沖縄戦「集団自決」の謎と真実 秦 郁彦 PHP研究所 このアイテムの詳細を見る |
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昨日名護市民会館で開催された「辺野古区民の真実を全国に広げる市民集会」に参加した。
当初は野暮用が重なり参加できないと考えていたが、何とか日程の調整が出来、駆けつけることができ、約500名の参加者の一員となることが出来た。
当日は県内マスコミ各社も取材に来ていたが、登壇した発言者のほとんどが県内マスコミの偏向報道を批判していた。
そりゃそうだろう。 16年間も難航している普天間基地の移設先を全国で唯一「受け入れ是認」しているのは辺野古区民であるのに、一番の当事者である辺野古区民の意思表示は全く無視し、あたかも島ぐるみで「辺野古移設反対」と叫んでいるような報道をされれば、沖縄県民でさえ、辺野古区民の真実の声を聞き誤ってしまう。
で、今朝の沖縄タイムスは昨日の大会をどのように伝えたかと紙面チェックをしてみたら・・・
ない!
いや、あった! 見落とすのも無理はない2面の見落としがちなベタ記事で次のような見出しが。
「辺野古移設が振興の大前提」
島袋氏、関連性強調
あれだけ沖縄マスコミの偏向性を糾弾されたのだから、全く無視するわけにはいかなかったのだろうが、アリバイ記事でも「不都合な真実」を記事にしただけで良しとしよう。
挨拶に立った実行委員の伊佐真一沖駐労(沖縄駐留軍労働組合)相談役が、沖縄では何でも反対の左翼組織と思われている軍労働組合の伊佐氏が普天間基地の辺野古移設容認の市民大会の実行委員になっている理由を概略次のように説明した。
「米軍基地で働いていながら『米軍基地撤去』を叫んでいるのは復帰前の全軍労の流れを汲む全駐労(全駐留軍労働組合)であり、沖駐労は復帰後組織された別組織である。
常に赤旗を振る「全駐労」と「沖駐労」はともに米軍基地に勤める労働者の組合でありながら、その根本的違いは「日米安保。日米同盟」を認めるか否かである。
沖駐労が「日米安保」に賛成であるのに対し、全駐労は「米軍基地撤去」が合言葉で自明の通り「日米安保・日米同盟」に反対である。
ただし全駐労の日米安保に対する公式見解は「ノーコメント」だそうである。(爆)
辺野古住民でもある宮城安秀名護市会議員は、これまで取り組んできた「辺野古テント村の実態」をスライドを使って報告し、「辺野古区民が「テント村近辺の海浜を散策等に利用できない」、「支援者の大型バスが長時間駐車し漁民たちの仕事に支障をきたす」「違法な物品販売の実施」さらには夜になると「不純異性行為の現場にもなっている」など辺野古住民が被っている被害の実態を訴えた。
ところが、これまで大城辺野古区長の名で何度も稲嶺名護市長に抗議したが、のらりくらりと返答を濁しているという。
筆者の考えでは辺野古住民がこれだけ「部外者」の狼藉行為に被害を被っているなら警察に被害届を出すのが手っ取り早い解決法だと考えるのだが、宮城議員や大城区長を始とする辺野古の方々は性格が優しいのか、警察沙汰にまではしたくないようである。
当日の宮城議員の報告から多少逸脱するが、心優しき宮城議員に代わって、宮城議員の活動を補足させてもらう。
昨年の11月15日には「テント村」の代表と辺野古区行政委員が撤去について話し合いを持っている。
宮城議員は、筆者の知る限り、これまで7回にわたり市議会でテント村撤去に関し稲嶺市長に質問をしている。
今年の3月に行われた市議会一般質問では、これまでの質問を踏まえ次のような質問をした。
(1)名護市の顧問弁護士「鉄橋は難しい」との答弁だったが、どのようなやり取りがあったのか。
(2)3月2日に区長を中心に30人の区民代表が763人の署名を提出したが、どのように受け止めるのか。
ちなみに上記質問が行われた市議会に稲嶺市長は出席していながら市長自ら答弁に立つことはなく、すべて臨席の「担当者」に代返させていた。
(1)について相変わらず要領を得ない答弁に終始したのに対し、宮城議員が「顧問弁護士はテント村の現地調査をしたうえの判断か」と切り込んだ。
それに対する市側の答弁は驚くべきものであった。
市長が相談した顧問弁護士は、辺野古テント村の実地検証さえすることもなく、何と「テント村の写真」をみて「撤去は困難と判断したと言うのである。
ちなみに現場のテント村までは市役所から車を飛ばせば十数分の所にある。
市側は最初から辺野古住民の被害など念頭になく、違法なテント村の住民を稲嶺市長の支援者だと考えているようだ。
島袋吉和前名護市長は衰退していく北部の振興策として「日米同盟に基づく米軍基地を受け入れること」と強調し、それには自分の16年間関わってきた「辺野古への移設が大前提」述べ、「普天間基地の移設を容認しているのは全国でも辺野古だけ」と強調した。
ここまできて、又吉さんの著書「沖縄に内なる民主主義はあるか」の第5章「普天間飛行場の移設は辺野古しかない」が脳裏を過った。
勿論又吉さんは島袋氏と面識はないし、島袋氏の当日の講演の内容を知る由もない。
島袋前市長は長年の実務経験のなかから「辺野古移設」を容認し、又吉さんは一県民の冷徹な目を通し「辺野古しかない」という結論に達した。
ここで筆者が「辺野古しかない」の理由をくどくど書くより、又吉さんの著書を一読することをお勧めする。
もう一点、実務家の島袋前市長が言及したのは基地反対派が叫ぶ「米軍基地を撤去すれば現在の「何倍も発展する」というのマヤカシ論だ。
これも又吉さんの「沖縄に内なる民主主義はあるか」の第3章で「米軍基地の全面返還が沖縄経済を発展させる」というのは真っ赤な嘘であると詳述してある。
仲村覚沖縄対策本部代表は「テント村と韓国左翼が連携している」驚くべき実態を暴いて注意を喚起した。詳しい内容については沖縄対策本部をご覧下さい。
当日の登壇者として伊藤玲子さん(「建て直そう日本・女性塾」・元鎌倉市議会)や西村幸祐さんが熱弁を振るい大会決議を採択した。
西村さんは40年ぶりの来沖とのことだったが、「沖縄には戦後日本の悪い面が凝縮して現れている」と話し、テント村の活動家たちをみて「昔見た光景と重なった」と述べた。
「平和を守るためには基地は要らない」と叫んでいた昔日の「べ平連」などの市民運動のことだ。
西村さんは「戦後日本の凝縮された悪いこと」は沖縄を基点にぶち破るべきだと強調し、長年米軍の占領下にあった沖縄はそれを叫ぶ権利があると強調し大会は万雷の拍手とともに終了した。
ちなみに途中で祝電の紹介が会ったが中にはこんなのも・・。
「辺野古区民の真実の声を全国に広げる市民集会」の開催に,
お祝いの言葉を申しあげます。
同時に日曜日に予定されていた反オスプレイ「反日左翼集会」が、
神風によって吹き飛ばされてしまったことにも,
お祝いを申しあげます。
新聞が垂れ流す「辺野古移設は地元の反対が強いから不可能」とは真っ赤な嘘です。
ここに集まった皆さんが何よりの証拠です。
沖縄の左翼集団が撒き散らす嘘で固めたプロパガンダを、
皆様の熱気で吹き飛ばしてしまうことを祈ります。
☆
■自費出版の戦い
先ほどメールを確認したら、ヒジャイこと又吉康隆氏さんの『沖縄に内なる民主主義はあるか』が沖縄教販の直売店で販売されるこに決まったそうです。
とりあえず沖縄の書店の店頭に並ぶことになりました。 直販店の場所は追ってお知らせします。
県内のジュンク堂などの大型書店に並ぶまで、当分間ネット註文も受け付けています。
沖縄の出版界から
出版を断られた
問題の書!
これを読めば、
沖縄の見方が変わる!
確かに変わる。
『沖縄に内なる民主主義はあるか』
著者:又吉康隆
出版社:ヒジャイ出版
定価:税込み1575円
目次
第1章 琉球処分は何を処分したか
第2章 命どぅ宝とソテツ地獄
第3章 県議会事務局の米軍基地全面返還したら9155億5千万円経済効果の試算は真っ赤な嘘
第4章 基地経済と交付金の沖縄経済に占める深刻さ
第5章 普天間飛行場の移設は辺野古しかない
第6章 八重山教科書問題は何が問題だったか
ネット販売註文先 ezaki0222@ybb.ne.jp
※受注当日か翌日までには発送可能です。
住所氏名と電話番号を御連絡いただければ、宅急便でご送付いたします。
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代金は【税込み1575円+送料160円】で
代金の振込みは次の郵便貯金口座に振り込んで下さい。
郵便貯金口座以外の銀行から振り込む場合、振り込み手数料が発生するようですので
できるだけゆうちょ銀行から送ってください。
名義人 江崎 孝 (エザキ タカシ)
1人でも多くの方に読んで頂くため、口コミ宣伝を宜しくお願いいたします。
「オスプレイ配備の疑問を解消する講演会」
今や県内が連日オスプレイの話題でヒートアップしている。
そこで、以下のように専門家を招いき、配備の賛否は問わずに、
オスプレイに関する疑問を解消する為の講演と質疑応答の会を設けました。
皆様ふるって御参加下さい。
☆
日時:平成24年8月11日(土) 開演18:30 (開場18:00)
開場:沖縄県立博物館美術館三階講堂
入場料:無料 定員200名 予約優先
お問合せ先:オスプレイの配備について考える県民有志の会
070-5484-4617(にしこり)まで
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