高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

畑から始まる大有研の活動

2008-06-14 | 農業・食育・食文化について

Dscn3879  大有研で始まった新金岡の畑の開墾セミナーですが、4月からスタートして現在も継続中です。

 畝作りから始まり、苗木の定植などを終えて、今から雑草との戦い、草抜きの季節となりました。 雑草と言っても、蓬やのびるなど食べることに出来る植物が普通に生えていて、人間側が勝手に雑草と一つくくりに して呼んでいるだけなのですが。。

Dscn3878  実際に、こうやって野菜を育てることは初めてなので、いろいろと発見がいっぱいです。野菜達の成長も見れて、かなり嬉しい。今回は、平鍬の使い方を少し理解しました。 ウーーン、先人の知恵は素晴らしい!!しかし、雑草との戦いは根気がいる作業です。改めて農家の皆さんに敬意!!

 大有研の若いスタッフたちも積極的に参加してくれて、ブログも更新されるようになってきました。 http://<wbr></wbr>daiyuk<wbr></wbr>en.see<wbr></wbr>saa.ne<wbr></wbr>t/
 (農作業への参加は、今からでも参加出来ますので、興味のある方は、ご連絡ください。)

 少しずつですが、スタッフ皆が主役の活動が出来始めた大有研。これからも応援・ご協力よろしくお願いします!!
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大阪を食べる会2008

2008-06-07 | 料理日記

 先月25日は、「大阪を食べる2008」のお手伝い。

 今回、私は直接料理を作らないで、フォローだけなので、いつもよりは気持ちだけは楽でした。

 献立の内容は、また後日ということで。
 この日は、久しぶりに天神坂のおやっさんとお仕事の予定でしたが、あまり絡みがなく、少し残念でした。

 でも、短い時間でも、いろいろと感じることはありました。

 私が豆ご飯のそえる漬物を盛っている時。

 A「余っても仕方ないし、せっかくなので多めに盛ろ。」
 B「豆ご飯やし、よそう量も多くないので、漬物の量も加減して盛ろ。」
 c「遠慮せんと、もっとたくさん盛ろ。あとはお客さんにまかせよう。」

 これも読んで、どれが私で、どれがおやっさんやと思いますか。

 答えは、私がbで、おやっさんがCでした。

 ほんの些細なことながら、少しおやっさんの凄さというか、本当に食べてもらう方に美味しいものをトコトン満足して食べてもらいたいという、そういう心意気を感じました。

 漬物を盛ること、その一つからでも大きな勉強です。

 他にも、短い時間でしたが、いろいろと勉強させて頂いたことは多々ありましたが、それはそっと心にしまっておきます。

 実際に、一緒に働くことはなかったけれども、多くを語り、多くを教えて頂きました。今回も、おやっさんからの指名があったことは、うれしい限りです。

 料理を継承することは私には不可能ですが、その思想を受け継ぐことは可能ではないか、と思っています。
 その分、いろいろと多くの厳しい課題を頂き、それを乗り越えるために、今現在もギリギリまで頑張ってます。

 前に、おやっさんがふと口にした言葉の中に、
 
 「今がベストと思っていても、その後からもっと素敵な出会いがあるから、あまり焦って自分が付き合う人を決めないように。」

 その時には、この言葉の意味がよくわかりませんでしたが、今は少し分かるような気がします。

 今月も食べる会は開催されます。もしよろしければ、ご参加ください。

http://www.ukamuse.jp/oshirase.html



 

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私の誇り

2008-06-04 | 筆者の徒然なるままに

 とびきり美味しい野菜を作りながら、これからの農業を心配してくれる人

 豚さんと会話しながら、畜産の厳しい現状を伝えてくれる人

 新規就農で有機農業に携わり、いろいろと頑張っている人

 自分達で、自然に優しい環境の大切さを伝える人

 こんな素敵な方々と、真剣にお付き合い出来ることを心から誇りに思います。

 物のつながりじゃなく、うわべのつながりじゃなく、同じことを大切に思える方々です。本職も忙しいはずなのに、頑張って伝える努力をされている、侍です。

 日本を含めた、食の危機がそこまで来てます。もっと食を大切にしないと、次世代に何も繋がることが出来なくなりますよ。

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日本文化とワインの融合

2008-06-02 | 筆者の徒然なるままに

 先々週、小松屋さん主催のワイン会に参加してきました。

 少なくとも、私にとって日本料理ともっとも相性の良いお酒は、日本酒だという思いに変化はありません。いや、ますますその思いは深くなってます。

 tだ、お酒と料理の相性を以前より深く考えるようになり、 日本酒もさることながら、ワインと日本食の組み合わせにもいずれは挑戦したいと思っています。 そう、自分の料理を幅を、更に広げることが出来るような気がしています。

 そのために、少しずつですが、自分の感覚を鍛えています。
 でも、日常から、日本酒と料理の相性を考えることが増えただけで、こうもお酒を感じる感覚が変わるのか、と自分でも驚いています。

In  そのワイン会の中に、和鶴さんがブース出店しておられました。
 この和鶴さんのワイングッツは、ワインと日本文化の融合に 取り組んでいます。これから、どのように進化・深化して いくのか、とても楽しみです。 http://<wbr></wbr>ameblo<wbr></wbr>.jp/ts<wbr></wbr>uru-wi<wbr></wbr>ne/
 少しでも、こんな素敵な取り組みに協力出来たことが、自分で嬉しくなりました。

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