13年間通う上越への道すがら、沿道にある文化財はほぼ網羅したつもりだが、寄り道、回り道にはなるが、沿道沿いにない文化財にも目を向けることにした。
「群馬県渋川市上三原田 歌舞伎舞台」雲がなければ建物の背後には赤城山があるのだが。
全国に例を見ない特殊な機構(ガンドウ機構・遠見機構・柱立廻式回転機構・セリ ヒキ機構)を持つ上三原田の歌舞伎舞台は、字高井の大工永井長治郎が上方に修行に行き、帰郷後の文政2年(1819)、字大門の赤城山天竜寺内に建築したと伝えられており、明治15年(1882)現在地に移築された。この舞台での歌舞伎公演は途中何度か中断されたが、地元伝承委員会による舞台操作技術の伝承と古典芸能保存会による地芝居の復活により、現在でも歌舞伎が公演されている。平成13年度には第16回国民文化祭・ぐんま2001に「農村歌舞伎inあかぎ」として参加した。国重要有形民俗文化財(昭和35年6月9日指定)。
【上三原田の歌舞伎舞台】渋川市HPより ← クリック
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