上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

白樺公園キャンプ場 2

2023-08-23 19:49:47 | 家族キャンプ

昨夕はバケツ を引っ返したような雷雨で、テント内にも浸水があった。テントに触って寝ていたカミさんの上着は濡れて機嫌が悪かった。自然相手の遊びは昨日今日始めたわけではないから、その程度のことは当たり前なのである。とはいっても雨水の溝を掘ったり、ブルーシートで軒先を迫り出したりした。

 

キャンプ場前を流れる湯の股川は渓流釣りのメッカ。岩魚、ヤマメがいる。40cm以上の岩魚もいるし、本流には幅広山女魚も釣れないが数多くいる。夕刻、雷雲が湧き出したが、カミさんを伴って谷に入った。

20cm弱の岩魚を5匹ほど。釣り人が多いせいか当たりは遠かった。


 福島県 南会津湯の花温泉 白樺公園キャンプ場

2023-08-20 11:44:45 | 家族キャンプ

白樺公園キャンプ場。その名の通り白樺の木が林立する。25、6年もののツールーム、コテージテントを引っ張り出した。

 30年ほど前の南会津のキャンプ場は大賑わいだった。お盆ともなれば立錐の余地のないほど混み合った。子供が小さかった頃はキャンプ場でないところにテントを張るのが常だったが、檜枝岐のキリンテのキャンプ場には残雪の頃からよく通った。ダンロップのテントにブルーシートのタープ。近隣のキャンパーの装備と比べると、カミさんがいうようにベトナムの難民のようだった。料理も山で使うバーナーだったり、食器はコッヘルだったりした。ある意味乳飲子+小学生と夫婦4人のキャンプには簡素だったが、フットワークの良いキャンプができた。私は今もそれで良いし、アウトドアとは道具がなければないほど、自然の中に埋没できると思っているからだ。動物が道具を持っているか、まるで狐か狸、熊のように、素裸、そこまでは無理としてもマタギのような体験が、アウトドアの理想だと今も思っているからだ。企業は商品が売れなければ立ち行かないから、美味しそうなコピーを並べて購買意欲を誘い、購入させようとするのは、致し方ないが、アウトドアに限らず自分で選ぶ、という癖を付けなければいけないのだと思う。

25年以上経つテントであること、防水に問題ありで。秀山荘渓流タープでホロー。背後はバイクツーの個々のテントと集会タープ

 

 一泊目、フリーサイトには3組。釣りの単独。バイクツーの4人。離れたところにあるオートキャンプ、フリーサイトには3.4組ほど。8月17日。

当時1万円にも満たないコテージテントは冬の房総キャンプのために買ったものだし、コールマン のツーバーナーも義弟が買ったのを見て購入。ピクニックテーブルも然りであるが、ここで使用しているテーブルは2代目。全て自分でメンテできるものは直しているが、やはり安物の劣化は早いようだ。

テントは古くても、ブランドではなくとも、使い勝手や耐用年数に拘らなくれば値段に関係なく使用できる。どんなに高価なものでも陽に晒され長年使用すれば、加水分解され、ただの古い石油布になるだけだから。問題は雨、風、虫、寒暖である。安価なギアを使用するなら、少なくとも品質の良いタープ一は欲しいところである。良質なタープの下でしっかりペグ打ちを怠らなければ概ね凌げると思っている。

白樺キャンプ場の売りは近くにある湯の花温泉←クリック」である。弘法の湯、天神の湯、湯端の湯、石湯と四箇所の共同湯があるからだ。いずれも施設としては簡素な設の温泉であるが、20代から始めたオフロードバイクによる林道ツー以来、50年ほどここの温泉に浸っている。

入浴料金は三百円。4カ所の温泉に日券を買えばその日などこでも何回でも利用可能である。

弘法の湯。

夕方から雷になり、テンバは水溜りができた。背後がトイレ。かってはお店があったらしい。

白樺公園キャンプ場←クリック

 

二日目の朝、キャンプ場脇を流れる湯の股川を歩いてみる。

川の恵を受けた、瑞々しい森

                     大きなマスタケ

自分ばっかりと言われないように今回はカミさん孝行のキャンプ。あと1日。


糸魚川市 三峡パークキャンプ場 2

2023-08-20 11:01:53 | 渓流釣り

          2日目、鉢山が明ける

 管理人が居て、炊事場も、トイレも洋式で無料であるこのキャンプ場。多くの方には来て欲しくないキャンプ場である。昨日は貸し切りでのんびり過ごせたが、2日目は長岡ナンバーの若い兄ちゃんが、私の近くにテントを張った。今、流行りらしい一人キャンプで焚火をして、真夜中の12時過ぎまでラインやらで誰かと喋りつつオダをあげていた。さすがに寝るのかと思いきや、午前の2時まで片付けでガチャガチャ。最近は一人キャンプで焚火を、なんてフレーズが巷では流行っているらしいが、キャンプに限らず、常識的なマナーを守ってこそのことである。長岡ナンバーのスバルレガシーのあんちゃん、わざわざ山の中のキャンプ場でやらず、家か近くの川で、アウトドアゴッコをしてください。その際も常識的マナーを守ってくださいね。こういう人はアウトドアから退場して欲しいですが。

   2日のお客さん。ちょっと強面だが、こんな客なら大歓迎だ。

2日目は5日土曜日。朝には管理人さんがやって来た。二人の管理人さんが交代で管理しているらしいが、今日は二人の管理人さんで常駐し、草刈り。以前あった管理人さんに釣りの穴場を教えてもらい、早速竿を出したもののちびイワナばかりだった。

峡谷見晴らしのベンチ。座ることを躊躇するよね!

2日目の夕。海谷渓谷が赤く染まる。

 

 3日目の朝の渓谷

2泊で帰り予定がもう一泊。避暑のつもりで来たものの、夜は涼しいが昼は暑い。例年であればもっと凌ぎやすいのだが。二泊目は先に説明したように、マナーのないキャンパーのおかげで寝不足である。早朝に起き釣りをするつもりだったが、6時起き、朝食をすませ7時に谷に降りる。件のマナー違反の迷惑兄ちゃんはまだ白河夜船。

海川渓谷はちょっとした小屋ほどの大岩がゴロゴロ。でゴーロ帯という。

 3泊めの夕方、大阪からきたというバイクの二人の若者。大阪の大学に通うという。敦賀、能登、とまわりここは3目なのだという。

声をかけると、僕たちはうるさいので迷惑をかけるかもしれないので、離れた下のサイトで寝ますとの挨拶。よかったら一緒に飲みませんかと声をかけれれ、私のテント前の既設のベンチで、私にとっては孫にも等しい年の若者と、バイク談義やら、恋愛論やら(?)で盛り上がり、二人と11時頃まで酒を飲んだ。サントリーオールドは初だという二人に残った酒は進呈したが、今の若者はウイスキーな飲まないのだろうか。

 昨日のマナー違反の若者といい、この学生たちといい、3泊4日の暑い避暑であった。ただ言えることはアウトドアごっこばやりの今の日本で、私が静かに眠れる場所は道の駅やキャンプ場ではなく、沢音のする源流だ思えたことだった。

 

 

 

 

 

 


糸魚川市 三峡パークキャンプ場

2023-08-19 17:07:39 | 近隣散歩

糸魚川市市野野から見る駒ヶ岳と鉢山

我が家(上越市)から約60kmの場所にあるキャンプ場。関東と違い、道が混むことはないので下道でも7、80分で辿り着く。標高も700mほどあり、そこそこの高地である。今年のあまりの暑さに、ここで避暑をとばかりに足を運んだのだが。

暑さと湿気でなんか雰囲気のある画像になった。糸魚川市三峡パークキャンプ場。無料のキャンプ場。管理人さんが常駐するのは土、日の昼間だけ。

のんびり3日間過ごすため一人では贅沢に広いコールマン のスクリーンタープ。20年ものなので防水は期待できないので、タープでホロー。(普段は谷泊りで小さなテントでストレスばかり)

既設のテーブルの上で夕食準備。

今夜のナイトキャップはトリス(岩手の残りにオールドを足しただけだが)このキャンプ場は鉢山がシンボルでいつも背景にある

本日の昼飯はアルファ米とスープと少々の野菜

暮れる鉢山

暮れるキャンプ場の炊事場

日本海を挟み、能登半島に落ちる夕陽。この日キャンプ場には私一人。8月4日(金)駐車場に夜半に車泊の方が一人きたようだ。

 


トウクトウクが行く

2023-08-16 09:25:36 | 通い道

谷川岳が見えてくると関越トンネル。トンネルを抜ければ新潟県である。8月とあってさすがに谷川岳には雪はない。

十日町市街を過ぎ、松之山あたりで奇妙な車が前に現れた。

トウクトウクだ!

東南アジアで顕著に見られる3輪車である。私は日本の公道で見るのは初である。

十日町池尻の交差点。左、室野。右、松代。トウクトウクは真っ直ぐ上越市に行くようだ。

寄ってみると若者が4人。運転席に一人。後部座席に3人。キャンプ道具を積んでいるからキャンプしながらのドライブのようだ。ナンバーは群馬。タイランドとのロゴがある。

家に帰って調べてみるとこのトウクトウク、国内に輸入され、130万円前後の新車価格で販売されているようだ。寒い時期には頭を抱える仕様だが、若者にはうけるのかもしれない。

十日町市松之山から上越市の大平まで後ろを走って興味深く様子を見たが、カーブなどでも問題なく、排気量は660ccらしいが力不足は見受けられなかった。