豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

親子松…北斗市・本社

2024-05-04 15:22:06 | Weblog
親子松…北斗市・本社
我家には2本の松の樹があります。
画像向かって左側は、私の父が植えたのですが、私の幼かった60年以上も前の事です。
当時で樹齢100年以上だと、父が話していたのを聴いた事があります。

右側の松は、福地建装の創業資金を出してくれた姉が植えた松です。
当時の庭の片隅の雑草に混じって生きようとしていた、数十センチの小さな松の木を姉(3名いるうちの2番目の姉)が、雑草の少ない場所に植え替えて手入れをしていました。

長姉と次姉の二人は、父の仕事の関係で中国大陸東北部(当時の満州)育ちです。
父は、当時の上磯町(現北斗市)にある浅野セメント(現太平洋セメント)工場建設の責任者として赴任して地元の母と結婚、私達が生まれました。

父が100年樹齢松を、何処からどのようにして入手したのかは分かりません。
転勤族の父は、上磯町にいた時期は短ったようですが、この地で母に看取られて亡くなり、私が妻とつくったお墓に母と一緒に眠っています。

松の木を植えた次姉は、晩婚でしたが札幌に嫁ぎ、優しい夫(義兄)と穏やかな気性の子供2人にも恵まれ、20年ほど前にガンで亡くなり、義兄も後を追うように亡くなりました。
私の妻は、そのことを大切にしており、毎年プロの植木屋さんに剪定を依頼しています。

晩婚だった姉は、晩婚ゆえに働いて貯めたお金を私の福地建装創設に出して貰いました。
そのお金がなければ、「ファース工法」も誕生出来ななかったと思われます。
今日は「みどりの日」ですが、この松の樹には特に意義を感じる日でもありました。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
「#福地建装」「#SDGs」

コメント
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