上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

糸魚川市,能生・柵口 「郷の茶店えほん&おやき工房」

2016-11-12 11:40:03 | 能生

 栃木で同郷であるということだけで,写真展に来ていただいた小林さんの経営するお店に,お邪魔した。この店の前は撮影で何十回も通っている筈だけれど,気がつかなかった。もともと目的が違っていたことと言えばそれ迄だが。,殆ど外食はしない私にとっては,意識することのない事項であったからだろう。あらためて訪ねてみればなるほど,これでは分からないのは納得できる。商売気がない。店は奥まり,目立つ看板が道路脇にもない。改めてそのことをいうと,目立ってもこの場所では,望むべきもない,との答えが帰ってきた。温泉客と,冬のスキー,ボーダー客が主な対照だが,殆ど入って来ることはないのだという。だから,自慢のおやきや,ケーキを卸しているのだという。

 お店の前には可愛い少年,少女がお出迎えしてくれた。

 各種うどんと手づくり,おやき,ピザ,ケーキのメニューがある

 私は山菜うどんをチョイス。おいしうございました。

こちらにお寄りのせつは,ご来店を。毎週,日,火曜日がお休みだそうです。山城屋別館前,柵口温泉手前です。

 

 お店から500mほど下ったところに,物出の名水・都生の水がありました。


瞽女ミュージュアム高田開館一周年講演会

2016-11-07 21:29:41 | 瞽女ミュージアム

「瞽女ミュージュアム高田」開館一周年を記念して,多くのイベントが催された。

私が足を運んだ講演を紹介しておきます。

 11月4日 「高田瞽女の世界」瞽女研究家・鈴木抄昭英氏と板橋春夫氏の講演。鈴木氏は長岡瞽女の研究家であるが,今回の講演で        は高田の瞽女を中心にお話を伺った。

 11月5日 「市川信次,信夫親子の仕事について」親子二代に渡って瞽女の研究を続けたお二人のお話を市川信夫夫人と元NHKのスタフの川野楠巳氏に伺った。そのあと,画家・斉藤真一研究家,池田敏章氏と,斉藤真一の息子さん,斉藤裕重氏のお二人を交えてのトークとなった。傍らには瞽女研究家の故・市川信夫氏の遺影が見守っていた。

        市川美喜恵氏 川野楠巳氏 池田敏章氏 斉藤裕重氏 

 

    

部屋に飾った,20代にカメラ毎日に発表した,フォトグラム,「派生Ⅱ」

左側,鹿児島瞽女人形,その他,5体は福島中湯川土人形

      絵を飾ってみた 左,空野八百蔵「朝焼けの妙高山」   右 安井賞画家・横尾茂(浦川原出身)「妙高への道」

 さて我家も写真展が終わり部屋の中を模様替えをしてみた。もう瞽女の取材はおわり,次のテーマに専念するためのエネルギーを貯えつつ,歩き出そう!

 

 

 これにて「瞽女街道をいく」は終わります。ここにおいで下さいました皆様,ありがとうございました。近々,新しいテーマでブログをすすめていきますので,よろしく御願いいたします。