料理に携わっていて、つくづく思うことは、思いにこたえることの大切さ。
食べてもらう方の期待に、食材を作ってくれた方の努力に、器を造ってくれた方の情熱に、etc。
料理の技術に上のみればキリがないのですが、たとえ居酒屋だとしても大衆食堂だとしても、根本は同じ。食べて頂いた方に美味しいと、楽しいと幸せになってもらうこと。
そのために、毎日すごく悩みます。考えます。調べます。試します。感動します。
特に、こだわりをもった農家さんや蔵人さん、作家さんと接する度に、自分の料理がその食材に、お酒に、器に、恥じないかを考えます。
人に感動を与える続けることは、ほんと中途半端な努力や小手先の演出では、継続できないことを強く感じる、きょうこの頃です。