赤城山麓・空っ風街道を走る。雑木に葛のマント群生が掛かる。青空を抜いて!
葛のマント群がかかる雑木の先に榛名山のいくつかのピークが見える。
赤城山麓・空っ風街道を走る。雑木に葛のマント群生が掛かる。青空を抜いて!
葛のマント群がかかる雑木の先に榛名山のいくつかのピークが見える。
赤城ICを過ぎるといつもは利根川を渡りR17号に出るのだが、渡らないで利根川沿いの旧道を走る。しばらく行くと「日本の滝百選」の看板が。
崖上の白い岸壁の間には雌滝(落差40m)があるのだが。
ささやかな滝が、白岩の間に。
棚下不動滝 雄滝(落差37m) 大岸壁の鼻に落ちる。滝の周り360度見て回れる滝は珍しい。
不動明王
天気さえ良ければウオーキングを兼ねて海岸を散歩する。海無し県で育った私は、海のそばに住むことが夢だった。それが60を過ぎ上越の海辺近くに居を構えることができた。静かな夜の海では漁火が灯り、荒れた海では大きな船が停泊する。
右手、直江津港方面 柿崎の火力発電所の照明が空を焦がす
左手 鳥首岬方面 名立港の明かり
本日(22日)はオリオン座流星群が見れるはずだったが、空には雲が多く不発だった。21日は2、3の流れ星は確認できた。
芋坂恒治展 陶器店「もえぎ」今日が最終日
塩釉の大皿
「赤彩紋瓶」 71000円なり。焼物もかつての勢いはなくなったのに、値段だけがいまだに水平移動だ。
公衆トイレは焼物尽くし
陶器店 「陶庫」店舗玄関頭上
共販センター 大狸
かつての益子の勢いは無い。休日でなくとも人通りがあった陶器通も、今や人気が途絶えてしまった。時代の流れか、生活様式も格段に変わり陶器、磁器も様変わりし、焼物人気に陰りが出てきたところに、コロナの蔓延が焼物の町益子にトドメを刺したようだ。閉店した陶器店も多く、益子でも大手の窯元も倒産した。決して安くは無い作家物を購入していた層も、年代が上がり、年金生活を迎える年となって、割高な焼物を買う購買層も後退していってしまったようだ。売れる商品は安く、カラフルで、カワイイ〜〜〜なんて言葉が出るようなものが、売れ筋商品になっているようだ。
ハーブ、ペパーミントの花
陶器より焼き芋
結局、カミさんはお目当ての作家さんの作品は購入せず、購入したのは焼き芋と野菜であった。
栃木県で打刃物(鍛冶屋)を調べると現在作動しているのは茂木町茂木の「中屋久作鋸店」のみ。益子でカミさんの好きな作家さんが展覧会をするというので、それに併せて茂木まで足を伸ばした。
表の想像通り中も雑然としており、町の寄合所の態を成していた。
今や栃木県唯一の鍛冶屋「中屋久助鋸店」(栃木県伝統工芸品)関根良一さん。
号、中屋久作。昭和21年、茂木町生まれ。18歳より父に刃物作りを師事。目下鋸、菜切り包丁、出刃包丁、蕎麦切り包丁、刺身包丁、鋸、切出し小刀の製作に当たる。平成19年、栃木県伝統工芸士に認定される。
〒321-3531 芳賀郡茂木町大字茂木1848-3
TEL:0285-63-0551
かっては鋸一本で商売ができたが、今は草刈機や諸々の刃研ぎで商いをしているのだという。中はあらゆる刃物が所狭しとあった。刃物は売れないし、アウトドアナイフなんかないぞと言われ、ショウウインドウを自分で漁って見つけたのが、ウナギ用刃物。いやいやなかなかの値段で、私が手にしたのはこの一本だ(12000円)。皮のケースはおまけしていただいた。
全長28cm 刃長13、5cm ウナギ包丁(柄は大分色褪せているから10 年くらいは経っているかも)