今日20日は秋めいたいい気候。そこで上野の国立西美術館へ 松方コレクション展を。23 日までなので、9時半の朝一番に行きました。開館10分前に着いたらなんと500メートルも500人以上が長蛇の列。たまげたネ。1600円の入場料を払って入るともう結構混んでいる。
御承知のように松方コレクションは個人で集めたもので、川崎造船社長の思い入れと第一次大戦とその好況そしてその後の金融恐慌による川崎造船の倒産。売却。そして第二次大戦、敗戦による敵国資産没収。ここういう荒波の中を経てきた松方コレクションである。
このゴッホの絵は松方が苦労して手に入れたものだが、第二次大戦期 敵国資産としてフランスに没収され、結局フランスにとって1番立派な 絵として返還されなかった。そして現在はオルリー美術館に収まっている。
モネの睡蓮は、松方自身が 気難しいモネに意気投合し 本人から直接購入したもので 世界遺産になった西洋美術館の至宝か。しかしもう一個のモネの「睡蓮 柳の反映」. は長い間の逃避行で剥落消耗が激しく、今修復の途中で修復中の1部分だけ公開していた。 本当に絵画自身にも それぞれ運-不運があると思う。
この最後の晩餐の方がミラノのダヴィンチの会より俺は好きだね。老人の
老人の思索。
これが世界遺産の庭園である。
御承知のように松方コレクションは個人で集めたもので、川崎造船社長の思い入れと第一次大戦とその好況そしてその後の金融恐慌による川崎造船の倒産。売却。そして第二次大戦、敗戦による敵国資産没収。ここういう荒波の中を経てきた松方コレクションである。
このゴッホの絵は松方が苦労して手に入れたものだが、第二次大戦期 敵国資産としてフランスに没収され、結局フランスにとって1番立派な 絵として返還されなかった。そして現在はオルリー美術館に収まっている。
絵画にも、戦艦と同じように それぞれ運命があるのだ。
モネの睡蓮は、松方自身が 気難しいモネに意気投合し 本人から直接購入したもので 世界遺産になった西洋美術館の至宝か。しかしもう一個のモネの「睡蓮 柳の反映」. は長い間の逃避行で剥落消耗が激しく、今修復の途中で修復中の1部分だけ公開していた。 本当に絵画自身にも それぞれ運-不運があると思う。
この後 西洋美術館の常設展を見ました。
この最後の晩餐の方がミラノのダヴィンチの会より俺は好きだね。老人の
老人の思索。
これが世界遺産の庭園である。
西洋美術館は私のような素人にもわかる絵画が展示してありありがたいね。本来のコレクターの松方さんも 俺は絵画はわからない。日本の絵描きに 西洋絵画の見本を見せるんだと言っていたようである。
その言やよし。 明治の男か。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます