今日で四国を離れる日だ.今回の四国行の一番の目的である,これから出す写真集の打ち合わせをする.高知港が見える種崎公園の日の出が,しばらく振りの晴れを約束してくれそうだ.打ち合わせの時間迄に,近くの札所に行ってみる.札所に向かう途中,何人かの巡礼者にあう.流石,四国である.晴れてはいるが強風の中,晴れ晴れとした表情で歩く姿は,清々しい.
四国34番 種間寺
私もいつか「同行ふたり」の傘をかぶり,四国路を歩こうと考えている.二時間程の打ち合わせで.高知市から祖谷谷に向かう祖谷谷はかずら橋で有名だが,私の目的は 釣り.なんとしても一匹,アマゴの顔を見てみたいと,最後の候補地に祖谷谷を選んだ.
高知市内,路面電車「ごめん」行き
祖谷谷への道 昨日降った雪,剣山方面
祖谷谷にむかって,小便小僧.
祖谷谷の支流で念願のアマゴをかける.三匹,挨拶しにきてくれたので,丁寧に礼を行って,清流にお帰りいただいた.
夕刻,瀬戸大橋を渡る.2015年3月11日 17:00~小山着 3月12日 3:00 おつかれさまでした
「海神の首飾り」田辺周一写真集・5月発売予定
1976年4月~1978年8月撮影
※ 掲載写真内容
30歳を目前にしながら、亜熱帯の島々を漂流する
仲良しトリオが出会った・田中一村や若者・子供たち
西表島の子供たち・1976年4月 25ページ
奄美の田中一村・1977年5月8月 25ページ
与論島の若者達・1977年5月8月 56ページ
小笠原島・父島・1978年8月 16ページ
表紙写真は小笠原・父島
「田中一村へのオマージュではないけれど、森の中から突然現れた野生の山羊を、
僕たち三人は息を押し殺し見つめている。まるで一村が描いた奄美の杜の絵のように」
校正中の写真集の表紙,ほぼこの表紙カバーになります。
表紙ハードカバー・A4版 138ページ・全モノクロ
価格 2700円(税込)
200部作成・100部は自家消費されるので,100部あまりを流通の予定です.
詳しくは,発売前に内容等,ご案内いたします.