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ボクシングなどの格闘技で、強力なアッパーのKOパンチ一発で相手をノックアウトすれば気持ちのいいもの。
だがノックアウトに拘ると、空振りで逆に相手のパンチを食らうリスクもある。
その点ボディへの連打は一見地味ではあるが徐々にダメージが効いてきて、そのうち相手の動きが止まりノックアウトできるチャンスもある。
現在韓国が日本を攻撃し続けている「慰安婦問題」で、安倍首相が「河野談話」を撤回しさえすれば、慰安婦問題の根拠が崩れ、この問題が一気に解決する可能性はある。
日本のノックアウト勝である。
その一方で、韓国側が世界に撒き散らした嘘の情報を根拠に「慰安婦の像」が各地に建立されている現状で、安倍政権がいきなり政府見解である「河野談話」を撤回したら、理屈を度外視した日本バッシングが世界中で起きるリスクもある。
あの「橋下発言」のように。
そこで安倍政権は「撤回」というKOパンチの代わりに「検証」というボディブローの連打で、最終的には相手をじわじわと追い詰める作戦を選んだ。
「河野談話」を引き継いだままの「検証」なら世界の世論が感情的に日本バッシングはしないと予測したからだ。
野次馬根性丸出しの世界の目は、「検証」によって次々と明らかにされる「河野談話」の実像を興味を持って見守ることになる。
そこで一番困るのは韓国だ。
「検証」により明らかにされる「河野談話」の真相が、それこそボディブローのように韓国側にダメージを与え、最後にはノックアウト勝ちの可能さえある。
これに関連し、朝鮮日報社説を紹介してくださった読者のウチナー鬼女さんからコメントを頂いたので紹介する。
安倍総理が「河野談話」を撤回しないが「検証」するといった事にもどかしさを感じていたものですが、意外とというか、相当にGJかもしれないと思う記事があります。確かに「撤回」すれば隣国は炎上どころか爆発するでしょうし、国内反日勢力もこれを機に「安倍政権打倒」を加速させる事は日を見るより明らか。しかし、「検証」となると日本がどんだけ韓国に「配慮」したか、逆に韓国が日本にどんだけ「圧力」をかけてきたのかが明らかになります。そしてその過程と結果を全世界に発信すれば…( ̄∀ ̄)
やることなすことエグすぎる第二次安倍内閣でした(^_^)v
↓
安倍首相の「ボディーブロー作戦」に真っ先に悲鳴を上げたのが朝鮮日報。
社説で次のように喚いている。
記事入力 : 2014/06/17 09:09
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
【社説】河野談話を検証するなら談話を取り消せ
日本の安倍内閣はこれまで「河野談話」の検証を進めてきたが、その結果が今週末にも発表される予定だという。1993年に18カ月かけて調査を行い、当時の河野洋平・官房長官が発表したこの談話で、日本政府は初めて慰安婦を強制的に動員した事実を認めた。河野談話はかつての日本によるアジア侵略および植民地支配全般について謝罪した村山談話と共に、これまで20年間にわたり韓日関係を支えてきた二つの大きな軸のうちの一つだった。ところが安倍内閣は2012年12月に発足した直後から、機会あるたびに河野談話の根本的な趣旨を覆そうとしてきた。しかも今年に入ってからは談話が発表されるまでのプロセスについても検証すると表明していた。
日本のメディア各社は「河野談話は韓日間における政治交渉の産物」という趣旨の内容が含まれそうだと報じている。例えば河野談話の中の「慰安所は当時の日本軍の要請によって設置されたもの」という文言のうち、「要請」という表現は本来「意向」だったが、韓国側がこれを「指示」とするよう求め、最終的に「要請」という形で落ち着いたという。また日本政府が談話を作成する際に韓国人の元慰安婦16人から聞き取り調査を行ったことについても、「韓国側の要請を受けて実現した」という内容が含まれる可能性があるという。つまり河野談話は客観的・歴史的調査に基づくものではなく、韓日間の政治交渉あるいは韓国側の圧力により生み出されたものと言いたいようだ。
韓国政府は当時の資料に関する調査に協力はしたが、妥協を求めることや、文言についての話し合いを行ったことはなかったと反論している。仮に日本の主張通り両国の実務担当者の間で部分的な協議があったにしても、重要なのは、外交交渉の課程で常に行われる実務者間協議の内容までほじくり返し、河野談話の根本的な内容を覆そうとする安倍内閣の意図だ。安倍内閣は今回、河野談話の検証結果を発表することを通じ、慰安婦動員の強制性を認めている日本政府の公式の立場を覆す意図があるのだ。慰安婦問題は世界メディアの怒りを呼び起こした代表的な事案だ。そのため今回の検証結果の発表により、日本政府は今の追い込まれた状況から逃れようとしているのだ。
韓国と日本は現在、米国の仲裁によって対話に向けた環境を少しずつ造成し始めている。ところが安倍内閣が河野談話作成過程における外交交渉の内容まで自分勝手に解釈し、その結果を一方的に公表するのであれば、韓日間の外交関係について事実上の断絶を宣言するようなものだ。今回の検証結果発表は日本自ら韓日間の外交が成立する基盤を否定する形になるからだ。日本は河野談話の検証結果が韓日両国の外交関係を後戻りできない破局に追い込む危険性があるという事実を忘れてはならない。この結果、韓米日3カ国による安全保障体制まで崩壊する結果を招いてしまえば、その責任は全面的に安倍内閣にある。
☆
ボディーブローの連打によるダメージを恐れた朝鮮日報の逆切れには笑わせてくれる。
「河野談話」の「検証」で動きが取れなくなるのが怖いんのだろう
【動画】2013-06.02 田原総一朗×ケビン・メア×片山さつき×池田信夫「日韓の歴史問題 慰安婦」-1
【おまけ】
筆者は「橋下発言」当時から既に橋下徹氏に対し三行半を突きつけていたが、この度「日本真性保守党」を旗揚げした田母神俊雄氏も「橋下徹さんは真の保守ではありませんでした」と明確に発言している。
■御知らせ■
日本と台湾は運命共同体、沖縄はその絆の中心たれ!
黄文雄先生の講演会があります、学生以下無料です。
若い世代にも是非聞いて頂きたい内容です。
日時:6月21日(土)開演18時30分(開場18時)
会場:沖縄県立博物館美術館 講堂
会費:500円(学生以下無料)
講演者:黄 文雄氏
演題:自由アジアの生命線、日本と台湾の絆は慰霊碑建立から
第四回「島守・防人に感謝する集い」、「殉国沖縄学徒顕彰六十九年祭」
【日 時】平成26年6月23日(月) 13:30~
【ところ】沖縄県護国神社 大ホール、社殿
※参加費無料(カンパ大歓迎でございます。)
沖縄戦は壮絶を極めましたが、鉄血勤皇隊や通信隊、また、ひめゆりなどの学徒看護隊は家族と郷土を守るべく、自らの意志で沖縄戦を戦ったのであり、その思いを無視することこそが、戦争の歴史の風化へとつながると思います。
集団的自衛権行使が容認されれば、「戦争する国になる」、「沖縄戦の悲惨さが繰り返される」等と、現在の問題と短絡的に結び付けたり、イデオロギーに囚われた目で見るのではなく、壮絶を極めた沖縄戦の事実や、学徒隊の方々の思いをありのままに記憶することが大事ではないでしょうか?
慰霊の日に、我々沖縄の大学生で、沖縄戦を戦われた学徒の方々に「鎮魂と敬いの心」を捧げる顕彰祭を行います。お気軽にご参加くださいませ。
【主催】琉球大学公認サークル「沖縄から日本を考える学生の会」(実行委員長:琉球大学3年 野田拓志)
【お問い合わせ】070-5279-1139(部長:外間) new.okinawa.proud.japan@gmail.com
天皇陛下奉迎沖縄県実行委員会からの御知らせ
天皇陛下、皇后陛下のご来県が今月26日(木)、27日(金)に予定されています。
昭和19年8月22日の学童疎開船「対馬丸」の事件より70年を迎える本年、那覇市若狭の「小桜の塔(対馬丸慰霊碑)」と「対馬丸記念館」を慰霊の為ご訪問されます。
下の予定表をご参考に、出来る限りご参加くださいませ!!
6月26日(木)
集合時間
13:00 那覇空港国際線ターミナルビル1階(ANA側)
13:30 安次嶺交差点、赤嶺交差点、瀬長交差点
13:40 西崎球場前、JAファーマーズ前、糸満市役所前
13:50 平和記念公園中央口(入り口付近)
14:10 平和記念公園中央口(入口付近)
14:20 西崎球場前、JAファーマーズ前、糸満市役所前
14:30 豊崎にじ公園の向かい側
14:35 瀬長交差点
14:40 沖縄産業支援センター前
14:45 明治橋交差点~旭橋交差点間の歩道(琉球銀行側)
6月27日(金)
集合時間
9:30 松山公園前(那覇商業高校付近)
9:30 若狭中通り(「味の店三郎」側)
9:35 波之上自動車学校前
11:20 久米交差点(若狭大通りの公園側)
11:20 松山公園前(那覇商業高校付近)
13:00 県民広場(県庁前の広場)前の歩道
13:00 明治橋交差点~旭橋交差点間の歩道(県庁側)
13:05 産業支援センターの向かい側
13:15 那覇空港国内線ターミナルビル1階(ANA側)