早川、寒い谷バス停
バス停をモデルにジオラマを作る
子守と集落を回る瞽女
今までは斎藤真一作品の越後瞽女をジオラマにして来ましたが、これからはオリジナルのジオラマに挑戦していきます。
火打山 焼山 真昼山 前烏帽子 阿弥陀山 烏帽子山
前景の民家は瞽女宿 善右衛門新屋
瞽女が歩いた頸城の多くの集落は川沿いにある。特に西頸城は上越市から糸魚川市にかけ、大小の河川があり、代表的な川を七谷(桑取川、名立川、能生川、早川、海川、青梅川、姫川)と呼んでいた。その中でも私は特段、早川が好きである。大平辺りから見えてくる、頸城の山々が早川の流れと、稲田の後ろを覆い被さるように山々が聳える姿は、一見の価値がある。寒い谷のバス停のある集落のちょっと上手に、10mほどの物見台があって、これらの景色が覗けるのである。ここから1kmほど、広大に広がった中川原新田の民家集落が頸城の山々を従えて、堂々と立っている姿はいつまでも残したい景観である。
早川河口から見た頸城の山々
寒い谷、物見台からの眺め(イラスト)火打山、焼山 昼間山 前烏帽子山 阿弥陀山 烏帽子山