上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

通い道 2

2019-01-30 16:23:56 | 通い道

今年は雪は降るが、累積しない。理由は5センチ、10センチの雪が降ったとしても雪が続かず、雨になってしまうためだ。昨年の60センチ、70センチのあの積雪はなんだったのだろう。降らなければ降らないで、どうして?と思案するのだから人間とは勝手なものだ。

 1月23日、湯沢インターから高速にのると、両サイドの雪壁に着色が。ホワイトアウト時の目印なのだろうか。長年雪道を走っているが記憶にないことだが、過去に目にしたことがあったかも。

※  路肩の着色ラインはホワイトアウト防止用ラインだそうだ。関越道ではホワイトアウトの経験はないが、昨年チェーン携帯が義務付けられた、長野道・妙高高原付近では何度か経験した。

関越トンネルを抜けると、沼田近辺は多少残雪があるが、月夜野インターを降りる頃には、車内の暖房は不要になった。

我が家近くのラーメン屋(森田屋・大平店)により、再びハンドルを握る頃には、東の空に一日遅れのスーパムーンがあった。

 


通い道 

2019-01-29 18:50:08 | 通い道

 沼田市街と武尊山(2158m) 上牧 PAより

 

 月夜野あたりから谷川岳(1977m)。山上を飛ぶのは、自衛隊の哨戒機か?

 月夜野ICから、谷川岳。

冬の新潟への道中は雪が多く難儀する。昨年は駐車の際大丈夫だろうと思った雪の硬さがなく、側溝に前輪を落とし、JAFに初めてお世話になった。随分と長い間JAFには入っていたが、使用することもなかったのに、年を感じざるを得ない。

 

 湯沢ICを降り、R17を右に。

 上越までの道中での楽しみは、湯沢町のスーパーで買う津南・松屋のふわふわのパン。上越では購入できない。

 

湯沢から十日町に抜けるR353にある峠、十二峠。ここが上越までの一番の難所。今まで何度も雪崩で春まで通行止めの憂き目に遭っている。

 

  上の画像から10日ほど経った峠付近。今にも崩れ落ちそうだ!

 清洲峡集落の棚田


冬日考

2019-01-28 21:10:13 | 直江津海岸

海辺に出ると、昨年から浜に流れ着く猪の死骸が多い。今年が猪年というわけではないだろうが、天敵のいない猪が増え続くているに違いない。昨今人は猟をしなくなった。私が好きな映画に、カナダ北極圏にくらす猟師を描いた作品がある。「ラスト・トラッパー」最後の猟師という邦題の映画である。

減少しつつある極北の猟師の役目は、自然に学び、自然の摂理に適うような猟をする。そのことは自ずと自然そのもの、動植物を守るということらしい。しかし極北の地も、大規模伐採が入り、次第に自然のバランスが失われているのだという。

そんなくだりに、猪や、鹿の増えすぎが騒がれるのも、納得ができるのである。

 カラスが騒いでいる。生きる糧が今日もはまに流れ着く。

 

毎日荒れる海、次の日は300Mほど離れた場所に。こうして三日目はさらに奥に。一週間後には、波消しブロックを超え、海に出ることのなくなった猪の死骸は、一週間後には骨となっていた。

 

海辺に出ると、昨年から浜に流れ着く猪の死骸が多い。今年が猪年というわけではないだろうが、天敵のいない猪が増え続くているに違いない。昨今人は猟をしなくなった。私が好きな映画に、カナダ北極圏にくらす猟師を描いた作品がある。「ラスト・トラッパー」最後の猟師という邦題の映画である。

 

 冬の日本海は毎日のように荒れ、多くの漂流物を海岸に残す。このなかから、驚くばかりのマイクロプラスチックが生まれるのだろうか。

 

 

もうすぐ、今日も終わる。