江戸の退屈御家人

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クロアチア その6 ザダール と オプテイア

2016年08月14日 00時00分00秒 | Weblog

今回のクロアチア旅行で一番気に入った街は ザダール と オプテイアである。一番が2つとは  これいかに  だが吾輩は、両方とも もう一度滞在してみたい。

ザダールの街の鳥瞰図。昔は左中ほどの橋で本土側と繋がっていたらしいが、その後、南の方を埋め立て現在は陸続きであり、周囲はその後の近代化で大きな街になっている。ホテルは右上前方の森の中。森のなかは後世の埋め立て拡大地域。

ザダールの街はかってダルマテイアにおけるローマの最大の拠点であり、西ローマ滅亡後、1102年まで東ローマ帝国=ビザンチン帝国の支配下にあり、その後は十字軍遠征の拠点であり、ベネチアによる占領されていた時期もあり、その関係でいろいろな時代の歴史文化遺跡が残っている。多くのミリ物があり、非常に印象深い街であるが、世界遺産にはなっていない。そこで今度機会があれば、このザダールで1週間ぐらい宿泊して、ゆっくり アドリア海を楽しみたいね。

ザダールの歴史遺産になってないのは吾輩には不思議だが、その代わりと言っては何だが、ザダールの10kmぐらい南に トロギ―ルというザダールと同じように海に孤立し本土と橋一つで接している街がある。これはザダールより規模が小さくパッとしないッ風情であるため、より中世的雰囲気があり昔の風情が残されているという意味で、世界遺産に指定されている。     だが迫力はザダールに全然劣るがね。

本土と橋で隔離されている。昔はこうして身の安全を図ったのだろう。ここが世界遺産なのだ。

 

トロギ―ルの中世の裏道

さらにその南に、シべニック という港町があり、ここの聖ヤコブ教会が世界遺産になっている。中世の市街地が残っている港町と言われている。

いっちゃ悪いが、こんな教会がなんで世界遺産かね。異教徒にはまったく分からないがね。

 

 

それより もっと 感心したのは、オプテイアという街。

ここはイタリアの東の端、トリエステかた5kmくらい。そしてベネチアから10kmぐらいのアドリア海に面し、クロアチアでは リエカ という最大の港町の西端にポツンとあるような小さな街である。昔はハプスブルグ帝国の支配下にあり、その関係でウィーンの貴族たちがこぞって別荘を建てた リゾート地である。日本ではほとんど知られていないが優雅なリゾート地だ。ウィーンの厳格でかつ美しい街並み精神が残っており、今度はぜひここでも1週間ぐらい過ごしたいものだ。やはりウィーンの貴族的リゾートの雰囲気だ。こういうのは何となくなじむね。

ウイーン的な重厚な建物がホテルになっている。

海岸がレジャー基地に

夜間出港クルーズの案内

夜の公園には夏季の野外劇場があり壁に有名人の写真が。これはアインシュタインだと分かったよ。

夜の岸壁

夜の公園・ホテルが

同じものが朝にはこんなにきれい

夜遅くまでホテルではライブ。子供たちも夜遅くまで許されているのがバカンスか。

夜の海に潜水艦で海底探検

教会もライトアップ。夏のリゾートは夜が遅いのだ。

夜の町は美しい。

街にはきれいな花が。

孟宗竹に見られるように日本的植栽がある

 

 これで分かるように、日本的環境に合うように思える。皆さん機会があれば、 オプテイア を覚えておいてくださいね。

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