上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

ブナの森から

2019-06-15 09:30:59 | ブナ

今か今かと待ち望んでいた、関田峠への道が開通した。上越市のホームページでは5月の24日が開通予定でしたが、24日には峠への道は通行止でした。バリケードに書かれていたのは、6月上旬開通とだけありました。そんなことから遅くとも6月7日にはとの思いで、10日に行ってみました。7日に開通したのでしょうか、案の定、峠付近にはマイクロバスが数台、その他、県外からの車で埋まっていました。関田峠のブナ林の根明けを待ち望んでいた人が、大勢いることを創造されました。しかし、予想していたブナの根明けは散々なものでした。今年は4月に降雪があったから、なんとか雪が残っていましたが、6月のブナ林の根明けはあまりに遅すぎました。また、このブナ林を見せるのは良いのですが、残った残雪でそり遊びなどさせて、美しいブナ林の景観を壊すのはいかがなものと思いました。マイクロバスで来られた児童学習の団体なのでしょうが、原始的なブナの吐息を味わうには、そのような活動は控えてもらいたいものです。意味のある自然体験とはどういうものでしょうか。

あまりの車の多さに喧騒を避け、黒倉山方面の信越トレイルを少し歩きました。

 

筒石峠分岐

筒石峠には小さな池があり、ここにはサンショウオとモリアオガエルが住んでいます。

残雪の残る池にはサンショウオの卵が。(餃子の形をしている)

お昼過ぎ、関田峠のブナ林は元の静けさを残していた。写真をとる方が3人ほど。

2年ぶりの美尻ブナ。


谷釣り

2019-06-14 22:25:48 | 渓流釣り

梅雨に入り長雨が続けば、奥の谷の残雪あっという間に解けるのだろうが、晴れが続く空模様では、ラチがあかない。我慢できなくて谷の奥を覗きにいった。

 

 

まだ谷には至る所に雪が残る

 

 

この谷では珍しい、モミジガサがあった。

この山菜の独特の香りと味は、格別である。

 

今年最後のコゴミ

流れを見ると竿を出す。

今年の初物、27センチ。

モミジガサ、ウド、コゴミ、ふきのとうなど、自然の恵みをいただき帰る。


浜釣り

2019-06-13 17:01:51 | 浜つり

梅雨の気配がないまま、キス釣りの師匠が「釣れるぞ!」と声をかけてくれたので、浜に行く。源流はまだ積雪が残り、渓は濁りが続きままならない。

 

 

「重い!」掛かってきたのは40センチあまりのヒラメである。

 

 

ヒラメはよく見るとエイリアンのようで、気味悪狩りの私にはそう見えてしまう。

早々に海におかえり願ったが、師匠は「うまいのに勿体ない」とおっしゃった。

半日ほどのキスの釣果。小ぶりな型である。最大18センチほどだった。