東映チャンネル、何気にハマっている訳ですが・・・。
4月は優作さんの特集的なものをやるようで、
【松田優作スペシャル】(日程は東映チャンネルHPにてご確認ください)
蘇える優作~「探偵物語」特別篇
暴力教室
俺達に墓はない
ア・ホーマンス
死の断崖
華麗なる追跡(1989)
探偵物語(TV)
『探偵物語』の初HD化レギュラー放送(現在、オリジナルのプレ予告編が流れています。)
太陽ファンには『華麗なる追跡』は外せないところだと思います。
岡田さんと優作さんが最後に組んだ作品であり、優作さんとしては奇しくも日テレアクションファンに対する最期の挨拶になった忘れられないプログラムです。
●ところで、ハマっているといえば『警視庁物語』
今回は1964年度の2本でこれでおしまい。寂しいやら・・・。
最後までモノクロ映画だった・・・。
レギュラーは太田刑事が去り、今までゲストで犯人・容疑者・地方刑事とセミレギュラー的に出演してきた今井健二氏が三田村刑事として最若手として登場します。
マンスリー刑事の北川を差し置いて(^_^;)結構な活躍を見せます。
逆に長田部長の出番が「七人の刑事」出演の為か、若干減っている感じが・・・その代わりに「主任さん」が比較的外に出張ります・・・というか初めて「戸川警部」ということが判明。松本克平氏の捜査課長も連投。
なお、「戸川班」詰所の正式名称は「7号調べ室」との事。
そういえば好漢・金子刑事は渡辺刑事から「ネコさん」と呼ばれてましたが・・・(^_^;)
警視庁物語(23) 自供
行李づめの死体が発見、被害者は私設馬券売り男で満洲からの引揚者。元内縁の妻とは満州で別れたが、最近偶然再会し、その家へ時々顔を出しているという。女は娘と暮していたが、娘は男のことで女と衝突し家出。女は里江は捜査本部に出頭して殺しを自供するのだが…。
という内容。戦中の混乱の中から生まれた親子関係に女を棄てた男が絡むという何とも辛口な主題ですが、やっぱりオリンピック当時の日本を鋭く描いているというか、逆に言うと戦後も20年近くになってきた時世なので戦中描写も描かれるタイミングにやっとなったんだなぁ・・・と。
警視庁物語(24) 行方不明
捜査課長からの肝入り事件。大和皮革の技師2人が突然行方不明に。技師主任とエリートはその夜残業をしており、現場から血液反応が認められた。主任は専門学校卒で最近妻と別れたという。一方エリートは大学卒で会社からイタリアに留学、上役令嬢との縁談が決まっていた。そんなことから日頃エリートは主任のねたみを受けていたが・・・。
酸で死体を溶かすとか、何気にグロな部分もあったりしますが・・・。
やたら戸川主任が自らを名乗ったりするのも見どころ?
と言うよりも、エリート技師(中野誠也氏)が実は・・・と言う部分の方が興味深かったりします。
これらの公開の後に、NET(現:テレビ朝日)にて1967年1月よりTV番組として放送され、その後4月より『刑事さん』として新作が放送されたようですが、1クール、2シーズンで終了したようです。
神田隆氏、花澤徳衛氏、山本燐一氏、松本克平氏は続投したようです。
スピード感は無いものの、レギュラー各々に味があるメンバーだったのでもっと観たい気が・・・。
●放送再開した『特別機動捜査隊』。
立石班に松山刑事が登場したころからの放送で、1966年。
仲原監察医も上田鑑識課員も登場してますね。
当時の世相が色濃く出ていながら、まあそれほど人間的には現代と変わんないなぁ・・・と。
捜査車両はセドリック130系2台で1台は後に白パト化されるプラモデル化されたもの。
題字はまだ彫氏ではなく、音楽は恐らく小林亜星氏が最初に手掛けたGS調テーマですが、ミュージックファイルに収録されているバージョンより演奏が当時のGSっぽくラフな感じです。(EDも若干違う)ただ、BGMについては#450までのものと基本的には変わらないようです。
なので、カラー版からモノクロ版を逆に観てしまうと違和感がちょっとあったりして・・・(^_^;)
待機室は初期とは違いますが、400話台とも違う感じで、少々狭苦しいながらも古臭くはない感じ。
私が観た400話台前半よりは長さんが饒舌(^_^;)、そしてマキさんが痩せている(^_^;)。
そして夏ということで、主任以外はYシャツ姿(外回りでも)。
第238話 深夜の銃声(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・岩井田刑事)
*クレジットにモモさんはあるものの出演なし。よって4名体制。
*係長は眼鏡無し。
*占い師が殺され、巻き添えにTVディレクターまで撃たれる。今井健二氏が熱血TVマンとしてゲスト。
*長さんの先輩・元部長刑事で占い師が発見者として登場。
*発砲シーンあり。
*マキさんのおでん食いながらの聞き込みは個人的にツボでした・・・(^_^;)
第249話 乾いた海(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)
*松山刑事登場。資料によると#239に松原光二氏が出演したことになっているのでその回が初登場?
*いきなり江の島海水浴場で戯れの長さん(!)と松山。長さんの泳ぎは犬かきで、松山はクロール。
*桜田商事の二人は事件で呼び出される。。。松山は陸上をやっていたとのこと。
*女美容師が殺され、その周辺に秘密クラブやら娘やら若い男やら、マダムキラーやら(^_^;)
*GS全盛期というのが解る映像満載。
*宮口二郎氏がチョイ役でマダムキラー。
*岡崎二朗氏は真犯人のマダムキラー(^_^;)
*係長の取調べは結構的を得ている。
*松山は潜入も得意としてるようで、主任にも意見出来る存在。
第251話 終電車の女(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)
*電車を使ったトリックと、過去の事件の交差と、身内を殺す犯罪未遂と・・・結構入り組んでいます。
*この頃の係長は結構捜査会議に参加してたようで。
*そのトリックに一つ一つ挑んでいく特捜隊。
*ただその電車でのトリックは今では出来ないこともあったり。
*新田鑑識課員登場。
第252話 雷雨(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)
*建売住宅(?)の御近所で起きる不倫話と思いきや、殺された作家がゴーストライターで・・・という展開。
*松山は父の法事で途中参加で、その近所で顔が割れていないことから化粧品のセールスマンに化ける。モモさん曰く「松山くんは女性にモテる」
*後の石原刑事は近所のマセガキ(^_^;)として登場。
*真犯人の有名作家に大村文武氏・・・立石主任との競演だと、いつ訛るんだ?と見てしまう。。。。
ところで・・・。
昨日から、西部署や七曲署も含め、神田隆氏、花澤徳衛氏、大村文武氏を何度も見かけている(^_^;)。
それにしても特捜隊のモノクロ時代の欠番が多いですが、カラー版の現存率と比較すると単に「古いから劣化してダメになった」だけではない感じがします。
1975年あたりからモノクロ作品の放送が激減したため、文字通り「お蔵入り」になって人の手に触れることなくカビちゃったのではないかと・・・。
ぼちぼちモノクロ版が再び放送されだしたのは多分1990年代に入ってからだと思いますし、テレビ番組の発掘もそれぐらいからだったんじゃないかと。
それこそ太陽本放送時辺りは外国映画含めてモノクロ作品の放送はまさに「稀」で、個人的にスポット的放送ではなくレギュラーの再放送を始めて観たのが『ウルトラQ』の再放送だったように記憶しています。
それだけ長いこと需要のなかったモノクロ作品ですから・・・。
まあ、カラー作品が殆どになった70年代後半では再放送ソフトでもほぼカラーのものが揃っていたわけですから、あの頃の「新しいものは良い」という風潮の中ではモノクロ映像というのはただ古いだけだったというのは当然のことだとは思います。
そんな風潮と似た感じなのがクルマの運転席&助手席のドアの三角窓。
これも1972年あたりでほぼ絶滅してしまいましたが、1970年代後半は三角窓がついているということだけで古いというレッテルが付けられて、中古車市場では不人気だったと聞いています。なので積極的にツブされたと。
逆に早くから三角窓を廃止した(全体または一部)、ブルーバードの510系や50系後期のクラウンの現存率が高かったのは、この辺りも影響していたかもしれません。
4月は優作さんの特集的なものをやるようで、
【松田優作スペシャル】(日程は東映チャンネルHPにてご確認ください)
蘇える優作~「探偵物語」特別篇
暴力教室
俺達に墓はない
ア・ホーマンス
死の断崖
華麗なる追跡(1989)
探偵物語(TV)
『探偵物語』の初HD化レギュラー放送(現在、オリジナルのプレ予告編が流れています。)
太陽ファンには『華麗なる追跡』は外せないところだと思います。
岡田さんと優作さんが最後に組んだ作品であり、優作さんとしては奇しくも日テレアクションファンに対する最期の挨拶になった忘れられないプログラムです。
●ところで、ハマっているといえば『警視庁物語』
今回は1964年度の2本でこれでおしまい。寂しいやら・・・。
最後までモノクロ映画だった・・・。
レギュラーは太田刑事が去り、今までゲストで犯人・容疑者・地方刑事とセミレギュラー的に出演してきた今井健二氏が三田村刑事として最若手として登場します。
マンスリー刑事の北川を差し置いて(^_^;)結構な活躍を見せます。
逆に長田部長の出番が「七人の刑事」出演の為か、若干減っている感じが・・・その代わりに「主任さん」が比較的外に出張ります・・・というか初めて「戸川警部」ということが判明。松本克平氏の捜査課長も連投。
なお、「戸川班」詰所の正式名称は「7号調べ室」との事。
そういえば好漢・金子刑事は渡辺刑事から「ネコさん」と呼ばれてましたが・・・(^_^;)
警視庁物語(23) 自供
行李づめの死体が発見、被害者は私設馬券売り男で満洲からの引揚者。元内縁の妻とは満州で別れたが、最近偶然再会し、その家へ時々顔を出しているという。女は娘と暮していたが、娘は男のことで女と衝突し家出。女は里江は捜査本部に出頭して殺しを自供するのだが…。
という内容。戦中の混乱の中から生まれた親子関係に女を棄てた男が絡むという何とも辛口な主題ですが、やっぱりオリンピック当時の日本を鋭く描いているというか、逆に言うと戦後も20年近くになってきた時世なので戦中描写も描かれるタイミングにやっとなったんだなぁ・・・と。
警視庁物語(24) 行方不明
捜査課長からの肝入り事件。大和皮革の技師2人が突然行方不明に。技師主任とエリートはその夜残業をしており、現場から血液反応が認められた。主任は専門学校卒で最近妻と別れたという。一方エリートは大学卒で会社からイタリアに留学、上役令嬢との縁談が決まっていた。そんなことから日頃エリートは主任のねたみを受けていたが・・・。
酸で死体を溶かすとか、何気にグロな部分もあったりしますが・・・。
やたら戸川主任が自らを名乗ったりするのも見どころ?
と言うよりも、エリート技師(中野誠也氏)が実は・・・と言う部分の方が興味深かったりします。
これらの公開の後に、NET(現:テレビ朝日)にて1967年1月よりTV番組として放送され、その後4月より『刑事さん』として新作が放送されたようですが、1クール、2シーズンで終了したようです。
神田隆氏、花澤徳衛氏、山本燐一氏、松本克平氏は続投したようです。
スピード感は無いものの、レギュラー各々に味があるメンバーだったのでもっと観たい気が・・・。
●放送再開した『特別機動捜査隊』。
立石班に松山刑事が登場したころからの放送で、1966年。
仲原監察医も上田鑑識課員も登場してますね。
当時の世相が色濃く出ていながら、まあそれほど人間的には現代と変わんないなぁ・・・と。
捜査車両はセドリック130系2台で1台は後に白パト化されるプラモデル化されたもの。
題字はまだ彫氏ではなく、音楽は恐らく小林亜星氏が最初に手掛けたGS調テーマですが、ミュージックファイルに収録されているバージョンより演奏が当時のGSっぽくラフな感じです。(EDも若干違う)ただ、BGMについては#450までのものと基本的には変わらないようです。
なので、カラー版からモノクロ版を逆に観てしまうと違和感がちょっとあったりして・・・(^_^;)
待機室は初期とは違いますが、400話台とも違う感じで、少々狭苦しいながらも古臭くはない感じ。
私が観た400話台前半よりは長さんが饒舌(^_^;)、そしてマキさんが痩せている(^_^;)。
そして夏ということで、主任以外はYシャツ姿(外回りでも)。
第238話 深夜の銃声(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・岩井田刑事)
*クレジットにモモさんはあるものの出演なし。よって4名体制。
*係長は眼鏡無し。
*占い師が殺され、巻き添えにTVディレクターまで撃たれる。今井健二氏が熱血TVマンとしてゲスト。
*長さんの先輩・元部長刑事で占い師が発見者として登場。
*発砲シーンあり。
*マキさんのおでん食いながらの聞き込みは個人的にツボでした・・・(^_^;)
第249話 乾いた海(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)
*松山刑事登場。資料によると#239に松原光二氏が出演したことになっているのでその回が初登場?
*いきなり江の島海水浴場で戯れの長さん(!)と松山。長さんの泳ぎは犬かきで、松山はクロール。
*桜田商事の二人は事件で呼び出される。。。松山は陸上をやっていたとのこと。
*女美容師が殺され、その周辺に秘密クラブやら娘やら若い男やら、マダムキラーやら(^_^;)
*GS全盛期というのが解る映像満載。
*宮口二郎氏がチョイ役でマダムキラー。
*岡崎二朗氏は真犯人のマダムキラー(^_^;)
*係長の取調べは結構的を得ている。
*松山は潜入も得意としてるようで、主任にも意見出来る存在。
第251話 終電車の女(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)
*電車を使ったトリックと、過去の事件の交差と、身内を殺す犯罪未遂と・・・結構入り組んでいます。
*この頃の係長は結構捜査会議に参加してたようで。
*そのトリックに一つ一つ挑んでいく特捜隊。
*ただその電車でのトリックは今では出来ないこともあったり。
*新田鑑識課員登場。
第252話 雷雨(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)
*建売住宅(?)の御近所で起きる不倫話と思いきや、殺された作家がゴーストライターで・・・という展開。
*松山は父の法事で途中参加で、その近所で顔が割れていないことから化粧品のセールスマンに化ける。モモさん曰く「松山くんは女性にモテる」
*後の石原刑事は近所のマセガキ(^_^;)として登場。
*真犯人の有名作家に大村文武氏・・・立石主任との競演だと、いつ訛るんだ?と見てしまう。。。。
ところで・・・。
昨日から、西部署や七曲署も含め、神田隆氏、花澤徳衛氏、大村文武氏を何度も見かけている(^_^;)。
それにしても特捜隊のモノクロ時代の欠番が多いですが、カラー版の現存率と比較すると単に「古いから劣化してダメになった」だけではない感じがします。
1975年あたりからモノクロ作品の放送が激減したため、文字通り「お蔵入り」になって人の手に触れることなくカビちゃったのではないかと・・・。
ぼちぼちモノクロ版が再び放送されだしたのは多分1990年代に入ってからだと思いますし、テレビ番組の発掘もそれぐらいからだったんじゃないかと。
それこそ太陽本放送時辺りは外国映画含めてモノクロ作品の放送はまさに「稀」で、個人的にスポット的放送ではなくレギュラーの再放送を始めて観たのが『ウルトラQ』の再放送だったように記憶しています。
それだけ長いこと需要のなかったモノクロ作品ですから・・・。
まあ、カラー作品が殆どになった70年代後半では再放送ソフトでもほぼカラーのものが揃っていたわけですから、あの頃の「新しいものは良い」という風潮の中ではモノクロ映像というのはただ古いだけだったというのは当然のことだとは思います。
そんな風潮と似た感じなのがクルマの運転席&助手席のドアの三角窓。
これも1972年あたりでほぼ絶滅してしまいましたが、1970年代後半は三角窓がついているということだけで古いというレッテルが付けられて、中古車市場では不人気だったと聞いています。なので積極的にツブされたと。
逆に早くから三角窓を廃止した(全体または一部)、ブルーバードの510系や50系後期のクラウンの現存率が高かったのは、この辺りも影響していたかもしれません。