おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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第十一篇、第十二篇

2006年01月16日 22時39分52秒 | 詩集『めぐり流れる一つを見すえて』
  第十一篇


欲しいものは欲しくて
でも
守りたいものは守らなくちゃならない



  第十二篇


これからは
自分の力で生きていくことにしよう
ひとにいつも甘えてばかりで
傷つけてばかりで
何か自分は変わったのか
強くなったのか
尋ねてみても
返ってくる答えは

何も変わってなんていやしない

そんなあきらめにも似た
空しい思いばかり
それなら一度
頼ってきたすべてを絶って
ただひとり
砂漠の真ん中を歩いている自分を感じながら
進んでいってみようではないか
そんな時間も
ときには いいではないか