上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

浜町家・筒石

2020-11-15 16:13:12 | 港風景

上越市と隣り合わせの糸魚川市との最初の集落が筒石。正確には能生町筒石となるのだろうか。いずれにしても私が一番気に入っている町家集落である。古い船小屋群を過ぎると250戸あまりの集落、筒石である。荷車がやっと通れるほどの、昔ながらの道路は清潔で郷愁にあふれている。舟小屋のジオラマを作ろうと、じっくり筒石を歩いてみた。

 「俺たちは怖くて逃げて歩くんだが、チンドン屋のおじさん達はわざと追いかけてくるんだ。それがまた不気味な厚化粧と相まって、超怖いんだよね!」と旅館だった建物の前で撮影していた私に声をかけたのは、同年配の男性だった。

「この旅館の二階に投宿していたチンドンの人たちは、俺たちが学校から帰ると、窓から声をかけてくれたが、あのドーラン化粧がね」とくだんの男性は笑いながら話をしてくれた。

 

 

 

 


はなれ瞽女おりん・ロケ写真(五智国分寺)

2020-11-12 08:55:19 | おりん関係

  岩下志麻 「はなれ瞽女おりん」 撮影・佐藤秀定

 現在、瞽女ミュージアム高田では企画展の一部として「はなれ瞽女おりん」関連の資料が展示されている。その中で1977年8月に、直江津、五智国分寺境内で行われた撮影風景の写真も、5点展示されている。撮影者は高田在住の佐藤秀定氏。

 当ブログでも、「はなれ瞽女おりん」撮影関連はアクセスが多いので、今回、佐藤氏が撮影された貴重なフィルムをお借りし、掲載いたします。

 五智国分寺山門を入ったところ。

 五智国分寺・三重塔を背景に。左がわ後ろ姿は篠田監督。カメラを覗く方が宮川カメラマン。

          撮影 宮川一夫?              右 監督 篠田正浩

撮影カメラマンは宮川一夫であるが、カメラをいじっている方は宮川氏ではないと思われる。70歳近いはずなので。

 五智山門から撮影風景を覗く

 

 


浜の風景 秋

2020-11-10 08:21:12 | 直江津海岸

上越での楽しみは海である。いや山でもある。ウオーキングを兼ねての浜での散歩は実に楽しい。海無し県に住む身に取って、海という言葉の響きは懐かしい。今の季節は暑くもなく、砂の照り返しもなく、快適な散歩というところである。