狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

記憶喪失症の八重山毎日!

2014-02-17 06:19:37 | 資料保管庫

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 ■八重山毎日新聞・社説

長選、4年前の対決再び

http://www.y-mainichi.co.jp/news/24189/

2014年01月22日

■攻守所を変えて再戦へ 

 全国から注目された沖縄の今年初の市長選である名護市長選は19日、現職が大勝し、地元市民は日米両政府が押し付ける米軍普天間飛行場の辺野古移設に明確に「ノー」と沖縄の誇りを示した。名護市に続き3月には任期満了に伴う石垣市長選挙が行われる。

 八重山は同市長選に続き9月には石垣市、竹富町、与那国町3市町議会の議員選挙、さらに11月には知事選挙があり、郡民にとって今年は八重山の未来を決める大きな選択の年だ。政治家の皆さんにはわかりやすい明瞭な政策を提示してもらい、私たち有権者も各候補者の政策にしっかりと耳を傾け、誤りのない選択をしたい。

 まず3月2日に投開票が行われる石垣市長選は、昨年暮れに保守与党側から現職の中山義隆氏(46)、革新野党側から前職の大浜長照氏(66)がそれぞれ出馬を表明。今回は4年前の前回と同じ顔合わせで攻守所を変え、現職の中山氏に前職の大浜氏が挑む一騎打ちの構図がほぼ決まった。

 

■争点は中山市政の評価

 しかし従来なら今ごろ活発な選挙戦も今回は両陣営とも動きが鈍い。候補者決定が両陣営とも大幅に遅れ、来月23日の告示まであと1カ月に迫った今なお政策発表もなく、選挙態勢づくりがずれ込んでいることが原因だ。

 ただ事務所開きは双方とも年明け早々に済ませており、政策発表と同時に選挙戦は一気に加速する。

 前回の選挙は5期目を目指した大浜氏の長期政権と多選の弊害が争点となり、世代交代による市政刷新を訴えた新人の中山氏が、約5千票の大差で20年ぶりに保守市政奪還を果たした。

 今回の選挙は、それから4年間の中山市政の評価が最大の争点となる。

 石垣市の経済回復につながった開港プロモーションなど数々の新空港関連活動をはじめ、危険家屋である消防署の仮庁舎への移転、給食センター・食肉センターの新築、新火葬場の来年度以降の着工、建設業界が大きく期待する総額770億円に上る国営土地改良事業着手や預かり保育の全園実施、給食費の一部無料化など中山市政は、ハード・ソフト面で数多くの実績を残した。これを有権者がどう評価するか。

 

■「右傾化」の是非も争点

 さらに中山市政誕生で急速に台頭した「右傾化」を有権者がどう評価するかも今回の争点のひとつだ。

 革新側には「自衛隊配備は与那国の次は恐らく石垣だろう」と安倍政権下でさらに加速する右傾化に危機感は強く、これが難航する人選の中で大浜氏再登板の大きな要因となった。今回の選挙はこうした右傾化の流れを是認するか歯止めをかけるかも問われる。

 前回公明党の支持と、さらに若者層の掘り起こしで大勝した中山氏。以後保守陣営は石垣市で各種選挙に連勝して勢いづいている。これに対し大浜氏は、今回保守の一部を陣営に取り込んで雪辱を期す。カギはこれら保守層や若者層をどれほど取り込めるかだ。

 両陣営には、悲願の新空港開港で回復した経済をさらにどう発展させるかの経済振興策や産業振興策など、明確な対立軸とマニフェストを求めたい。

                                 ☆

石垣市に本社を置く八重山毎日は、沖縄タイムス、琉球新報の2大発狂新聞に勝るとも劣らない極左論調で夙に知られる反日左翼新聞である。

大濱前市長が16年の長期極左政権を謳歌したのも反自衛隊、反米軍を主張する八重山毎日の熱烈支援の賜物であった。

今回の石垣市長選では、石垣市民の最大の関心事である「婦女暴行疑惑」についてはあえて触れず、争点は「中山市政の評価」だとか「中山市政の右傾化」などと争点隠しに懸命である。

四年前の石垣市長選で八重山毎日はどのような社説を書いていたか。

流石の八重山毎日も大濱氏の4期連続当選の大きな基盤になっていた公明党が当時、「婦女暴行疑惑」の説明責任を果たさない大濱氏に対し不信感を持ち大濱氏の支持を止めたことに対し、「元市女性職員のブログ問題が、かつて過去4期も支持してきた公明党離反の要因となっており、これに市民がどういう判断を示すか注目される」と述ていた。(2010年2月24日付 八重山毎日新聞社説)

今回大濱氏は「ブログ告発」について八重山日報の問いについてこう答えている。

記者「ブログ問題は」

大濱氏「あんな事に関心があっては困る

妨害されたので 

 起訴しようとしたが 肝心な現場にいた人が居ないので

 あんな事実ではないので つくり話、デタラメ

 関係ない堂々とやる」

 

これでは有権者に対する説明責任を果たしているとはいえない。

大濱氏はブログ告発に対しては刑事告訴して法廷で決着つけると公言しながら、結局刑事告訴は現在に至るまでなされたいない。

有権者をバカにしているではないか。

 
ブログ発信者を刑事告訴すると息巻いていた現役当時(2009年)の大濱長照前石垣市長。

 

では何故刑事告訴を取りやめたのか。

刑事告訴すると疑惑が事実となって全国民の前に晒されるのを恐れたからだ。

人の噂も何とやらといわれるが、僅か4年間の沈黙で石垣市民への説明責任を免れたと考えているとしたら石垣市民も相当バカにされたものである。

八重山毎日よ、

今回も前回に続いて公明党が大濱支援を止めた理由を問いただし、結局刑事告訴を止めた理由を問いただす責任があるのではないか。

さもなくば、読者を重度の記憶喪失を患っているとバカにしているのではないか。

もっともご本人の八重山毎日が確信犯的に「反戦平和は免罪符」を実行しているか、さもなくば自身が重度の記憶喪失症を患っているのなら、馬の耳に念仏だが・・・・。

 

                      ★

以下は石垣市長婦女暴行疑惑のサルベージ記事です。 

 

この事件に登場する破廉恥ペンギン市長とは、大濱長照前石垣市長のことであり、現職の中山市長のことではない。

 


焦点は「ブログ告発」 石垣市長選

2010-02-26  | 資料保管庫

沖縄タイムス 2010年2月22日

中山・大浜氏の争い 石垣市長選

28日投開票 街頭で第一声

 【石垣】任期満了に伴う石垣市長選は21日告示され、新人で元市議の中山義隆氏(42)=無所属、自民、公明推薦=と、5期目を目指す現職の大浜長照氏(62)=無所属、社民、共産、社大、民主推薦=が立候補を届け出た。28日に投開票される。(略)

                     ◇

21日投票の長崎県知事選挙と町田市長選挙で民主党系候補が敗北した。やはり鳩山・小沢という与党の2トップの「政治と金」疑惑の影響なのだろうか。
 
三日後に迫った石垣市長選挙でも「長崎ショック」が直撃し、5選で20年の長期政権を狙う大浜現市長の命運が尽きるのか。
 
全国の熱い目が沖縄本島のはるか南の島、石垣市の市長選挙に注がれている。 
 
沖縄の一地域である石垣市長選挙に全国の注目が集まるとは少しオーバーだという向きもあるだろう。
 
なるほど、同じ市長選とはいっても、先日行われた名護市長選では普天間基地の移設先という争点で全国の注目を浴びたが、石垣市には全国の注目を浴びるような米軍基地の存在はない。
 
だが、当日記の読者なら今回の市長選の注目点が、通常選挙で争われる「ベテラン候補vs新人候補」でもなければ、「革新候補vs保守候補」という対立構図でもないということを先刻承知のこと。 
 
長期政権を誇る大浜市長が、八重山近海を警備している自衛隊艦船の休養のための石垣寄港に反対したり、既に使用許可済みの市民会館の使用を自衛隊の音楽会だという理由だけで拒否したりする極端な左翼思想の持ち主であるのに対し、一方の中山候補は自衛隊の石垣寄港を感謝の念をもって歓迎するという。この対立構図も一部には興味を引くだろう。 
 
だが、これも全国の熱い視線が注がれるというほどのものではない。
 
■市長選の注目点は「ブログ告発」(婦女暴行疑惑)■
 
では、南の島の市長選の注目点とは一体何か。
 
そう、昨年の10月から年末にかけてネット上を賑わした対する元石垣市職員であるsさんの大浜市長に対する「ブログ告発(婦女暴行疑惑)」である。
 
この件に関しては昨年12月大浜市長が、弁護士同席で「ブログ発信者」を那覇地検に刑事告訴するとの記者会見を開いた。
 
これを報じる地元紙、八重山毎日新聞を引用するとこうなる。


大浜長照市長は19日、官公労職員会館で記者会見し、石垣市の元女性職員が市長から暴行(未遂)を受けたと書き込んだブログ問題について「弁護士が18日午後3時すぎ、那覇地検に告訴状を提出した」と述べ、名誉棄損事件として刑事告訴したことを明らかにした。

大浜市長は「時間的都合から来週早々に受理するということで検事が預かっている」と報告、「法廷の場で事実でないこと、身の潔白を示していきたい」と述べた。

ただ、告訴状の内容や告訴する相手など基本的な事項に関して質問が及ぶと「告訴状は今日の夕方届くことになっている」「今日は申し上げられない」「この場では差し控えたい」と言及を避けるなど、今週中に告訴、受理されると議会で答弁した約束を履行した、という事実を示すだけの会見内容となった。
会見には仲山忠亨後援会長、与党6人が同席した。那覇地検に告訴状を提出したと発表する大浜長照市長
 
 
http://www.y-mainichi.co.jp/news/15068/<map id="map_66p594x5" name="map_66p594x5"> </map> 
 
 
あれから既に2ヶ月以上経過した現在、被告の「ブログ発信者」に対する那覇地検の事情聴取や参考人聴取の話は筆者の耳には聞こえてこない。
 
市長本人はブログ告発を「事実無根」だと主張し、詳細は法廷で明らかにするとしているが、一般市民ならともかく、選挙で選ばれた公人としての大浜市長にこの主張は許されない。 
 
市議会や市長会見という公的場で弁明、釈明の機会のある市長は、少なくとも「事実無根」なら、法廷とは別に石垣市民に対してきちんと説明をすることが市長としての責務ではないのか。
 
そもそも「事実無根」なら告発以来二ヶ月も経過してからの記者会見も不可解だが、上記写真でも分かるように仰々しく弁護士を3人も立てて多くの仲間を従えての会見も不可解である。
 
市長が言うように、「ブログ告発」が「心科に通院する女性」による事実無根の一方的中傷であるなら、あのような集団を従えての会見ではなくとも権力者の市長一人で対処しても充分ではなかったのか。
 
それに地元紙以外のマスコミは会場から閉め出しての会見も疑念を呼ぶ。
 
那覇地検への刑事告訴にしても市議会で「事実無根なら何故即刻告訴しないのか」と野党議員に詰め寄られた結果、アリバイ作りのためやむなく告訴に踏み切ったというのが実情ではないのか。
 
それを示すような映像がある。 大浜市長が「刑事告訴する」と言質をとられる石垣市議会のシーンを「動画」でご覧下さい。

石垣市長ブログ問題 市議会質問1

 
 
 
 
 
 
映像の中で、仲間議員が市長からsさんに支払われた50万円の意味を問われた大浜市長は、「この点は裁判の重要部分なので弁護士に発言を止められている」(要旨)として説明を避けている。
 
だが、告発者への金銭の支払いがウソであるなら、「事実無根」と一言否定すれば済むことで、何も弁護士云々する問題ではない。
 
「弁護士から止めている云々」で説明しないのでは、「事件」に対する口止め料か何かの金だと疑われても仕方がない。 
 
そもそも50万円もの大金を市長が何の関係もない市職員に何の理由もなく支払うことが不可解なのだから。
 
今回の石垣市長選の注目点は「グログ告発」を石垣市民がどう受け取るかであるが、筆者の知る限り沖縄タイムス、琉球新報はあえてこの核心部分に触れようとしない。
 
そんな中で八重山毎日新聞が社説で「ブログ告発」に触れているので該当部分を抜粋し引用する。
  

2010年2月24日付 八重山毎日新聞社説

石垣市の未来、誰に託すか

市政の刷新か継承か、迫る選択のとき

■ラストスパート
 石垣市の最大の政治決戦である任期満了に伴う市長選挙は、前市議で新人の中山義隆氏(42)=自民、公明推薦=と、過去最多の5期目を目指す現職の大浜長照氏(62)=民主、共産、社民、社大推薦=の一騎打ちの争いとなり、両陣営は28日の投開票に向けて早くもラストスパートに入った。

(略)

■鮮明な対立軸
 今回の選挙では、中山氏が「日本一幸せあふれる石垣市」づくりをテーマに掲げ、長期政権によるスピード感のない市政のマンネリ化を批判しているのに対し、大浜氏は社会安定度日本一などの実績をアピールして市政継続で「市民協働のまちづくり」を強調。長期政権と多選をめぐる対立は鮮明だ。

 確かに長期政権のよしあしはそこの市民が評価するもの。しかしこの問題と元市女性職員のブログ問題が、かつて過去4期も支持してきた公明党離反の要因となっており、これに市民がどういう判断を示すか注目される。
 一方、中山氏は、自衛隊や米艦船の石垣寄港などへの対応で大浜陣営から批判されているが、これも両候補の対立軸の一つといえるだろう。(略)

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