今回の世話人会は、夏のイベントに向けての打ち合わせ。
まずは、7月8日(予定)の生産者見学会について。今回は能勢にある尾崎零さんの畑とその野菜を使ったレストランで食事、その後大阪が誇る秋鹿酒蔵さんの田んぼと蔵の見学をさせてもらう予定になっています。
尾崎さんの畑には何度かお伺いしてます。面積はそんなに広く無いのですが、長年有機農業に携わった経験が畑いっぱいにちりばめられています。いつも新しい発見があるので、私自身とても楽しみにしています。
秋鹿酒蔵さんは蔵自体はほんとはお休みなのですが、蔵人の方と私が少しお付き合いがありまして、特別に見学させてくださることになりました。普段、なかなか見ることがない酒米の田んぼと蔵人さんのお話はとても興味深いです。今回の生産者見学もかなり刺激的な一日になりそうです。
今年の夏の農塾の担当は、去年に引続き私になりました。今年の農塾は8月4日の土曜日から第一回目がスタートします。もちろん、最初の講師は第一線で活躍する尾崎零さん。有機農業推進法制定の立役者でございます。今、有機農業がどのように進もうとしているのか、要チェック。と言うよりも、尾崎さんの人柄にふれるだけも充分に楽しい時間になると思います。
大有研の活動は、全てボランティア。少し前までの自分なら、ボランティアは時間のある人が参加するもので、自分には全くの無関係と思っていました。でもこの活動を続けるうちに、たくさんの学びや出会いがあって、今ではボランティアではなくて、ライフワークの一つになりました。いや、大有研だけでなくて、食の関わる全ての活動がそうかもしれません。ギャラの有無は関係なくて、ただ目の前の課題を一生懸命に取り組んで、最大限の結果を導き出す。その連続が、今の自分・これからの自分の糧になると信じてます。
「食の大切さを伝える。生産者さんの思いを伝えることが出来る料理。」かなり難しいことですが、自分のやりたいこと・やらないと行けない事を見つけしまった。もう目を逸らすことは出来ません。