江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

代々木公園で ドリアン を食す

2019年05月12日 20時24分43秒 | Weblog
5月5日日曜。京都の上賀茂神社の競べ馬に行ってから、はや1週間。ゆく川の流れは絶えずしてもしかも 元の水にあらずと。時の流れは速い。

京都の旅行の途中から、iPhon でのブログが混乱し、送信不能になり写真を送れなくなった。
これに対応できないのが、デジタル・デバイド(古いね!)の世代。臨機応変に対応できないのが、我が身と認めざるを得ない。

 5月5日は上賀茂神社の競べ馬神事。祇園で夜を楽しむ。

 5月6日は 東福寺見学。青もみじのあふれる実にいいお寺だ。 特に 小野小町の 玉障地蔵(たまずさ地蔵と読む)のある退耕院は感心。このあと、IPhonの御機嫌斜めのため、写真がUPできないのが、悲しい。 写真は、こういう文章より、何百倍もの情報を含んでいる。これがないのは残念至極。
   あと、伏見に行き、森石松 十石船の気分を味わい、伏見の飲み屋を楽しんだ。

 5月7日は 一番のバスに乗って、叡山の頂上まで。延暦寺には行かず、横川中堂が かの円仁によって開かれた坊堂であることを知ったのが、大きな発見。あとロープウェイとケーブルカーで、八瀬駅まで降りて、ここで 瑠璃光院 の広告に惑わされて見に行き、 初めて 黒い漆塗りの机に、庭越しに 青もみじの写しが美しいのを 経験した。 

 5月8日は、嵯峨野まで行き、小倉山を登り、後ろから嵯峨野を歩いた。連休が終わったこともあり、観光客が比較的少なく、助かった。
  小倉山開発プロジェクトで 百人一首を置いたり、散策道を開削していた中を、まず 落柿舎を見学。
ここで、俳句一首を投稿しておきました。 次に 常寂光寺(ここの青もみじは最高)ついで 二尊院これもいいお寺だ、次に野々宮神社、更に、嵯峨野の釈迦堂こと清凉寺に行きました。これらは本当に素晴らしい地域であった。が、いかんせん、疲れました。
 ここで わが一首    小倉山 百人一首を訪ぬれば 昔思わぬ 青もみじあり

5月9日は最終日。朝一に JR花園駅近くの 法金剛院へ。ここは 待賢門院ゆかりのお寺で、平安時代の回遊式庭園が有名。朝一番で誰もいない、鄙びたお寺を見るのは 望外の幸せというもの。 

 お寺の受付の おばあさんが 70は十分超えていると思うが、実に知的なおばあさんで、この寺の住職夫人かとも思えたが、そこは聞かず、寺の由緒や待賢門院の話をさせていただいた。奥ゆかしい限りだ。
 その後京都駅に。ここから 静岡まで。途中 焼津で お魚センターで 食事をする目的。実際焼津に行くと、なんと連休の代休ですべて一斉休み。俺は泣いたネ。タクシーの運転手の進めとネットの情報の偽に行くと、ちょうど、昼間の営業は終了とか。 あたまに来て、静岡駅で沼津産のお寿司を食って一応満足して、帰京。大変疲れた旅行だった。
 
さて、帰京後は、昨日5月11日は、大学の俳句会。そこで先輩の 市橋千翔 さんの死亡追悼会があった。98歳の大往生とか。
俳句会で、私が入ってからも10年で先輩方4人目の死亡者だ。着実に時間がたっている。
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ここで、やっと今日、5月12日 日曜日。

午後、ぶらぶらと、代々木公園の野外公演場で タイ・フェアーをやっていた。(タイ国の表現会だ)

ここで、吾輩は、初めて ドリアン を食した。
昔タイのチェンマイに行ったことがあるが、ドリアンは臭いからという理由で、食したことがないから、今回が初めてだ。

 美味かったねー  バターでつつんだような 薄味の菓味で、good。
臭さがないのはどうしてかわからない。あとマンゴーの切り身を食し、そのあとは、タイカレーの試食。次は沖縄の泡盛の試飲。デパ地下のおばさんの気分。
安い費用で、楽しめるなんて、東京はパラダイスだ。

  司馬遼太郎の 韃靼風雲禄で言う通り、人生の敵が退屈であるならば、杭州という豊かな町で、一日を過ごす密度は、モンゴルの厳しい土地で10年いるより、濃密かもしれない。安い費用で楽しめる数々の愉しみがあり、天国であり 幸福というものだ  と。

 今の吾輩は、心から、そう思っている。


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