上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

ヴィジユアルポエトリー 関口将夫展

2023-09-29 08:20:51 | 関口将夫

関口将夫展  2023年9月28日(木)〜10月3日(火)

        10 :00〜17:00

  詩の朗読 10月1日(日)14:00〜会場にて  チェロ演奏・和田千香良

  YOU HOLL  (NTT東日本群馬支店内)← クリック

 〒370ー0829

 群馬県高崎市高松町3番地 Tel 027-323-6218

画家・詩人でもある関口将夫展  興味のある方はぜひ足をお運びください。

 


「イワナの夏」湯川豊著 竿納めに 

2023-09-28 00:06:12 | 渓流釣り

 毛渡沢橋梁

 関越トンネルを抜け土樽PAを過ぎると、突然左側にゴーロ帯の開けた谷が現れる。その谷の上にはレンガ貼りの美しい橋梁が掛かる。これが日本でも有数の毛渡沢橋梁←クリックである。この谷と橋梁は上越の道すがらどれほど眺め、その谷への釣欲に思いを寄せていただろう。この毛渡沢、釣り雑誌等で詳らかな渓であり、釣り人が多いのはわかっていたから、あえて釣行することはなかった。しかし、この沢が以前紹介した「イワナの夏」の著者、湯川豊←クリックさんのエッセイに欠かせない、ホームグランドとも言える沢なのである。「イワナの夏」の中、ユーモアたっぷりに書かれた(渓流乞食)は、フィクションともノンフィクションとも言えぬ内容でありながら、釣りキチの行き着く先は、さもありなんと思える最後を描いた秀逸な文章なのである。

毛渡沢に沿って平標山(1983m)←クリックへの取り付き道がある。平標山(たいらつぴよう山)

 いつも気にかけながら十数年、2度ほど橋梁を撮影したり、渓の様子を見に行ったことはあったが竿を出したことがなかった。さてどうしよう、時間は12時を周り、一番魚の出が悪い時間となったが、1、2時間の竿納めをするべく湯沢IC入口を通過して、毛渡沢の取り付きに。一番下流をと覗くとやはり関東ナンバーが2台。釣れないのは覚悟の上だから、車を一番下流において1時間ほど歩く。車止めには多摩ナンバーが。ここから少し歩き、上流からの風で毛針が振れないので、下り釣りを。

すっかりの秋空

この取水堰から釣り降る。背後の山が平標山

川原はあまり段差がなく、大中の石が連なりロケーションがよく、快適な遡行ができるからこの沢は初心者向けにはよいだろう。真昼間だというのに当たりが出る。しかも先行者があるにもかかわらずだ。おそらく魚影は濃い沢なのだろう。下っていくと二人のフライマンが。左岸に逃げてしばらく林道を下流に歩き、再び沢に降りた。

渋い当たりが4回。うち2匹。5寸から6寸だったが湯沢岩魚に御目通りできた。

来年は(渓流乞食)の舞台を本格的に訪れてみたいものだ。


北陸の釣り

2023-09-27 00:03:07 | 渓流釣り

東北岩手遠征で決定し、予定していた9月の釣行。ゆうさんの秘蔵の渓に行くことになった。本来ならば岩手遠征で同行した新さんもだったが、体調不良で不参加となり、ゆうさんと私の二人となった。60歳を過ぎたら健康管理をしないと、ハードな源流釣りはできないものだと、改めて身につまされる。

23〜24日の二日間。谷泊まりの予定だったが、残念ながら天気予報は見事に外れ雨となり、24日の日帰り釣行となった。

長い林道歩きの中にある、長いトンネル。中は明かりはなく、真っ暗闇で不気味だ、でも岩魚のパラダイスが私たちを待っているのだ。

ゆうさん曰く、8寸、9寸クラスがウハウハの渓とのこと。だが、渓相は良いのだが当たりは遠い。1時間もあれば8、9寸が20匹の予定がようやく7寸が。1時間ほど釣り上がるが二人とも2匹のみ。上流に向かうと、貸切の渓のはずが二人の先行者が。上流にスキップすると辺りが出始めた。

ようやく7寸が

朝の光が美しい。

ゆうさん撮影

本日一番の9寸がくる。この日、尺上は出なかったが5寸から9寸まで、私が13匹、ゆうさんが10匹ほど。昼には谷を上がった。

帰り道に見たカエル岩。

ゆうさん、来年は谷泊まりでいきましょう。そしてダイエットもしてね!


樹下美術館 「篠崎正喜展」 上越市

2023-09-26 11:25:01 | 美術館



 

上越市郊外にある、瀟洒な美術館・樹下美術館 ←クリックに行ってきました。8月17日〜10月17日まで篠崎正喜展が開催されています。ジブリに似たファンタジー&メルヘンの篠崎ワールドです。

入って直ぐ、倉石隆のデッサン画が並んでおります。先回は油絵が展示されていましたが、今回はデッサンですが

私は人物画が好きですのでじっくりと舐めまわしました。倉石のデッサンがは秀逸だと思います。

奥は篠崎正喜のコーナーです。色鮮やかなメルヘンの世界が広がっていました。これらは当館のコレクションだそうです。

宮トオルのような、ロリコンチックなのも私は嫌いではありません。

これはもう、ジブリテイストでナウシカのようです。

この美術館、田園の緑を眺めながらの喫茶室が、雰囲気があって人気のようです。喫茶室のみの利用のお客さんも多いようです。コーヒーカップも色とりどりで好みのものが選べます。湯飲みは斎藤三郎(斎藤陶斎)色豊な茶器です。この画像のものはお弟子さんが作られたと、副館長である館長の奥様に伺いました。

篠崎正喜展 10月17日まで。興味のある方はぜひ足をお運びください。