高麗橋桜花店主 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主森田龍彦の思ったことを綴る日記のようなものですので個人的感想にとどまるということご了承下さいね。

作品に命を与えるのは完成直前のほんの一瞬。

2025-02-23 | 筆者の徒然なるままに
昨日、女将さんとお花のレッスン終了後に八木師匠に盛付指導をして頂きました。
今回の旬菜は「ひな祭り」がテーマなのですが、その配置についてそれこそ一瞬で問題を指摘していただき、
ご指導いただきました。
このように指導を頂くことになり十数年になり少しは成長出来たと感じることもありますが、
今回も正直まだこんなに感動させられる指摘があるのか、と。


盛付は平面ですが、平面はアコーディオンのようにいくつもの層になっており、
それがまとまって平面となっているだけということ。
だからこそ余白と空白の違いが生まれ、タイトルの言葉が生まれる。

ただ配置を変えただけないはないのです。

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古典芸能ってオワコンですか??

2025-02-20 | 筆者の徒然なるままに

私も主催者の一人して開催します、「ジョーラク桜花」の開催日が徐々に近づてきました。
https://ameblo.jp/kouraibashiouka/entry-12887099822.html

浄瑠璃と落語、ともに古の大坂で発展したのも今は昔。。
パワハラはないのが前提のしっかりとした師弟関係、長い期間の修行が必要で昔からの定型を覚えるだけでも大変なのに覚えただけなら半人前。
ようやく一人前になっただけでは砂の中のダイヤモンド。
自分の色をつけながら崩し過ぎないという難問と向き合いながら、若い人にとってはオワコン??にどうやって足を運んでもらるのかという
解決策を見つけたらノーベル賞もん、という始末。。

でもね、実際に見ると論より証拠、本当に凄いのですよ!!!
って、何が凄いのって、それは見てからのお楽しみになのです。。。

なので、まずは気軽に見てもらえる機会をつくることから取り組んでみました。
一度で落語と浄瑠璃を体験できて何が凄いのかを教えてもらえるのですよ!!
しかもその演者がともに玄人好みの実力派のお二人のタッグ戦。
しかもしかも2部は桜花で一緒に食事しながら直接お話出来たりするのです。

本当にありそうでない内容で、背中を押してもらえるのを待っておられる貴方さまのご参加をお待ちしております!!







https://ameblo.jp/kouraibashiouka/entry-12887099822.html 
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バズるって、難しい。。

2025-02-16 | 筆者の徒然なるままに
本日は休日なり。
献立や確定申告作業の合間に難波に仕入れと備品の購入に。
帰宅途中に少し息抜きに昼酒を頂きに。
以前もそれなりに人気店でしたが今はインスタなどでバズッて大行列も珍しくありません。
以前の適度な喧噪が好きだったのに、、なにかいろいろと複雑な気持ちになります。。

って、日記書いてる場合ではなかった。。
早くいろいろと終わらせないと、、、。

明日からまた頑張りまーす!!
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2月14日。

2025-02-15 | 筆者の徒然なるままに
期せずして??ヴァレンタインデーということもあり、
たくさんの贈り物を頂き上機嫌な一夜となりました。

献立の入れ替えもあり、
少し煮詰まった日々を過ごしておりますがこのようなご褒美があるので頑張れますね!!

お店の状況はFBの高麗橋桜花のページをフォローしていただくか、
インスタの「高麗橋桜花」をフォロー下さいませ。

 
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「愛でる」という言葉。

2025-02-06 | 筆者の徒然なるままに
桜花というお店のコンセプトもそうですが、私自身の人生においても「愛でる(めでる)」という
言葉を大切にしたいと思っています。

「愛でる」の意味を調べると
①美しさを味わい感動する。
②いつくしみ、愛する。かわいがる。
③感心する。ほめる。とあります。

偶然かもしれませんが食事の時間にこのような気持ちをもって頂けたら
料理人としては最高だと思うのです。

「好き」でも良いのですが、「愛でる」はもう少し距離を感じますよね。
私はこの距離感がとても大切だとも思っているのです。

食事に求めるのは人それぞれ。
コストパフォーマンスを含めたお得感、それとも高揚感、たまには緊張感も。
SNS疲れやエンターテイメント性の高いお食事なんかにそろそろ疲れはじめてませんか。
逆に気になっているいるのにもう一歩が踏み出せない、ということもありますよね。

自分の心の声に素直に、無理なく。
もっと自然にふれあえる時間を出来る限り良質なもので提供出来ればと思っています。

そして優しい気持ちで満たされますように、「愛でる」

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