標高500Mあたりで景観が開けた。
頸城三山(妙高、火打、焼山)の見え方は天気次第だが、天気の上下に限らず、直江津港ごしにいつでも見えるのが米山だ。10年間その山並みを見続けてばかりで、登ることはなかったが、在住10年を期に、目に付く山は登ってみようと、思いはじめた。
何箇所か登山口はあるようだが、直江津から一番近い登山口、大平区口を選んだ。1000Mにも満たない山。見るからに裾が緩やかに見える米山を甘く見ていたようだ。大平口(標高300M)頂上までの距離、2700M。2時間30分とのこと。
標高800Mあたりか、尸羅場(シラバ)という場所は、女人禁制だった昔、女性はこの場所までしか登山できなかったそうだ。
登山道は結構急勾配で、木の階段が設えられており、足にくる。特に尸羅場を過ぎ、美しいブナ林が現れる頃には特にきつくなる。帰りはかなり膝に来そうである。
山頂直下の避難小屋
米山山頂に祀られる米山薬師。日本三大薬師だそうだ。
山頂からの柏崎方面
上越市、頸城三山をみる
1000Mあまりと、甘く見ていたが、次の日は足にきておりました。
上り3時間 下り2時間 のんびりの登山でした。