今年は君子蘭が長持ちしていたような気がします。でもそろそろ花が落ちはじめています。 真ん中辺りで咲いていた花が落ちています。

ガクというのかな? 花が無くなった部分が見えています。

ボロボロになったハイポニカを修繕したり補強したりとやって来ましたが、もうほとんどハイポニカの容器しか使っていない状態までになりました。
今年はシンプルにやるので、簡単に組み立てました。液槽とポンプの間に仕切りが出来るようになっていたので、ゴミが来ないようにネットで仕切りました。

で、こんな風に水中ポンプで上槽に溶液を上げるだけのシンプル構造にしました。簡単に作ったベニアのフタをしておきます。

根が張る上槽は昨年と同じシステムにしました。パイプから出てくる溶液が根に向けて掛かるようにしています。
液量がわからないから面倒だなぁ〜と思ったら、ベニアのフタを取るとメモリがあったので簡単に溶液の量を把握出来ます。

だから、こんなウキは要らないのね。

しばらく空運転しておきます。
昨年上手く栽培出来なかった「社頭の秋」を再度挑戦します。昨年微量ながら採種した種子は東京あさがお会にすべて寄贈したので手元にありませんでした。しかし、これは講習会の時に頂いた小鉢から採種した種子が3個だけあったので、これを使おうと思います。

播種用土は、この砂と

バーミキュライトの微塵を1対1で配合した物を使います。

トレーの表面から15ミリの所まで播種用土を入れます。

こんな感じですね。

種子は種苗会社の種子と違って、薬品処理していないので、芽切りという作業をします。種子の表皮の一部をほんの少し欠き取ります。こうすると芽切りの部分から水を吸って発芽のスイッチがはいります。

芽切りした種子をトレーに伏せます。種子と表土が同じ高さになれば、覆土は15ミリになります。

覆土したら水を与えますが、ジョウロではなく、スプレーでやさしく与えます。

今回は少量なので、鉢皿に水を入れると、播種用土が底から吸ってくれます。十分に湿るまで待ってから

最終的には鉢皿に水が残らないようにアクアリウム用のピペットで吸い取り捨てます。
保温のために箱を被せておきます。暖かいと3日くらいで発芽しますが、まだ時期が早いのでゆっくりになると思います。
普通は5月の中旬あたりに播種するのが普通なので、あわてて種子をまかないようにしてください。
今日も大気の状態が不安定で散歩に行こうと思いましたがやめました。 こんな青空なら行けば良かったなぁ〜