アベレージは22cm〜24cm
半月前、小一時間ほどの釣りでいい思いをした沢に、今年初本格釣りで臨んでみた。半日毛針を振っても、一、二匹釣れれば上出来の沢なのにそこそこの型を見た上に数が上がったからだ。15時過ぎ沢に降りる。この時間まずあたりは渋いはずなのに、ポイントごとに7、8寸が出る。食いは浅いが17時頃までに10匹ほど釣った。沢は十年前に初めてきたより、自然に戻りつつあり、沢以外の堰提工事道は藪の中に消えかけて、藪漕ぎが酷かったし、熊ちゃんにも遭遇することも多かった。そんな条件が、釣り人を遠ざける原因で、御影が濃くなった要因かもしれないなどと、納得しながら、堰提上に出るためにナタで藪を切り開いた。堰堤上も釣果は同じようで7、8寸が10 匹ほど出た。18時過ぎ、谷を下り、堰提下を最後に探るべくの毛鉤を振るが魚信はなかったが、これが最後とばかりの一投に34cmが出た。
今年初の大物。美しい雌である。
写真を撮り終え、早々に谷に返した。
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