届くようになりました。
社長の中里 肇さんの明るく実直、誠実なお人柄は、お施主様の心を開いたのでしょう。

また清水端さんのお施主様への笑顔で優しく丁寧な接し方は、CUハウジングさんの信頼を高めるため多いに貢献したと思われます。
現在は、ご子息の中里普也さん、小笠原麻緒さんが加わり、工務店形態を充実させています。

加盟当初は中里社長と清水端さんのほぼ2名だけで受注施工、メンテナンスを堅実に行い、ファースグループ工務店中、着工棟数で1位になった事が何度もあります。
それは、とりもなおさず人任せにすることなく、中里社長と清水端さんのコンビネーションが功を奏した結果だと思われます。

またCUハウジングさんは、営業活動など全く行わず、お施主様とも友好関係を構築する事に徹底しています。
それは意識せずお施主様は、いつの間にかCUハウジングさんの営業マンになっていると云う事なのでしょう。
地域工務店の在るべき姿でもあります。

住宅業界は、昨今とても激しい受注競争になっています。
しかしながら「数を追わない」、「施主ファースト」、「社員と協力業者を大切」を貫き通す、CUハウジングさんの工務店経営姿勢には、見習うべき点が多くありそうす。

画像は私の隣りから、社長の中里 肇さん、設計の清水端美幸さん、中里社長のご子息で、工務の中里晋也さん、管理技士の小笠原真緒さんです。
皆さんのこの笑顔が素晴らしい!

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空調機器のバージョンアップ…北斗市・本社

2025-02-17 17:19:24 | Weblog
空調機器のバージョンアップ…北斗市・本社
断熱基準の義務化に備えて各ビルダーや工務店は、様々な準備を行っている事でしょう。
ファースグループ工務店は、既に断熱義務化仕様で家づくりを実践しています。
それも断熱基準義務化を見据えていたのではなく、お施主様の満足度を得るためにです。

ファース工法は、30年くらい前から既に義務化仕様で家づくりを行ってきました。
「健康寿命を延ばす家」
これがファース工法の研究開発の信念でした。
断熱性能と同時に気密性能を恒久的に保持するには、一朝一夕で出来た訳ではありません。

樹脂の原液メーカーとの協同研究、その原液を使用しての施工方法などは、大企業との難しい協働研究でした。それでもどんなに大きな企業でも、関わる方々は、誰もが良い家づくりに共感共鳴をする方ばかりです。担当者も上司も、最後は大企業幹部も、住む人を幸せにするための家づくりには、共感してくれるものです。

これは断熱材だけで成せるものではありません。
断熱ガラスや空調機器なども同じような研究開発が必要となります。
ガラスメーカーと断熱メーカー、空調メーカーとは、全く普段の付き合いなどありません。
それをファース本部は、コーディネートして住宅システムと確立しました。

画像は、ファース工法専用空調機器の実験ハウスです。
断熱試験ハウスや、その断熱材の経年劣化率の確認など行いながら、空調機器の研究開発を。
空調機器には、エアコンや空気清浄のクリーンファンネル、空気循環システム等が入ります。

この空調機器実験ハウスでは、ファース工法専用部材にする前のストレス試験を行います。
実際に採用した専用部材でも故障の多い器材は、ここで徹底調査と改善試作も。
住宅システムの研究開発は、まさに一朝一夕で確立するものなど一つもありません。
常に時代に見合ったバージョンアップは、この実験ハウスで行っています。

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断熱材・断熱性能の経年変化を…北斗市・本社

2025-02-16 14:53:18 | Weblog
断熱材・断熱性能の経年変化を…北斗市・本社
グラスウール断熱材は、一般的な住宅に使用されています。
このグラスウール断熱材で我国の住宅の断熱性能が確立されてきました。
グラスウール断熱材は、充填の仕方で性能に大きな違いが生じます。

グラスウールは布団と同じような綿状の断熱材です。
布団に包まれば温かいので解り易いと思います。
また寒い際は、布団を厚くすると温かくなります。

しかし湿った布団は暖かくないので、ときおり太陽光で干し、布団乾燥機で乾かします。
ところが壁や床下の中に充填した布団とグラスウール断熱材は、その乾燥ができません。
グラスウールは、乾燥した空気を静止させることで断熱材の役割を果たします。

北海道で普及されたのがグラスウール断熱材です。
北海道は、高温多湿になりません。
本州では、梅雨時や高温多湿の夏があります。

乾燥した空気を静止したままで10年20年30年40年と長期間にわたり保持できるかどうかは、とても困難と云うより、保持できません。
つまりグラスウール断熱材は、数十年経ったら入れ替えが必要になるのです。

断熱リフォームは、定期的に断熱リフォームを行っている住宅など殆どないと思われます。
私は、乾燥した空気を長期間にわたり静止させ保持することなど「出来ない」との判断をするまで何度も色々な実験を繰り返し6年間の歳月を経ました。

自分でお施主様からお金を戴き、足場にあがって直にグラスウール断熱材を充填したことのない学者の先生が構築した断熱工法は、必ずしも適格であるとは思えません。
画像は、グラスウール断熱材も含む樹脂断熱など6種類の断熱材のシーズン試験boxです。
ファース本部は、これらの試験を行い、ファース工法の断熱方式を構築しました。

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ファース本部本社の2階オフィスから見た駒ケ岳…北斗市・本社

2025-02-15 15:08:09 | Weblog
ファース本部本社の2階オフィスから見た駒ケ岳…北斗市・本社
今日は2月15日、まさに真冬の真っ最中なのですが、北海道北斗市は春先の陽気です。
画像は、北海道北斗市本社の二階オフィスから撮った大沼公園の駒ケ岳。
手前の氷は、この2階オフィスから北側木工場の屋根に落ちた雪などです。

何かこの画像は、芸術的な造形に写りました。
100坪(330㎡)あるオフィスの屋根からの落雪量は、相当なものです。
木工場も厳重に補強しており、重みで潰れる事はありません。

しかし放置しておくと、雪解け水が漏り出す場合があります。
社員総出で年に二・三回は、木工場の屋根の雪落とし作業を行います。
今年の冬の始めは、とても降雪量が少なかったのですが、2月になってドカ雪となりました。

今日は快晴ですが、来週明けからはまた気温が下がり降雪もありそうです。
降雪があっても、ドカ雪にならなければ良いのですがね。
このドカ雪は、春先に多いので油断は出来ないのです。

このオフィスの屋根には、エアコン暖房熱で雪の積もらない仕組みを施しています。
何度も実験して稼働させると雪は積もらないのですが、商業ベースにならないと断定。
雪の積もらない装置の機材を、外してしまいました。

私達開発者は、先ず出来るかできないかを試してみます。
それから製品化の有無を判断するのですが、本来のビジネス的には逆なのです。
商業ベースになるか否かの判別は、それを先に行わなければなりません。

ところが私も含む開発者の多くは、先ず遣ってみるのが先になるのです。
ビジネス専攻だと出来るモノも出来なくなります。
ファース工法などは、ビジネス専攻したら誕生しなかった住宅システムでもあります。
ファース工法があればこそ、ここから大沼公園の駒ケ岳を見る機会も……

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細雪(さざめゆき)…北斗市・本社

2025-02-14 17:06:36 | Weblog
細雪(さざめゆき)…北斗市・本社
今日2月14日金曜日の北斗市は、気温-4度で明けました。
終日、細雪が降ったり止んだり、1度前後の気温で終始しました。
細雪(さざめゆき)は、歌謡曲の歌詞にあるので読めました。

歌謡曲にでもなかったら細い雪と書いて「さざめゆき」とは読めないと思われます。
細雪、まさに細かく小さな塊となって降ってくる雪です。
真冬の最も寒い時季に降る雪でもあります。

この細雪は、真冬の雪と云うより、春の兆しを感じる北海道人が多いと思われます。
それと云うのも真冬の頂点の後は、一日一日が春に近づくからなのでしょう。
真冬が来なければ、春もまた来ないのですからね。

北海道には、夏らしい夏などありません。
道央などでは、35度くらいまで気温の上昇する地域はあるのですが湿度が低くなり、気温ほど暑く感じません。
この道南から津軽海峡を渡り、本州に行けば高温多湿の夏があります。

今朝、北斗市に降った細雪は、春を誘い込む招き雪になって欲しいものですね。
それでも天気予報を見ると、寒さはまだまだ続くと云います。
一朝一夕では、春を呼び込む事など出来ないようです。

私達のような住宅システムの開発者は、全国各地の天気概況をいつも調査しています。
ファース工法の家は、日本列島の各地に建築されており、高温多湿の地域にもです。
細雪の降る厳寒地には、温かい家づくり、断熱と暖房だけを思考するだけで良いのです。

高温多湿の本州でも冬場の気温は2度、3度、たまには氷点下になる場合があります。
ファース工法は、日本列島の何処に建築しても冬暖かく、夏涼しく省エネで過ごせます。
真冬に温かい家づくりより、真夏の高温多湿対策の方がはるかに高い技術を伴います。
画像は、細雪の積もった路面を歩いた足跡です。

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