毎夜屋根を叩く台風並みの風雨に、心穏やかではない。本格的な冬の訪れである。昨シーズンの大雪の顛末を顧みれば尚更である。我が家の瓦屋根は八年前の隣家の家事で、ズタズタになった上、この冬の大雪で瓦が歪んでしまった。九十数年も経つ家であるから、全体的に痛みは想像に難いのであるが。それもあって上越の知人の建築家に先日、修理の値踏みをしてもらったばかりだ。
直江津海岸にて
毎夜屋根を叩く台風並みの風雨に、心穏やかではない。本格的な冬の訪れである。昨シーズンの大雪の顛末を顧みれば尚更である。我が家の瓦屋根は八年前の隣家の家事で、ズタズタになった上、この冬の大雪で瓦が歪んでしまった。九十数年も経つ家であるから、全体的に痛みは想像に難いのであるが。それもあって上越の知人の建築家に先日、修理の値踏みをしてもらったばかりだ。
直江津海岸にて
直江津海岸にて(白獅子頭波)
本格的な春が来る前に、海は荒れる。私はその春の海が好きだ。荒れる海、その海を撮るためにもう5年も荒れる海を待っている。一昨年も、昨年も、そして今年も私が待つ海はとうとう来なかった。
お前はまだ、この海に通うのだ!と言っているのだろうか。
今日も穏やかな春の海が目の前に広がる。